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林道大山線

林道大山線

何故か楽しかった林道大山線は、オフロードに目覚めた林道かもしれません.眺めは山頂付近は良い、オフロード85%、崖崩れ箇所あり

林道大山線 石川県小松市 2019/5/4

左礫町より侵入

林道 大山線(おおやません)は小松市丸山町から小松市津江町(つえ)を通り白山市左礫町(ひだりつぶて)まで続く林道のようです。

走行距離250kmの慣らし中Honda CRF250Rallyで、少し山の中に入ってみました。
ゴールデンウィークの晴天の日、せっかくのオフロードバイクなので、下調べもロクにせずに林道大山線(おおやません)に挑戦してみた記録です。
前日の夜に山の高台に上がる眺めの良い林道はないかなと、Googlelマップを航空写真で見ていると、面白そうな林道がありました。


今回の第一目的は見晴らしの良い高台で新緑の綺麗な山々の風景を堪能したいことです。
林道 大山線の入り口は国道416号線の丸山町にありました。

地図 林道 大山線 丸山町から



景色のいいところでラーメンツーリングでもしようと思ったからです。
大山林道はGooglelマップの3Dで表示させると山の頂上辺りを通過しているではないか。
思ったら吉日で、次の日に決行することにしました。

ここからが林道 大山線(石川県小松市)のようです。
入り口は比較的整備された舗装路で、木陰には杉の葉っぱで路面が真っ赤になっているところがあるくらいでした。

どうせ、荒れているけれど舗装された道路だろうと思っていたら、途中から砂利となり、雪解けで路面は濡れてぬかるみになっているところ、路面がえぐれてしまったようなところが多々ありました。
(詳しくは調べていないのがバレバレです。アドベンチャーを楽しみたいという理由もありますが)
出来るだけ乾いた路面を選びながら、水たまりに入る時はローギアにしてゆっくりと通過するようにしました。(まだ、走行距離200km程度の新車ですから)

林道 大山線の頂上付近

何とか無事頂上付近まできました。
頂上付近の道路の横に比較的広い空き地がありましたが、水溜りにはカエルの卵があり、眺めもよくなかったので、道路のすぐ横の小さなスペースで休憩することにしました。
組み立て式の椅子を取り出すと、急にお腹がすいてきたので、日向ぼっこついでに昼食タイムとしました。

ちょっと拡大して白山を写真しました。
林道大山線の峠付近から眺める白山の姿は、何と素敵なんでしょう?
新緑の緑と雪をかぶった山と青空のコントラストが素敵です。
春なので仕方がないのですが、空気の透明度が少し低かったのが残念でしたが、しかし満足度は高いです。

昼食中に、ジムニー(ジープの軽自動車版)の兄ちゃんが通り過ぎていったので、付近を散策するつもりで、ジムニーの人の後を追うように先に進んでみました。

ここから先は下りのダートで、ぬかるみあり、ゴロゴロとした角の尖った石があったり、木が倒れていたりと新車の慣らしが済んでいない愛車ラリーには酷な路面です。

写真にはないですが、多分オンロードバイクでは走れないくらいの路面だと思ってください。
ジムニーのお兄さんは、路面がひどいし単独だったという理由で、引き返してきました。
2年前くらいに来た時は通れたそうです。
自分もバイクが傷がつかないように走ろうと思うが、まだ、このバイクとオフロードに不慣れな自分にはこけないで走るのが精一杯な感じです。

途中、道路が左右に分岐する近くに軽自動車のバンパーナンバー付きで木の枝の上に落ちていました。
悪路でバンパーが外れたのでしょうか?
でも、普通は持って帰ると思うけど、謎でした。
分岐を左に折れると、何やら嫌な予感がします。

大きな岩がゴロゴロと落ちていたり、路面がぬかるんでいて、溝が水たまりで、結構深かったりと、バイクを汚さずに走行するのは難しい路面でした。
上の写真は水の溜まった部分が思ったよりも深くて、一瞬アクセルを戻してしまってスタックしそうになったところを後ろ向きで撮影しました。
車のタイヤの跡があったので、脱出するのにタイヤで路面を掘ったのかもしれませんね。

日陰の部分に道が見えないので、少し広いところにバイクを置いて、歩いて近づきます。

林道 大山線 崖崩れ


この土砂崩れで、行く手を阻まれました。
歩いて近づくと、自分のテクニックでは通れそうにないことがわかりました。

崩れた岩の上から撮影しています。
すぐ横は崖になっています。

崩れた向こう側には、木が倒れ、その下には、まだ、雪が残っているようでした。
オフロードバイクを持ってしても自分には乗り越えるのは無理ですね。
さっさと諦めます。

上の写真の土砂崩れの場所の地図を載せておきます2019/5/4

新車バイクの転倒

さっき下りで体験した路面を今度は登りで体験しなければなりません。
来た道を戻るのは、とても億劫でしたが仕方ありませんでした。
そして、嫌な予感は的中し、上りの岩場で、フロントタイヤが泥の中の石に乗ったみたいで、バランスを崩して、足をつく前にバイクを倒してしまいました。

リアのカバーに岩の角で「L」の字を書いてしまいました。

シフトペダルが簡単に曲がりました。(溶接を多用した鉄に亜鉛メッキをしたような安っぽいシフトペダルだが、柔軟性があるので折れないところが○ですね。)
シフトチェンジをするとクランクケースと干渉するようなので、車載工具を使って、変形を少し修正しましたが、完全には戻りませんでした。
まあ、いっか!
このバイクも、新車なのに比較的早い段階で、傷物になってしまいましたが、この方が、良かったのだと自分に言い聞かせています。
この傷のおかげで、後の荒れた路面は、汚れることにも慣れて??スピードを上げて通過できました。
そのせいでバイクは、どろどろの状態になりましたが。

スピードレンジが低いとラリーのローギアとセカンドギアのつながりがギア比が離れすぎのようで、酷い路面では扱いにくいなと感じながら走行しました。
ただ、荒れた路面でもスピードを上げて通過できれば、今のギア比でも、あまり苦にはならないと思います。
転倒の効能は、ホンダCRF250ラリーらしい走りが少しできたことかな(まだまだですが)。
セローだったら、ゆっくり走るのも苦にはならないのだろうと思いますが。
今回は、林道 大山線を全線走破できませんでしたが、次の機会に是非挑戦してみたいと思います。
久々のオフロードバイクですが、林道は面白いですね。

林道 大山線 頂上付近の絶景



帰りの頂上付近の写真ですが、太陽が傾いで少し日陰になっています。
帰りでもこの風景を堪能するのに休憩しました。

ポップカライエも年寄りの仲間入りをしてきたので、山の自然に興味を持ってきたのかなと思います。
普通ならば、山に足で登るところですが、膝の故障があって、体力が落ちてきたので、オフロードバイクで自然を感じようとしたのだろうか。
オフロードバイクで林道に行くこと自体、自然の流れなんでしょうか。
そんなことを、考えさせられた日帰り林道ツーリングでした。
どうなっているかわからない、道路を進むのは、不安な気持ちとワクワクする気持ちが混ざり合って、アドベンチャーな気持ちになります。
ただ、ラリーはフロントが重いので荒れた林道のようなオフロードでは少し扱いづらいかもしれませんね。

2020/5/2林道 大山線を他力本願で走破できた。

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4件のフィードバック

    1. そうです、あの時の変なおじさんです。
      お互いに無事、帰れてよかったです。
      白峰あたりの林道を散策して帰る途中でした。(鎖による通行止めばかり、)
      眺めの良い、林道高倉山線が、木滑側は不明ですが、中宮側にチェーンがかかっていたのが悲しかったので、鷲走ヶ岳線、大山線を通って帰ることにしました(意味不明)。
      険しい林道には、KLX125は最強かもしれませんね(近いのでどこかで会えますね)。

    2. やっぱりそうでしたか(笑)私も1人で景色を楽しみながらのんびり走るのが大好きです。白峰の林道はチェーンゲートが多いですがKLXなら以外と通れちゃいます(笑)でもその先は荒れている場合が多いので1人では心細くなります。そんな時は仲間がいた方がいいですね。またどこかで
      お会いしたら一緒に走りましょう!

      1. 一人林道は、心細い反面、選択の自由があるので、好きですね。
        本当は軽いバイクが好きなのですが、普通の道路を快適に走るにはラリーが良さそうという選択でした。(年寄りですから)
        また、会うこともあると思いますので、一緒に走れると楽しいかもしれませんね。
        楽しみにしています。

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