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冠山線

林道冠山線2020/11

福井県と岐阜県を国道417号線の未開通区間を冠峠で結ぶ舗装林道です.一部、林道塚線と共有しています.

林道冠山線は国道417号線をつなぐ

林道冠山線は、国道417号線(岐阜県大垣市から福井県南条郡南越前町に至る一般国道)の岐阜県と福井県の険しい県境を繋ぐルートです。
冬季は雪のために通行止めになりますので注意が必要です。(でも、半年間くらい通れない)

林道冠山線(りんどうかんむりやません)は、福井県今立郡池田町田代から岐阜県揖斐郡揖斐川町塚奥山に至る林道である。
路線概要
起(終)点:岐阜県揖斐郡揖斐川町塚奥山
終(起)点:福井県今立郡池田町田代
延長19.4km[1](池田町管理区間:延長9,783m)
幅員3.6m(車道幅員3.0m、路肩両側0.3m、自動車道2級相当)
現状
両端に点線国道である国道417号の端点があり、代替路として国道417号の一部のような状況になっている(実際にはこの区間はあくまでも「林道」であり国道ではない)。迂回路として国道157号や国道158号があるが、国道158号は迂回路としては遠く、国道157号は林道冠山線と道路の状態は大差無い。利用状況としては冠山峠からは冠山の絶景を見ることができ、観光林道として人気がある。冠山直下には国道417号の徳山バイパスと河内田代バイパスを結ぶ冠山峠道路が建設中であり、完成すれば林道冠山線は冠山への登山客の利用や本来の林道としての役割のみを果たすことになる。

wikipediaより

林道冠山線の区間の国道417号線は冠山トンネルで補完されることになるのですね。

2020/11現在、冠山トンネルの工事が行われていて、2021年7月31日までかかる予定のようです。
開通は、いつになるのだろうか?

福井県側冠山トンネル工事中

国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所は2020年11月5日(木)、岐阜県と福井県にまたがる国道417号「冠山峠道路」の第2号トンネル(仮称)が貫通したと発表しました。(一度は通ってみたいけど)

林道冠山線の途中にあった看板には、観光バス30人乗り以上は通行禁止ですね。
細くて険しく、落石がたくさん落ちているので、少し大きめの車でも気を使いますね。(道幅を考えると、マイクロバスはやめた方が賢明ですね)

2020/11/18福井県池田町から冠山峠に向かう

上の写真のCRF250Rallyは、林道美山線を走行してきた後なので汚れているが、冠山線は舗装道路なのでこんなに汚れることはないですが、道路に水が流れていたりするので、多少の汚れは覚悟してくださいね。(晴天が続いていたけど、こんなに汚れるのね)

上の3枚の写真の白の↓が道路です。
林道冠山線(福井県側)は山の斜面の中腹あたりを通りながら、少しずつ高度を上げていきます。
したがって、急な斜面はない(私の感覚では)のですが、滑る路面には、特に二輪車は注意が必要です。
また、センターラインがないので対向車にも十分な配慮が必要です。(道を作った人たちを尊敬しますね)

冠山峠

上の写真は、初夏の時の写真だろうと思う、峠にはゲートが設けられている。
石のモニュメントとよく似た形の冠山が見えている。(ここを作った人は、どんだけ冠山の形が好きなんだろうと思う。広場の形、モニュメントの石の形)

冠山峠を越えて岐阜県側は、しばらく尾根の近くを通る1.5車線の少し荒れた舗装道路です。
道路のすぐ横はガードレールがない谷底になっているところが数箇所あるので注意が必要です。
対向車が来た場合は、どちらかが停止してやり過ごした方が良さそうですね。

冠山峠から岐阜県側に降りると才の沢峠の三叉路にぶつかる。

冠山峠からまっすぐに道路を進むと徳山ダム湖の横の国道417号線につながります。
今回は高倉峠に行きたかったので、林道塚線にハンドルを切ります。(バイクですがハンドルを切りました)
今回の林道冠山線はここまでです。

2020/11/19林道塚線から林道冠山線を通って福井県池田町へ

次の日、高倉峠から林道塚線を通って、林道冠山線に入りました。(才の沢峠からです)

岐阜県側から林道冠山峠線を登っていくと、途中から変わった形の冠山が見え隠れする。(他の山とは違う感じがするのが良いのだろうと思う)

岐阜県側の林道冠山線の冠山峠付近は山の尾根のすぐ近くを横断していくので、道路から飛び出せば、真っ逆さまに転落するところが所々あります。
落ちたら助かりそうにないですね。(ガードレールはないし、路肩がなく、そのまま谷底のところもあるよ)

この日は、天候が崩れてきていたので、綺麗な冠山の写真は撮影できなかったけれど。(雲が低いので山に影を作ってしまって良い写真が撮れませんでした)

岐阜県側の頂上付近の露頭だ、ちょっと気になる。(地層には興味はあるが、よくわかっていない自分)
この路頭の感じは冠山の路頭と同じ感じなので、ここと冠山の地層は繋がっていると思った。

天候が悪化する予報だったので、冠山峠の駐車場には一台の車も停まっていなかった。(冷たい風が吹いて、早くここから立ち去りなさいと言われているような雰囲気でした。)

空気も冷たくなってきたので福井県側に降りていく。(峠を過ぎると、風はあまり感じませんでした)
濡れた路面は、滑るので注意しよう。

また、福井県側の道路だけど、何回見てもすごいところに道路をつくったなと感心してしまう。(写真の道路の筋を見てくださいよ!すごくないですか?)
トンネルができても、この道路は無くさないで欲しいですね。

ゴツゴツした岩が迫力があって面白い。
岩自体は、地下で圧力を受けた深成岩のようだ。(地層自体は付加体と呼ばれるものらしい、海の堆積物が海溝に沈み込むときに削り取られたものみたいです)

トンネル工事しているところまで無事、降りてきました。(途中の景色は、寒々しかったなぁ、時期を考えて来なければね)
林道冠山線はこのあたりで終点だと思います。

林道冠山線の感想

初めて冠山峠を通過した時は、何年か前だっただろうか、道路の舗装はめくれ上がって、砂利となって、大きな水溜りがたくさんあったように記憶しております。
道路の脇から水が湧き出て路肩を侵食しているところもあったように思います。
2020年の道路は、狭くて険しいけれど、安全運転をすれば、通ることのできる林道になったように思います。
新しく冠山トンネルが完成しても、この林道は、登山と観光のために整備が続けられると思います。
そして、この林道の最大の魅力は、ズバリ少し変わった形の「冠山」ですね。
見ていて飽きませんね!

林道冠山線からみた冠山

注意事項

岐阜県側、福井県側共に、少量の雨でも崖崩れ等が発生することがあるため、通行可能かどうか事前に確認する必要がある。また11月中旬から翌年5月までの期間(年のよって期間は異なる)は積雪による冬期通行止めとなるため、年間通行止め日数は170日を超える。
ということは、年の半分くらいは通行できないのですね。

眺めの良い比較的近い3つの林道、冠山線、塚線、今庄池田線のGoogleマップ

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