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CRF250 Rally LD2019 納車しました

ツーリングバイクとして選択したCRF250Rally Type-LD は、オフロード色の強いオールマイティな旅バイクです.

2019/4/21に2019年型CRF250 ラリーtype-LD(ブラック)ABSが納車されました。

Type-LDという選択、座ってみると

足の短い私ことPOP-Karaieは当然の選択であるが、Type-LDというサスペンションストロークの短いローダウン仕様を選択し購入しました。
標準のシート高は895mmですがType LD(ローダウン)は830mmまで下がっていますので足つきは楽勝だと思っていました。
実際に跨ってみると、身長168cmでは両足を地面に付けると踵(かかと)がかなり浮き、路面がデコボコしていたり、傾斜しているとかなりきつい感じがあります。
ここはツッコミなしで、単に足が短いということで片付けさせてください。
車体が軽量なので一般道ではなんとかなりますが、林道を走行していて上りの坂道で立ち止まったりした場合は、かなりやばいかもしれません。
まだ、新車なので、もう少し走行距離が伸びると、さらにサスが沈み込むようになるかもしれませんが慣れるまでは注意が必要です。
また、人が跨るとかなりサスが沈み込むので、伸び側のサスペンションストロークは豊富ですが、その影響で、乗ったり降りたり、跨ったままバイクを起こしたりする時にサスペンションが沈んだり伸びたりするので路面の左右方向の傾斜にも注意が必要です。
(左側、つまりサイドスタンド側に傾いたところで停車してサイドスタンドを下ろしてバイクから降りる時に思った以上にサスペンションが伸びてきてサイドスタンドがかかったまま左側に倒れようとすることがありました。)
停車駐車をするときは、できるだけ平坦な場所を選ぶ必要があります。

エンジンをかけてみると

エンジンをかけてみると、インジェクション仕様なので当然ですがセル一発でかけることができました。
スズキGSX-S1000のセルボタン(イージースタートシステム)の癖がついているので、何回かに一回はエンジンがかかる前にセルボタンを離してしまいましたが、始動性に問題は全くありません。
ギアはローは低めですぐに吹け上がりますが、荒れた路面をトコトコ走るのには良いと思います。
6速までありますが、ギアレシオは今の所、自分の好みなので全く問題はありません。
エンジンは3,000rpm以下はトルクが小さいので、それ以上で走行するようにし、できれば4,000rpm以上が実用域のようです。
慣らしが進んでくると、もう少しエンジンの回転するフィーリングが良くなってくると思いますが、今のところ少し重い感じはあります。

実際に走行してみると

まだ、慣らし運転を始めたばかりなので、5,000rpmをリミットとして走行しています。
6速 5,000rpmで80km/hくらいで、そのくらいの回転数ならば細かな振動は体に伝えますが、不快な振動ではないので、とても快適ですね。
また、クラッチは思った以上に軽くスムーズにつながり、シフトチェンジは全く苦になりませんでした。
ブレーキに関しては、一番最初は全く効かずびっくりしたが、しばらく走行すると少しタッチが良くなってきました。

さらに乗り込んでみないとなんとも言えませんが、オフロード車ということもあるのだろうと思いますが、ブレーはもう少し効いてくれた方が好みです。
自分のブレーキのかけ方は、素早くロックしそうなところまで握ってから緩めながらコントロールをすることが多いので、もっと初期制動が効いてくれた方が好みです。
ブレーキパッドでどうにでもなると思いますが。

舗装された適度なカーブのある山岳路を距離にして40kmくらい走行してみましたが、標準タイヤがかなりオフロード寄りのブロックタイヤなので、舗装路のコーナーでのグリップ力が把握できておらず、おっかなびっくりでカーブを曲がっています。
慣らし中なので、スピードもゆっくり走行し、エンジンは低回転域を使っています。
反対に、オフロードでのトラクションは良さそうなタイヤなので、林道等のオフロードを早く走行してみたいのですが、もう少しオンロードで慣れて、慣らし運転が終わってからにした方が良いかもしれませんね。(我慢、ガマン、)
あとリッターバイクと比べると車体が軽いので、ひらひらとカーブを走行できるのは良いですね。
21インチフロントホイールで立ちと直線性が強いと書かれた記事があったのですが、一般道ではそのようなことはなく、どこからでもラインを変更できる自由度の高い操縦性だと思います。
あと、GSX-S1000Fと比べると、今のところコーナーリングは速くないけれど気分的にものすごく楽に操縦できます。
過去に乗っていたスズキGoose250よりも軽く感じるけど、ポジションとハンドル幅の所為(せい)かもしれません。
長距離のツーリングにも使う予定ですが、シート幅が狭いので、お尻が痛くなる可能性はあります。

総合的なインプレッションは

ファーストインプレッションですが、今の所はとても良い印象ですが、下からのトルクがもっと強い方が良いかもしれませんが。
スタイルはボリュームがあって、とてもかっこいいのではないでしょうか。
カラーリングは赤色も素敵ですが、実際に買ったのは黒(ブラック)で見た目が落ち着いてとてもいい感じで思っていた以上に気に入りました。
タイで作られているようですが、プラスティック部品の成形が雑だったり、溶接の跡が醜かったりと細かな部分の不満は多々ありあますが、全体の印象は悪くありません。
価格的には、細部にコストダウンが感じられ、見た目よりも価格が高く感じられるのでコストパフォーマンスは低いと思います。
ABSモデルですが価格の上昇と少し重くなるところが痛いですね。(下の写真の右下のグレーのボタンがABSキャンセルボタンです)
2019年モデルから全てABSモデル(無しに比べて5万円くらい高い)になったので、ABS無しモデルは買えなくなったことを報告しておきますね。

メーターはグロムと共通で、大きい割にとてもチープな感じです。
水温計くらいは欲しい気もしますが。
今後、自分好みにモディファイする予定ですが、できる限り改造はしない予定です。
しかし、不満な点は改良していこうと思います。
あと、バイク旅のための装備(キャリア等)は必要ですね。
それと、最初からUSB端子が取り付けられていた方が良いですよね。

CRF250RLの取扱説明書のPDFのリンクです。

取扱説明書は新車には付属されていてますが、スマホなどにPDFファイルと入れておくと、説明書を探す手間が省け、どこでも見ることができるので便利ですよ。

CRF250 Rallyのスペックを記載しておきます。()がType LD(ローダウン)です。

車名・型式 ホンダ・2BK-MD44
全長(mm) 2,210〔2,175〕
全幅(mm) 900
全高(mm) 1,425〔1,360〕
軸距(mm) 1,455〔1,430〕
最低地上高(mm)★ 270〔205〕
シート高(mm)★ 895〔830〕
車両重量(kg) 157〔156〕
乗車定員(人) 2
燃料消費率*1(km/L) 国土交通省届出値:
定地燃費値*2
(km/h) 44.3(60)〈2名乗車時〉
WMTCモード値★(クラス)*3 33.1(クラス 2-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.3
エンジン型式 MD38E
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 76.0×55.0
圧縮比★ 10.7
最高出力(kW[PS]/rpm) 18[24]/8,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 23[2.3]/6,750
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式★ セルフ式
点火装置形式★ フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式★ 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 10
クラッチ形式★ 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 3.333
2速 2.117
3速 1.571
4速 1.304
5速 1.103
6速 0.967
減速比(1次★/2次) 2.807/2.857
キャスター角(度)★ 28° 05′〔27° 35′〕
トレール量(mm)★ 114〔113〕
タイヤ 前 3.00-21 51P
後 120/80-18M/C 62P
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク
後 油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式
後 スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式 セミダブルクレードル

PS.2年後のインプレッション

ツーリング旅で使用することを想定して購入したCRF250Rally(MD44)ですが、長距離を走行すると、少しずつ不満がでてきます。
1日の走行距離が200Kmを越えたあたりから、ハンドルの振動が気になりだし、手のひらが痺れてきます。
シートはオフロードでは問題ないのですが、オンロードをゆっくり走行していると、履いているズボンにもよりますが、お尻が痛くなってきます。
座面が狭いのと硬めなので仕方ないかもしれません。
また、少し振動も伝えているのだろうと感じます。
ステップは、金属製のオフロードようですが、泥がついても滑らないところは良いのですが、ここにも振動が伝わります。
新型ラリー(MD47)は、この振動の対策がされているので、自分のラリー(MD44)の不満な点が改善されています。

次に、重量配分ですが、フロントが重いラリーは、オンロードでは安定した走行性能を見せますが、オフロードを走行するとフロントの重さを感じます。
オフロードをツーリングする場合は、そんなに気にならないのが本音ですが、少し荒れた路面に入り込んでしまうと、ちょっと辛いですね。

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