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鷲走線、鷲走岳線

林道 鷲走岳線&鷲走線

石川県白山市にある鳥越村から白山市に抜ける林道である.大雪の年は、路面の痛み方や落石がひどいオフロード林道です.

林道 鷲走岳線&鷲走線 石川県白山市2020/5/2 CRF250ラリー

林道ツーリング石川県白山市にある林道 鷲走岳線&鷲走線を昨年同様に探検してきました。

林道 鷲走岳線&鷲走線の概要

今回、走行する林道は石川県白山市にある林道です。
能登半島の下側に位置し、金沢市のさらに南側にある白山市にある林道です。

林道 鷲走岳線(わっそうだけせん)は鳥越村(とりごえむら)と白峰(しらみねむら)を結ぶような道路だったのだろうと思います。(後日判明、鳥越村から白山市鴇ケ谷まで続いているようだ)
鳥越村側の入り口は林道 大山線(おおやません)から入って、分岐(橋の手前)を左に行く。
川沿いを登って、途中からは山の中腹を登って行き、峠を越えるところでは標高920mくらいまで上がります。
途中の景色は日本海側ですが、山々の間から見える小松の街も素敵です。
一方、林道 鷲走線(わっそうせん)は尾根の近くを通りますが、ほとんどが谷側に向いているために遠くを見渡せるところは少ないですが、景色は悪くないと思います。

林道 鷲走岳線&鷲走線のルート

グーグルマップを重ねて、林道の地図を作ってみました。
交通量の少ない林道は、Google マップでは普通の道路とは認識しないのと、もし認識しても広域にすると目的の小さな道路が見えなくなるのがデジタル地図の欠点ですね。
さらに、山奥にある林道は、たんなる緑の中の隙間に道路があるかなと思いながら見るので、一度走行してみないとどうなっているのかわからないのが現状かと思います。(林道を愛するオフローダーには楽しみでもあるけれど)

下の地図の説明ですが、
黄色が林道 鷲走岳線(わっそうだけせん)
青色が林道 鷲走線(わっそうせん)
だと思います。
西側の入り口は、県道44号線左礫町から林道 大山線(おおやません)に入ってしばらく走行すると橋の手前に分岐路があります。
右に橋を渡っていくと林道大山線で鷲走岳線は左方向で川に沿って登っていきます。
鷲走岳線と鷲走線の分岐から東二口町へ降りる道路(林道 東二口線 紫色)があり、東二口町の出入口にチェーンを張ってありますが、バイクの場合は脇から通れるようになっています。(鷲走岳線と鷲走線の分岐は林道下田原線方面へと3分岐するところかもしれません2020/11地図を修正)
三ツ屋野町から鷲走線に入るには、三ツ屋野隧道というトンネルを通ると入れます。
今回のルートは鷲走岳線から鷲走線を通って三ツ屋野隧道を抜けた形となりましたが。
鷲走線はグーグルマップの航空写真を見ると、さらに上吉谷町まで続いているようですが、今回は上吉谷町はチェーンでゲートを閉じていました。2020/5/2

下の地図は、黄色が林道鷲走岳線、青色が林道鷲走線です。

林道 鷲走岳線(わっそうだけせん)の2019年5月初旬は、北側の日陰では残雪があって通行が厳しいところがありましたが、2020年の冬は暖冬で雪が少なかったので、楽勝で走れるつもりでした。(上の下田原線と書いたチェーンゲートの先も鷲走岳線のようです、下記)

鷲走岳線(黄色の線)2021/4に情報追加

下田原周辺を散策していたら、御保谷橋から少し北上した道路脇の標柱に鷲走岳線と書かれていました。
したがって、鷲走岳線のルートは、大山線の途中から分岐して御保谷橋の西側までだろうか。

御保谷橋(石川県白山市鴇ケ谷とがたに)から黄色い線を辿る途中の標柱を覗き込むと林道鷲走岳線と書かれていました。2021/4

御保谷橋

157号線の鴇ケ谷大橋の北にある西側の小さな駐車スペースから伸びる道路を進むとオフロードになり御保谷橋が見えてきます。
橋の手前を右に入ると作業林道鴇ケ谷線(国土地理院の地図では記されていない)で鷲走岳線の途中に繋がるみたい。
橋を渡って右折で鷲走岳線のようです。
反対の左折で下田原線だろうか。

御保谷橋から下田原と逆方向を走行すると鷲走岳線の標柱がありました

まずは、県道44号線の左礫町から林道 鷲走岳線へ

今回も前回と同様に県道44号線の左礫町(ひだりつぶてまち(石川県白山市))の林道 大山線を通って橋の手前の分岐点を左折して林道 鷲走岳線に入りました。
14:45

2020年5月の鷲走岳線の路面は

2020年は雪が少なかったおかげで、林道に落ちている岩は少ないし、路面の凸凹も少なく、比較的快適に進むことができました。
快適とは言いましたが、オフロードバイクでブロックパターンでないと、やはり難しい林道です。
一歩間違えば谷底で、ガレ場、道路いっぱいに広がる水溜り、道路に流れる水が路面を侵食していたり、道路の一部が陥没していたり、いろんな路面を楽しむことができますが、充分注意する必要があります。(オフローダーには楽しいかもしれません)
また、携帯電話の電波は、ほとんどつながらないと考えた方が良いと思います。
さらに、単独行動の場合は、もしもの場合の備(パンク修理等)は絶対に必要ですよ。

川沿いの道路から山の斜面になるところでは

2020/5/2の林道 鷲走岳線ですが、登ってしばらくすると、植林された杉の伐採を行った後のようでした。
路面は、ある程度整備されているようで、オフロードバイクで、ある程度林道に慣れている方なら大丈夫な感じですが、自己責任でお願いします。

林道鷲走岳線の見どころの一つは桜

昨年は散っていた桜の木ですが、今年は8分くらい残っていました。
青空に映えてとても綺麗でした。

山の尾根に近い林道では

峠よりも少し日本海側(小松側)の風景です。
綺麗な山並みがいい感じですね。(空気の透明度が低いけれど)
自分の目的は、林道走行も楽しいですが、大自然が恵んでくれる綺麗な景色を楽しむことですね。

林道鷲走岳線の道路の破損箇所は

昨年の2019年5月5日に、残雪で通れるのか、どうか迷ったところです。(下の写真)
昨年の秋くらいに通った時には、道路の陥没が、わからなかったので、修繕されていた可能性があります。(秋でも草が多くて走りづらいですが)
道路が崩れた原因は、もう少し先の左側の先の壁から水が湧き出て(雪解け水)、左側の道路と壁の境を道路沿いに流れて道路の傾斜が右に傾いたところで、水の流れが路肩方向に水が流れ道路を削って、路肩が落ちてしまったように見えました。
今シーズンの積雪は少なかったせいか、残雪の量が少ないし、道路の痛み具合も少ない、落石の量も少ないです。
さらに、昨年とは違い、今年はタイヤ痕がたくさんありました。(早い時期から林道を走った人が多かったのでしょう)

下の写真は昨年撮影したもの、路肩が崩れて、穴の大きさが今年(2020/5/2)よりも、もっと大きかったと思います。
※2020/5/24に通った時には道路の崩れが修復されていました。

無事、峠に到着

林道 鷲走岳線の峠あたりの写真です。(何も標識がない)
道路の向こう側に、雪をかぶった山が少し見えます。(白山連峰の福井側かな。)
ちなみに峠の標高は920mくらいです。
峠の手前には小さな広場があり、草の低い時には、ジムニーでテントを張っている人を見た時もあります。
この広場は、鷲走岳に登る人の駐車場だろうか。

分岐、東二口線と鷲走線

峠から少し降っていくと、右手に人口の広場が現れ、3叉路になります。
右に曲がると、チェーンゲートがあり先は国道157号の鴇ケ谷とがたに大橋方面につながるようです。(2021/4チェーンゲートの先も鷲走岳線が続いていて御保谷橋(石川県白山市鴇ケ谷とがたに)までが鷲走岳線のようです。)
仕方がないので、直進します。(ここからが林道鷲走線かもしれません、地図を修正2020/11)
下の写真は、右に行くと林道 東二口線から山を下ると国道157号線へ、まっすぐ行くと林道 鷲走線(わっそうせん)へと続きます。(鷲走線の途中に林道 東二口線がつながるみたいです)
起点、終点の、はっきりとした標識はありませんでした。15:35

林道鷲走線からのの風景、

東二口線の分岐からカーブの少ない未舗装路をしばらく進むと尾根の近くを走行するので、とっても見晴らしの良い、気持ちの良い林道となります。
今回は午後の走行で、逆光の風景ですが、午前中の風景の方が良いのかもしれませんね。

途中、脇道にそれますが、面白い形の建物を発見!(コンクリートブロックを土台に、鉄骨の一階部分と2階は木造で半透明のプラスティックの波板を貼り付けてあります。意外とセンスは良い!)
近づいてみると、どうも人が使っているような気配がありました。
誰かいたなら、展望台の代わりに上に上がらせてもらおうと思ったのですが、誰もいないようでした。
でも、なかに、熊の剥製が見えたので、マタギかなんか?

鷲走線を三ツ屋野方面へ、尾根の近くから麓(ふもと)に降りる道路の路面は、少しえぐれ気味ですが、昨年よりも随分と走りやすかったです。(雪の少ない年は道路の破損が少ないようです)

三ツ屋野隧道(195m)に到着しました。16:09
電灯も何もないトンネルですが、トンネル内は綺麗にされていました。

帰りは林道東二口線から

帰りは、すこし国道157号線を走って、東二口から林道東二口線、林道鷲走岳線を通って帰る予定です。
林道 東二口線(入口にチェーンゲートあり、脇からバイクなら通れるけど)を登って三叉路を左折し林道鷲走岳線だなと思っていたら、分岐から10メートル?くらいで、この看板を見つけました。
文字がよく見えませんが、『林道〇〇線』で〇〇の正体は、「鷲走」でした。
そうすると、鷲走岳線と鷲走線の境目はどこなんだろう?(大田原線??が分岐する三叉路が有力)
まあ、いいや、そのうちわかる時がくるだろう。(よく確かめてみると、昨年の写真にも同じものがありました。)

帰りの時間は、上の看板の写真で16時30分くらいだ。

一人で林道を走行中は自分自身との対話と思考

下の写真は、奥の方には瀬名高原スキー場のコースとロッジらしきものが見える。
ただし、数年前に営業を辞めてしまったので、もったいないですね。
何か他のことに使えると良いですね。
この景色の、自然の価値を、広めていけば、良いのだと思います。

林道鷲走岳線の起点と合流して林道大山線(県道44号線石川県白山市左礫街)の入り口まで降りてきました。
時刻は17時10分くらいなので、走行時間は40分くらいか、ただし、途中に何回か景色を眺めたりするのに停車はしているが。

看板は林道管理者は鳥越村?

雪解け水による路面の水たまりは結構多く、バイクは泥だらけとなりましたが、とても楽しい林道ツーリングとなりました。
毎年の行事になるかもしれません。
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3件のフィードバック

  1. はじめまして

    CRF250ラリーさんのブログで経路や場所確認させて頂き、鷲走岳線、鷲走線、大山林道を
    無事走ることができました。ありがとうございます。

    その他の記事にされた林道も走ってたいと思ってます。

    TT250Rで去年の秋くらいからオフにハマってますのでどこかでお会いしましたら宜しくお願い致します。

    1. チャーリー さんコメントありがとうございます。
      3つの林道を制覇されたということで、羨ましいですね。

      わたしの今年、2021年は、5月初旬に鷲走線の三ツ屋野隧道から、左礫から鷲走岳線の途中で残雪と落石で通れませんでした。
      林道大山線は丸山町から突入したのですが、路面のコンディションは最悪、リヤタイヤがツルツルだったので、勇気ある撤退をしたので、これらの楽しい長距離林道を走れていません。グスン!

      自分もそんなに林道を走るつもりはなかったのでツーリング用にラリーにしたのですが、オフロードの練習のために林道に入ってみると、冒険心がくすぐられますね。

      こちらこそ、どこかでお会いしたら、よろしくお願いします。

      1. pop_karaie さん 私もオンロードばかりでしたが、ここ20年間くらい舗装路のみでしか使用してなかったTT250Rをオフロード仕様に変更しダート路求めて楽しんでいます。こんなにハマるとは自分でも思いもしなかったです。

        今回走行した林道の状況お知らせします。
        6/28(日)に走行しました。XLR125Rと2台で左礫町から入り左、鷲走岳線~鷲走線で一度下山、鷲走岳線、鷲走線はなんら問題ないコンディションでした。
        その後給油して再び左礫町から入り直進し大山林道を走りました。
        崖崩れ地点までなんら問題なかったですが、崖崩れ箇所はバイク一台通れる隙間はありましたが落石がかなり大きくてかなり気を引き締めて走らないと危なかったです。問題はその崖崩れ箇所過ぎて倒木が2本続きます。その後は覆いかぶさる枝が続きそのあとは雨で荒らされた酷いガレ場が続きました。途中真新しい乗用車がUターンできずに諦め捨てられてる感じの乗用車がありました。
        その後は路面悪かったですが注意して走れば問題なかったです。雨も降っていたので視界も悪くあと1、2週間したら雑草で路面が見えなくなりそうな感じでした。

        秋くらいにもう一度行ってみたいと思ってます。 pop_karaie さんのブログで走った事ないところでしたが一度来た様な錯覚するほど落ち着いて走れました。
        どうもありがとうございました。

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