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TRGサス交換後のインプレ CRF250ラリー

Type-LD のリプレースリヤサスの種類は少ないのですが、TRGから販売されているリヤサスに交換してみました. good!

CRF250ラリーLD・前後TRGサス交換後のインプレッション2021/04

前後のサスペンションの変更内容

CRF250Rally Type-LD 2019年の前後のサスペンションをTRGに変更を行いました。

後ろは、TGR TECHNIX GEAR TEC-3.1は、RallyのLDモデル専用で体重が55kg-70kgに最適化されたサスです。

前は、同じくTGRのType-LD専用のバネとフォークオイル15Wとノーマルの10Wよりも少し粘度の高いものに交換しました。

前後とも、バネのレートはノーマルよりも硬めになり、それに伴って減衰力も高めの設定になっているようです。

交換後に新しいサスペンションの簡単なインプレッションです

フロントフォークのバネの交換してから数日後の晴れ間に、近所を少し走ってみました。

舗装道路のみの走行です。

マンホールのある小さな段差を通過すると、少しのコツンとしたショックはありますが、車体が上下するような挙動はみられません。
このくらいの段差は、ノーマルでも同様ですが、小さなコツンとしたショックはノーマルではあまり感じたことがなかったです。

橋の手前によくある段差、一般舗装路では大きめの段差ですが、少し速度を上げて通過してみました。

ほとんどショックを感じることができず、ノーマルよりも格段にショックの吸収性に優れているように思います。

舗装道路では、少しコツコツ感がありますが、車体の前後の挙動が抑えられているので、硬めのサスですが、長距離でも疲れづらいのではないかと思います。

前後方向の挙動がゆっくりしているので、これまで以上にブレーキや加速が楽に感じます。
路面の状態が、ノーマルよりもはっきり感じられるのも良かった点となっています。

少し荒れた舗装林道を走行してみました

細かな凸凹や大きめの段差でもノーマルに比べると操作しやすいです。
ノーマルでは、大きめの段差では、ショックがかなりストロークしてしまうので次の操作をするのに待ちが入るように感じますが、TRGのサスは、ショックを吸収しながらでも操作できるように感じます。
ストロークのスピードもダンピングが効いているから、かもしれません。

杉の葉っぱの落ちた舗装路

葉っぱが落ちているので、少し滑りやすい路面です。

ノーマルとの比較では、あまり違いはわかりませんでした。
ただ、アクセルオンでTRGの方が滑り出しが早いかもしれません。
ただ、TRGは滑り出しがはっきりしているので、アクセルのコントロールはしやすいかもしれません。

荒れた林道の路面

雪が溶けた後の林道でも試してみました。

さまざまな大きさの木の枝や岩が散乱している路面です。
舗装の路面が割れたり、未舗装の坂道では水が流れて縦の深い溝があったりします。

スピードレンジが上がるような林道の路面では、ハンドルが軽くキレるし車体の反応も良いので、楽しくなりますが、写真のような、先の路面がどのようになっているかわからない場合は、スピードをセーブして走行します。

結果、遅いスピードの時は、ノーマルサスの方が扱いやすく感じます。
硬いサスになれれば大丈夫かもしれません。
TRGのサスはバネレートがノーマルよりも高めの設定なので、シートの高さも少し高めになり、バイクがフラッとなってバランスを崩すとヒヤッとしますね。
これは、私の足が短いので、参考までにお願いします。

TGRとノーマルサスの総合評価

TGRは、一般道では、ブレーキやアクセルオンの時の前後のピッチングが少なくなるので、急なブレーキや加速ではメリハリがあるように感じるのと、ハンドルやバンクの操作は軽く感じます。

凸凹の舗装道路では、ノーマルサスよりもライダーが揺すられることがあるので、路面によっては疲れやすいかも知れません。

オフロードでは、速度が乗ってくると、TRGのサスはいい仕事をします。
ノーマルよりも素早い動きが可能で、リヤタイヤの滑り始めもはっきり分かるように思います。

反面、速度が遅い荒れた路面では、ノーマルよりも扱いづらく感じました。
慣れの問題があると思いますが、路面からのショックがより感じられるせいか、速度の遅い凸凹道は走りづらく感じました。

ただし、タイヤの空気圧はすべて標準の1.5KPaで走行しました。
速度が遅いところでは、空気圧を落とすと良いのかもしれません。

あと、サスペンションがまだ、馴染んでいないからかもしれませんので、悪しからず。

基本的に、リヤサスは比較的良い動きをしているように感じます。

サスペンションのバネのレートを上げると

当然と言えば当然なのですが、サスペンションのバネレートを高くすると、サスペンションの初期の沈み込みが少なくなってしまいます。

CRF250Rally Type-LDでシートの低いモデルを買ったのに、足つき性が下がって、地面に足が届かなくなるくらい上がります。

反対に、Type-LDのシートが低く感じる人にはバネレートをあげても良いのかも知れません。

セッティングでどうでもなる事ですが、シートが高くなることに注意してください。

TGRのサスは、どのような用途に最適か

CRF250Rally Type-LDにTGRの前後のサスを取り付けると、

オフロードを少し速く移動した場合には、良い動きをすると思います。
シート高があがって、高い位置から操作するためか車体の操作は軽く感じられます。

車体の反応に、素早さが感じられます。

したがって、のんびり林道を走行するよりも、少し速く移動したい方、には良いのではないかと思います。
サスのボトム、底付きは今のところはないです。

ただし、CRF250Rally はオフロード車としては、比較的重いので無理なことはできないことを覚えておいてください。

CRF250Rally LDは林道も、そこそこ走れるツーリングマシンですから。

サスが硬くなって沈み込みが少ないので、サイドスタンドが短く感じる場合は、スタンドの路面に接するところにつけるものがあるので、利用する方法もある。

サスの交換には車体中央のリフトジャッキがあると便利ですよ!

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