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今庄池田線

森林基幹道 今庄池田線

福井県にある国道476号線の未開通区間を森林基幹道 今庄池田線で補っています.風吹峠付近の眺めは良い、オフロード80%

国道476号線と森林基幹道 今庄池田線の関係 福井県2020/11

国道476号線には未開通の区間がある

国道476号線は福井県大野市と福井県敦賀市を結ぶ道路としていますが、今立郡池田町東俣 – 南条郡南越前町杣木俣「そまきまた」(段ヶ岳峠)が不通区間となっております。(道路自体が無い)

国道476号線の迂回路 県道203号線

上の赤丸で囲った部分は魚見峠(岩谷峠)は全線舗装されているが、車で通るには、とても狭いので注意が必要です。

国道476号線の迂回路 森林基幹道 今庄池田線

上の地図は、森林基幹道 今庄池田線を通るルートです。
ほとんどが砂利道で、一部コンクリート舗装となっております。
普通の林道ですが、目的は国道476号線の代替線で2019年開通のようで、路面の荒れた部分は2020/11時点ではほとんど見られませんでしたが、今後、どうなるかわ分かりません。(実は、林道塚線まできて、どうやって石川まで帰ろうかと地図を開いて、国道476号線で帰ろうかな、という軽い気持ちで進路を取りました)

森林基幹道 今庄池田線は

上のマップが森林基幹道 今庄池田線です。
道路が直線のところは(池田町魚見側)、斜度のない比較的平坦な杉林の中の砂利道ですが、クネクネとしたところは山の側面に作られた道路(南越前町杣木俣側)なので、高低差がありますが、道路の斜度自体は少ないと感じました。(最近の林道はよく考えて作られています。)

森林基幹道 今庄池田線を実際に走行してみた

2020/11/18 杣木俣(南越前町)から魚見(池田町)へ

杣木俣町の入り口で右手(山側)に進路を取ると、未舗装になりすぐに標柱がありました。(国道476号を走るつもりで、この林道に突入したことは内緒ですよ)
森林基幹道 今庄・池田線、総延長6,921メートルのようです。(大型車両通行止めです)
写真の通り、比較的広めの砂利の一車線となっておりました。

午後3時から4時くらいの時間帯の風景です。(この時は、どこにつながっているのだろうとワクワクしています。)
砂利の路面で徐々に高度を上げていきます。

11月の晴れた時の風景は最高に良い

高度を上げてくると、ちょうど紅葉のシーズンだったので、とても素敵な風景に出会いました。(ラッキー!凄いよここ)
道路のある山には、色付いた木々の葉っぱが色とりどりで良い感じで目を楽しませてくれました。(日が傾きかけているので少し暗いですが、綺麗ですね)

遠くまで見渡せる山々の風景

杣木俣側の谷側の斜面に作られた道路から見る風景は、遠くの山々が見えるのでオススメですね。(スゲ〜!)
谷の開けている方角が、素晴らしく、福井県と岐阜県の県境付近の山々が見えているのだと思います。

この斜面を通るときは、花吹雪ではなく、紅葉吹雪の中をバイクで通過しました。(動画を撮ろうと思ったが、カメラを取り出す前に葉っぱの吹雪が止んでしまった)
風吹峠を越えて、一気に降ります。(「秋の日はつるべ落とし」一気に日が暮れるので急いで帰宅しました)

魚見側の終点です。(なんと、ゴミかごに標柱が、標識が立っていました)
魚見側の平坦な部分の道路は写真のような杉林の中を通る少し暗めの林道です。
杉林の中に側道が何本かありましたが、作業林道のような雰囲気でした。
人の手の入ったよく整備された林に感じました。(最近の杉林では珍しいほどきれいにされていました。)

2020/11/19 魚見側(池田町)から杣木俣(南越前町)へルートをとる

先日の綺麗な紅葉をじっくりと見るために、先日とはルートを反対側から走ることにしました。(実は、だいぶん迷いながら、ここの林道の入り口にたどりつきました。地図を見るのに止まったところで、ライダー&ゲストハウス べこ亭の人が心配で見にきてくれました)
県道203号線を通って魚見(池田町)からの林道の入り口の写真です。(少し通り過ぎたところから撮影)

魚見側(池田町)の紅葉

魚見側の森林を越えて少し高くなったところからですが、11時から12時くらいの風景でしょうか。
杉林(植林された)を抜けると、暖かい日差しと、冬直前といった木々の枝ぶりでしょうか。(少し残念)
路面は砂利で、多少凸凹していますが、よく整備されています。

少し高度を上げると、紅葉した山が見られました。
少し強い風が吹いていたので、先日よりも紅葉した葉っぱが落ちてしまったようです。

今庄・池田線の峠の名は風吹峠

南越前町と池田町の間にある峠は「風吹峠」と標石がありました。(なんかかっこいい名称だなぁ)
標石は、まだ、坂の途中に立っていましたが、本来はこの場所が峠で、ここから下るルートが昔の道だったのかもしれません。
名称どおり、本当に、強い風が吹き抜けていました。(平地でも風は強かったのですが)

お地蔵さんに見守られている、ここが現在の峠のように思います。(標高は500mくらいでしょうか)

風吹峠を南越前町方面に越えて少し走るとこの風景です。(写真より本物の方が数倍きれいでした)
紅葉の盛りを少しすぎていますが、十分に綺麗ですね。

路面は砂利とコンクリートが交互に来ます。
崩れやすいところをコンクリートで固めているようです。
路肩は、コンクリートブロックですので落ちないように注意が必要です。
景色が良いのですが、よそ見せずに、しっかり止まってからじっくりと観賞しましょう!(よそ見をしていると、本当に崖から落ちてしまいそうです)

下から道路のある部分を見上げて撮影しています。(この時は、山の斜面の下側の色づきが半端なかったですね)
色付いた斜面が空の青とのコントラストで良い感じですね。(葉っぱが3割くらいしか残っていませんが)

紅葉の最盛期から少しすぎていたので、葉っぱのない枝がたくさんありましたが、反対に遠くの山が見通せるので、空気の澄んでいるときは、これはこれで良いと思います。(空気の透明度が、まあまあ良かった)

林道の始点(南越前町杣木俣側)の標柱の場所まで降りてきました。(景色が良すぎて、予定時間を大幅にオーバーしました。)

南越前町杣木俣「そまきまた」の風景です。
右が国道467号線?のようですが、詳細は不明です。

杣木(そまぎ)とは、杣山に生えている木。また、杣山から切り出した木材。そま。
杣山は、材木用の樹木を伐り出す山。

杣(そま)とは、古代から中世にかけて律令国家や貴族・寺社などのいわゆる権門勢家が、造都や建立など大規模な建設用材を必要とする事業に際して、その用材の伐採地として設置した山林のこと。後に一種の荘園として扱われるようになった。

wikipediaより

風吹峠(福井県)は、一見の価値ありですね!

風吹峠(福井県)

リコーGR3をRAWから現像して、多少の加工をしていますが、目に飛び込んできた映像をできるだけ忠実に再現している?かな。

上の写真の空に接するやまなみの右側の凹み部分が高倉峠のようですね!
比較的新しい林道ですが、景色を堪能するのであれば、おすすめです。
特に、福井県と岐阜県の県境の稜線がきれいに見える時が良いと思います。
新緑と山に雪が残る春先、秋の紅葉あたりが見頃ではないかと、楽しみにしています。

眺めの良い比較的近い3つの林道、冠山線、塚線、今庄池田線のGoogleマップ

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