バイクのドライブチェーンについて
バイクを所有していて面倒な点検の一つですが、ドライブチェーンの調整と注油があります。
チェーンは、使用するとヘタってきて、少しづつ伸びるので、スプロケット間の距離を調整する必要があり、それがドライブチェーンのたるみの点検と調整になります。
最近のバイクのドライブチェーンにはグリスを注入密閉したシールチェーンが使われていて、注油の頻度は少なくて良いのですが、シールであるシリコーンゴムと金属部分には、油分が必要です。
今回は、3000km走行してチェーンが緩んできたように感じていたので調整してみます。
オーナーズマニュアルの確認
オーナーズマニュアルを見るとType LDで25-35mmの範囲に調整するように書かれています。
点検してみよう
実際に点検をして見ると40mmくらいの緩み(たるみ)でした。
チェーンガイドがついているので滅多なことでは外れないように思いますが、マニュアルには60mm以上での走行はやめてくださいと書かれています。
そこまで、緩むとチェーンがどこかに接触するのではないかと思いますがどうでしょうか。
必要な工具は
24mmのメガネレンチ、10mm,12mmの2種類のスパナ 長さを測る物差し
実際の作業は
右側のアクスルナットは24mmです。
緩めるだけならば、反対側のボルト(シャフト)は供回り、回転しなかったので固定の必要はありませんでした。
次は、チェーンの調整ですが、12mmのナットがロックナットで10mmが調整用ボルトになっています。
まず、両側の12mmのロックナットを緩めます。
チェーン側で10mmの調整用ボルトでチェーンの張りを確認しながら回転させます。
今回はチェーンの緩みが25mmとなるように調整しました。
反対側の位置も同様に調整します。
今回はノギスで同じ位置の部分の長さで調整しましたが、いい加減です。(調整位置が分かりずらいですね!メモリが欲しいところ)
両方のロックナットを締めます。
最後のアクスルナットを締めておしまいです。
チェーンの緩み(たるみ)を確認してください。