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リヤサス交換 CRF250ラリー

オフロードですぐにボトムする Type-LD 、アフターパーツのテクニクスギア TEC-3.1 パフォーマンスリアショックに交換.

TGR TECHNIX GEAR TGRテクニクスギア TEC-3.1 パフォーマンスリアショック CRF250 RALLY-LD

TGR TECHNIX GEAR TGRテクニクスギア TEC-3.1 パフォーマンスリアショック CRF250 RALLY-LD

今回注文したTGR TECHNIX GEAR TEC-3.1は、RallyのLDモデル専用のリヤサスペンションになります。

注文するときに、体重を入力する項目があります。
55kg〜70kgのモデルを注文しました。

自由長           380mm
スプリングレート     10kg/mm
プリロード        10mm
リバンウドダンピングアジャスター16段

自由長380mmはバネの長さだと思います。
スプリングレートは、1mm縮めるのに10kgの荷重を必要とするみたいです。
あらかじめ10mm圧縮して組み込んであるので、100kg分縮めてあることになります。
ただし、リンク式サスペンションなのでレバー比がわからないと、はっきりしたことはわかりません。

リバウンドダンピングなので伸び側のダンパーが最強から16段戻してあるみたいですね。
購入時のサイトには55kg〜70kgのモデルのスプリングレートは7.5kg/mmだったように思うので、変更があったのかもしれません。

付属品が写っていませんが、プリロードを変更するための道具は付属されていました。

ダンピング減衰力調整は黒いダイヤルを指で回して調整できます。

CRF250ラリーType-LDリヤサスペンションの交換理由について

CRF250ラリーType-LD(2017年型)のリアサスペンションをアフターパーツに交換することにしました。

理由は、オフロード性能をもう少し良くしたいからです。

オンロード&ちょっとしたオフロードならばノーマルサスでも十分な性能だと思います。

もともと、ローダウンモデルなので、飛んだり跳ねたりは難しいと思いますが、林道で、段差が少し大きくなるとショックを吸収し切れず底付きすることが、意外と多くなってきました。(下手くそなもんで)

また、CRF250Rally Type-LDのサスペンションのストロークの大部分が伸び側で使われている印象が強く、特にオフロードでは縮側のストロークが足りていない感じが強いです。

タイヤが減ってきているのが原因の一つかもしれませんが、足つき性能が大幅に向上してきております。
ショックがへたってきているのかもしれません。

TGR TECHNIX GEAR TEC-3.1とノーマルサスとの比較

CRF250Rally Type-LD(ローダウン)なので、リプレースできるリヤサスペンションのアフターパーツの選択肢は少ないと思います。
ざっくりと、CRF250Rally Type-LDの専用品TGR TECHNIX GEAR TEC-3.1に決めて注文しました。
ノーマルサスと比較です。

重さの比較から

CRF250ラリーのノーマルの重さ、重量は、約3.5kgでした。(ヘルスメーターなので誤差を多く含んでいると思います)

TGR TECHNIX GEAR TGRテクニクスギア TEC-3.1 パフォーマンスリアショック CRF250 RALLY-LDの重さは約2.5kg程度で、ノーマルよりも約1.0kg程度軽量です。

手に取って、持った感じは、数値以上に軽く感じます。

ダンパーの段数は37段くらいあるのだろうか、不明ですが、初期設定は右回しで締め込んで16段戻しになっていました。(書類の記載通りでした)

サスペンションのストロークは、ノーマルはものすごく短いですが、TGR  TEC-3.1 LDはバンプラバーまでは同じくらいですが、バンプラバーが縮めばさらにストロークするのだろうと予想しています。

このテクニクスギア TEC-3.1のバネの巻き数が多いので基本的なバネの硬さは硬そうです。(巻き数が多いので重い)

ショックの基本部分はアルミ製で、目立たない色ですが品質や精度はとても良い感じです。

上がTGR 下がノーマル

CRF250Rallyのリヤサスを車体から取り外す

CRF250Rallyのリヤサスを車体から取り外す方法をネットで調べてみると、シート側のサブフレームを取り外すみたいでした。

何と整備性が悪いのだろうと、ホンダの設計者に文句を言いたいですね。

リヤサスの調整や交換なんて30分以内でできて欲しいですね。
スマホのiPhoneみたいに壊れたら、まるごとバイクごと全部交換みたいなことには、今のところならないだろうからね。

CRF250Rallyのリヤサスの取り付け構造の理解

車体スイングアームサスのリンク部分右側から

ショックアーム(三角形みたいな)とサスの下部は右側14mm ボルト左側17mmロックナットでソケットレンチまたはメガネレンチで外れそうです。
車体とショックリンクを外せば、サスを下方に取り出せそうです。

リヤサスを後ろ側から

サスの後方の泥除けをプラスネジ二本外すと手が入れやすそうです。

リヤサスの右側上部にはリヤブレーキのリザーバータンク

ブレーキのリザバータンクを外せばリヤサスの上側の固定しているボルトが見えました(下の写真)

左側のリヤサス上部を固定するナットが、バッテリーケースが邪魔になっています。

バッテリーが邪魔ですね

バッテリーケースはエアクリーナーと一体構造になっているように見えます。

エンジン側やタイヤ側から覗いてみても、サス上部の左側のナットにアクセスすることはできないようです。

バッテリーケースの奥にちらっとボルトがみえるが

どう考えても、サブフレームを外すしか方法はなさそうですね。

サブフレームを外すのに、分解を始めてサブフレームのボルトを外すのに、燃料タンクが邪魔になりました。
燃料タンクまで外さないといけないの?

ここで、めんどくさい感情が生まれてしまいました。
サブフレームを少し動かすと、フレームとバッテリーケースをつなぐプラステイックをバッサリと切り取れば、リヤサス上部のナットにアクセスできそうです。

皆さんは真似しないでください!

左右のサブフレームのボルトを外す

サブフレームを動かすには、エキゾーストパイプから後ろ側にあるマフラーを外します。

サブフレームの下側のボルトを外したら、サブフレームを少し持ち上げて、写真のようにしました。(非推奨)

バッテリーから伸びるプラスティックを切断(非推奨)

バッテリーケースから伸びるプラスティックの部分を切断すると、何とか、目的のナットにアクセスできそうです。

この方法には、バッテリーケース一体型エアークリーナボックスとフレームに固定箇所を1箇所なくなるので、トラブルの原因になる可能性があるので、お勧めできません。

リヤサスを取り外す

ショックアームにつながる2箇所を外す

リヤサスを取り出すのに、サブフレームを外してしまう場合は、リヤサスの上下のボルトを抜けば良いと思います。
サブフレームを付けたままリヤサスを抜くには写真のように下側2箇所を外して、上側のボルトを抜いて、スイングアームを動かして、隙間が広くなるようにしながら抜きました。
傷がつかないように、接触部分を養生すると良いかもしれませんが、オフロードバイクで傷つくものと考えているので、私は傷を気にしませんでした。

塗装がしっかりしているせいか、傷はつきませんでしたが。

リヤサスが抜けたところ

新しいサスを取り付ける

サブフレームを外さずにリヤサスを取り付ける順序は

  1. サスの向きを確かめる
  2. 上のボルトを固定する
  3. 下のショックアームのボルトを固定
  4. ショックアームとショックリンクの固定

TGR TECHNIX GEAR TEC-3.1サスは丁寧に組み立てられており、上の写真の向きが後ろ側になっています。
バネのロゴが後ろから見えるように組み立てます。
下のコの字部分の左側にはノーマルサスにはないネジのタップが切られています。
アルミ製のコの字の部分が純正サスよりも厚みがあるので、純正のボルトを使うと少し足りない感があります。
そのために、ネジのタップを切ってあるのでしょうか。

サスの上部接続部分のボルトを通して軽くナットを付けておきます

リヤサス右側から

下のサスとショックレバーのボルトを通し軽く締めておきます。

スイングアームを上下させながらショックリンクとショックレバーの穴の位置を合わせて、ボルトを付けてナットで締めます。(この部分はTGR TECHNIX GEAR TEC-3.1サスとノーマルとは異なっているので注意が必要でした)

今度は、

左側にまわって、サスの下部のナットを締めます。(ボルトの長さがギリギリかも)
サスペンション関連のナットは緩んでこないようにロックナットが採用されていました。(常識になっていますが)
サス上部のナットの写真はありませんが、しっかりと締めてください。

リヤサス下部左側から

全体を規定のトルクで締めます。
最重要な部分なので、しっかりと点検しましょう。(自分に言っています)

上部サスとフレームは54 N·m (5.5 kgf·m, 40 lbf·ft)
下のサスとショックアームとショックリンクの部分は44 N·m (4.5 kgf·m, 32 lbf·ft)

とCRF250Lのサービスマニュアルには書かれていました。

サスの向きはこんな感じでしょうか

あとは、外した部品やネジ類が残らないようにしっかりと組み立てます。

TGR TECHNIX GEAR TGRテクニクスギア TEC-3.1 パフォーマンスリアショック CRF250 RALLY-LDのインプレッション

またがってみると、足つき性は悪化しました。
バイクに跨って、沈む量が2〜3cmくらい少なく、シート高が上がったように感じます。

舗装道路を20〜30kmくらい走行して、慣らしと不具合な発生しないか確かめました。
オンロードではノーマルとほとんど同じか少し硬めに感じます。
ただ、段差のあるとこでは、TGR TECHNIX GEAR TEC-3.1のショックがマイルドに感じるかもしれません。

砂利のオフロードに入ってみます。
変化はよくわからなかったです。(鈍感なのですみません)

少し濡れて荒れたオフロードの滑りやすい路面では、思った以上にグリップしているようです。
タイヤのブロックの残りがセンターで2mmあるかないかくらいだったので、濡れた林道の上りでは、ノーマルサスでは苦労するのですが、TGR TECHNIX GEAR TGRテクニクスギア TEC-3.1 パフォーマンスリアショック CRF250 RALLY-LDに変更したら、グリップするように感じました。(感じ方に個人差はあると思います)

段差のあるオフロードを走行してみると、確かに、体に伝わるショックが全体的にマイルドな感じがしました。

大きめの段差を乗り越えてみると、やはり、ノーマル同様にバンプラバーに当たる感触がありますが、ノーマルのようなガツンとはならないところはよいですね。

合計350Kmくらい走行してみた感想ですが、最初はノーマルと変わらないなど思いましたが、サスが馴染んでくると格段に良いと感じています。
ローダウンモデルなのでサスペンションのストロークが少ないために変化が出にくいのかもしれません。
ローダウンモデルでオフロードをもっと楽しみたいのであれば、足つき性が悪くなりますが、バネにプリロードをもう少し強くして初期のショックの沈み込みを少なくするといい感じになりそうです。
プリロードを強くしたら、ダンパー調整で減衰力を上げれば良いなと思っています。

総合的には、ツーリングからオフロードまでの性能は一段レベルがあがっているようです。
舗装道路での変化は、最初あまり感じなかったのですが、長距離を走行すると疲労度が少ないので、ロングツーリングではメリットが大きいと思います。

サスペンション関連

サスペンション MD44

MD44 CRF 250 Rally Type - LD のみ LD のリプレイス・サスペンションの選択肢は少ない

TGR TECHNIX GEAR TGRテクニクスギア TEC-3.1 パフォーマンスリアショック CRF250 RALLY専用ですが、ご注文のときには、標準STDとローダウンTYPE-LDの2種類ありますので十分注意してください。

サスが硬くなって沈み込みが少ないので、サイドスタンドが短く感じる場合は、スタンドの路面に接するところにつけるものがあるので、利用する方法もある。

サスの交換には車体中央のリフトジャッキがあると便利ですよ!

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