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インタークラー改良

インタークーラー内部の効率の悪い部分をスムーズに空気が流れるように改良しました.エンジンレスポンスは良くなった.

純正インタークーラーを改良

他の先人たちが、GDB STIのインタークラーの効率の悪い部分を指摘している通り、インタークラーのタンク部分から冷却のために空気が通る管の部分がタンク側に飛び出しているために、空気がスムーズに通らないのは誰の目から見ても明らかなところだ。

アルミパイプはホームセンターで購入

先人たちが行ったことのコピーであるが、ここは素直に習って作業に入る。
Φ5mm、長さ1mのアルミパイプを2本購入し6.5mmだったかなに写真のように切る。
穴と穴の間のところにアルミパイプを接着剤で固定しながら空気の暢はみ出たパイプを広げながらファンネル形状にする。
実はこの前に、インタークーラーをエンジンルームから取り外し、吸入側のかしめを丁寧に外さなければならないのだけど。
全部の間にアルミパイプを入れると1mのアルミパイプは2本では微妙に足りなかったので、余裕を持って3本購入した方が良いだろう。

アルミパイプの固定方法

下の写真のようにアルミパイプを固定する。
次に空気が暢パイプの部分を広げて空気の通り道を大きくする。
ラッパの形状にすることで広い範囲から空気が取り込めるので、まっすぐなままよりも効率が良くなることは、誰でも理解できそうだ。
空気が通るパイプの中には薄いアルミのフィンがあるのだけど、フィンまでの奥行きが各々異なっていたので、すべての部分をファンネル形状にすることはできなかったことを記しておく。
それを知らずにファンネル形状に広げようとしたので、コアを少しつぶしたところもある。(よく確認しろよ!)
すべての部分を加工し終わるったら、タンクの部分を閉じてカシメ直しておしまいだ。



作業自体は、簡単だとは言えないので、時間が充分にある時にした方が良いと思う。
適当に加工したので、満足度は低いけれど。


試運転

作業が終わってから、車の状態を把握するために少し走らせてみると、あまり変化がないように感じる。
だけど、後日少し峠道を走らせてみると、何ということでしょう?
4000rpm以上はノーマルマフラーにも関わらず、トルクが盛り上がり、アクセルを踏むのが楽しくなっていました。
結構いい加減な加工だったけれど、十分に効果はあります。
吸入の抵抗が少なくなってタービンがよく回るようになったのだろうと予想できるけど、思っていた以上に効果があると感じている。
吸気温度は下がらないのでパワー自体は大きく上がらないと他のサイトでは記されていたけれど、自分にはブーストがアクセル操作にこれまでよりも敏感に反応するように感じる。
結果、運転が面白い。

空気の流れを考慮してさらに改善してみる



後日、インタークーラーのカシメが弱かったために、少しエアが漏れているようで、インタークーラーの運転席側が少し汚れていることに気がついた。もっとしっかりと作業をすればよかったのにと後悔したけど。せっかく、やり直すのだから、前回よりも少しでも効率が高まるように考えた。



より、ファンネル効果が高まりスムーズに空気が抜けるように写真のように加工しなおした。そして、今度はインタークーラーを丁寧に充分にカシメて空気が漏れないようにした。

この、インタークーラーの加工は思っていた以上に効果があり、ビックリしている。マフラーとフロントパイプは完璧にノーマル純正としているので、アクセルを踏んでももっさりとした加速だったけど、この加工をしたら、アクセルと加速が同期するよになってきた。フロントパイプとマフラーの抜けをよくすると、確かに大幅にパワーアップするけれど、排気音が大きくなるので周りに気を使うが、この加工は、重箱の隅をつつくようなノーマルの良いところを最大限伸ばすと言える。少し感動している。この機会に、コトスポーツのブローオフバルブを純正に戻すことにした。

ノーマルブローオフバルブのコトスポーツ化に改良

エンジンルームの見た目を完璧に純正風にしたかったのだ。ノーマルのブローオフバルブは、穴をイモネジで塞ぎ、小さな穴を外に開ける、先人たちが行った加工を行った。よく見るとコトスポーツのブローオフバルブも同様の内容となっている。

ブローオフバルブのことについて調べてみると、スロットルバルブが閉じるとタービンで圧縮した空気の圧力が高まり、タービンに負担をかけると同時にインタークーラーにも多大な圧力がかかる。スロットルバルブのエンジン側の負圧を使って圧力を逃がしてやるようだ。

ボロンスプレーで冷却効果を上げる



インタークーラー内部の圧力損失が少なくなるとインタークーラー内の速く空気が流れが加速されると、反対に冷却が少なくなるので空気の密度は低くなるそうだ。
そこで、レースでも使われているらしい手法でボロンナイトライドをインタークーラーに塗布することで冷却効率を上げることにした。
今回は、BNスプレーと呼ばれる、耐熱温度800度の潤滑塗布剤をスプレーしてみた。



インタークーラーを外して、内部に入らないようにマスキングを施す。
インタークーラー表面のSTIの文字もマスキングしてみた。



ボロンナイトライド(BNスプレー)をコアを中心にスプレーする。
圧縮空気が通過する部分などインタークーラー全体をスプレーしてみたが、塗装面がそんなに強力では無さそうなので、コアのみのほうが良かったかもと少し後悔する。



インタークーラーが白っぽい感じになり少し違和感があるが、まあいいか。
早速、試乗してみると、外気温16度なので、はっきりとはわからないけれど、エンジンのレスポンスが良くなっているように感じる。
さらにアクセルを踏み込むと、3,000から5,000回転くらいでトルクが上がっているように思う。
軽く走ってきてエンジンルームを開けてインタークーラーに触ってみると、冷たい感じがする。
ちなみに水温計は90度だった。
吸気温度が下がると空気の密度が上がり効率的な燃焼に繋がるといわれている。
点火時期も進角できるのでパワーが上がるはず。でも、白いインタークーラーはちょっと変な感じがするけど・・・・・(^^;;

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