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林道鷲走線

林道鷲走岳線

雪の残る鷲走岳線に挑戦しました.落石や水溜りは多かったけど、比較的簡単に登っていくと、残雪と路肩の崩れで足止めに.

林道鷲走岳線 石川県白山市 2019/5/5 CRF250ラリー

大型連休の最後から2日目
またもや晴天だったので、2日連続で林道に挑戦です。
今回は、白山市から林道大山線と同じ入り口ですが、途中で分岐している鷲走岳林道(わっそうだけ)に挑戦です。
フリガナがないと鷲が走るをワッソウと読めないですね。

グーグルマップで少し下調べをしました。上は能登半島が見える
赤の印は鷲走ヶ岳の位置です。

地図 林道 鷲走ヶ岳線のルート


グーグルマップの航空写真を眺めると、鳥越方面の左礫町(ひだりつぶてまち)から手取川ダムまで山越えでいけそうな感じですね。

3D マップ 林道 鷲走ヶ岳線


さらに3D表示にさせてみると、川沿いに山深くに入って、山の腹を登って峠を越えて行くルートに見えます。
今回は、林道をナメちゃいかんということで、他の人のブログで林道の情報収集をしました。
バイクでお散歩
という2009年の林道鷲走線〜鷲走ヶ岳林道〜大山林道完全走破です。
この記録はハプニングが面白かったです。
10年前の記録ですが、なんとなく雰囲気は掴めますので参考にしたいと思います。
しかし、いきなりこのブログとは異なるアプローチをしました。

林道 鷲走が岳線 鳥越村左礫町から侵入



林道の入り口を石川県道44号線、鳥越村(とりごえむら)左礫町(ひだりつぶてまち)にある杖川(つえがわ)のところから入ります。
読み方難しい(^^;;


鷲走ヶ岳線と大山線の分岐

看板には林道 大山線という風に書いてあります。
前日に走った林道大山線のもう一方の入り口です。(がけ崩れで走破できませんでしたが)
川沿いの荒れた道路を道なりに走っていると、分岐点があります。

橋の手前に分岐するところがあり、林道 鷲走岳線(わっそうだけせん)は左に折れます。


よく見ると黄色い看板に林道鷲走岳線と書いてありますが、走る方向によって気づかない可能性があります。

林道 大山線と鷲走岳線の分岐点はこんな風景で、鷲走ヶ岳線は左に折れます。
橋を渡って行くのは大山線でがけ崩れで通り抜けることができませんでした。2019/5/4現在

川沿いに登りますが、雪解け水と路上の大小さまざまな岩に悩まされます。(林道初心者なのですいません!)
走行スピードは大体30km/h以下で、走行しました。

石碑 鷲走ヶ岳線


途中の石(これが石碑と言うのだろう)にはこの林道に御協力された方々の名前が入っていました。
何十年もかかってこの林道はできたのだろうと思います。
ご苦労様でしたm( . . )m

北側に広がる日本海のパノラマ?でも、少し空気の透明度が低くモヤがかかっているようなので、秋晴れの時に来るのが正解だろうと思う。


林道の様子は、こんな感じで、ほとんどが未舗装で、尖った岩がパンクを誘っている感じで、走行するラインは慎重に選びながら走行しました。
途中、山の高い部分を通る道路では小松の町並みや日本海が見え、眺めはとても良いです。

路肩が崩れていた


問題が発生です(^^;;
マジですか?
北側の斜面には雪が残っていたのですが、ここの道路の半分が崩れています。
写真で見ると大したことないように見えますが、崩れた穴は結構大きいし、雪は固まって人が乗っても全く沈まないのでした。
残雪があって走行できる部分がないので、今回は、ここで引き返そうと思っていました。
雪の上を歩きながら状態の確認をしていると、金沢ナンバーのセローのおじさん方がきました。(自分もおじさんなのですが)
なんとか通れそうだと、言うので、見ていると、穴の近くの雪のところを足で踏み固めてタイヤ一本分だけ通れるように踏み固めました。(一緒に手伝いました)
端の部分の雪は比較的柔らかいんですね。
林道には慣れているようで、要領を得ています。
セローの方は躊躇なく雪に向かって行きました。(スゲーぇ)
バイクには乗らずに、残雪側を歩きながらバイクのタイヤを踏み固めたところに合わせながらエンジンの力を借りて押していきます。
途中で雪の中にある小さな岩に後輪タイヤが引っ掛かったのとフロントタイヤの先に木の枝か根っこがあって前進を妨げられましたが、それらを取り除くと何とか通過できました。
動かないからといってアクセルを余計に開けないところに感心しました。
スリップしてリアタイヤが横滑りして穴の中にバイクが落ちてしまいますからね。
自分はセローの後ろから支えていましたが。
次は、私の番で、セローの方に助けられながら、私も何とか乗り越えることができました。
感謝、感謝ですね。
タイヤがブロックパタンで良かったです。


こんな方法があったのですね。
勉強になりました。

雪と道路が一部崩れていた場所は、iPhoneのGPSからこの辺でした。
そのうちに修復されるか、雪が溶けて通行可能になると思いますが。


あと2箇所くらい雪が道路を塞いでいましたが、道路が崩れていなかったので、路肩の溶けた部分を無事通過することができました。(バイクだからできる芸当ですね)
上の写真は別のところですが、道路の盛土がコンクリートで崩れないようになっていたところもあったので、修復は頻繁にされているのだと思います。
春先の北斜面は要注意です。
今年(2019年)は積雪が少なかったのですが、雪の多い年の5月の連休に鷲走岳林道を目指す時は残雪に注意が必要ですね。


林道の頂上に近いところで、桜の花が咲いていました。
ここの林道は、たくさんの種類の桜の木(すでに散った木も含めて)を見たので、桜に合わせて走行してみるのも良いと思います。
ただ、先ほどから話題としている、残雪が問題になるかもしれませんね。

頂上付近 鷲走ヶ岳線

峠の広場に先に行ったセローの方が休んでおられましたが、自分は景色の綺麗な開けたところで休憩したかったので、路肩の広い部分で一休みすることにしました。
少し風があったので、火を使わずに、おにぎりとあんぱんで昼食を済ませました。
山火事になったら大変ですから、細心の注意をしましょう。


林道 鷲走線かな


写真は手取川ダムで高台から見ると綺麗ですね。
手取川ダム側に降りて行く途中に、2台のオフローダー(若者)に会いました。
互いに道路の情報を交換して、すれ違いました。
このまま、東二口方面から国道157号線に降りて帰ることも考えましたが、時刻が1時過ぎだったので、もう少し林道を散策します。

分岐点から右に折れて下って行くと東二口神社辺りのゲート(ロープが張られていたが)を通ればR157に出れそうなことを確認してから、分岐点に戻ってもう一つの林道に挑戦です。


林道 鷲走線(わっそうせん)のようです。(起点の杭はわからなかったのでどこまでが鷲走線なのか確認できなかった)
肝心の文字の黒い部分だけ取れていますが、白抜きでしたが何とか読めました。

家に帰ってから林道 鷲走線のルートを確認すると上の写真のように走っていました。
尾根に近いところを通っているので景色が良かったのですね。


林道 鷲走線ですが、南側は比較的平坦な未舗装道路ですが、鋭い岩がたくさん落ちているので、踏んでパンクでもしたら大変です。
大きめの岩もゴロゴロしているので、要注意ですよ。
慎重にラインを選びながら走行します。
道路は山の中腹よりも高い部分に作られているので眺めはとても良いです。
場所によっては日本海まで見通すことが可能です。


途中、休憩のために止まった木陰のところに、簡易的な階段があって、小さな標識には「大日川線No5,6」
そして、「行ってこい」と書いてあったが、自分は行きませんでした、何故か笑(^^)。
送電線の鉄塔の表示のようです。

日差しが少し暑く感じられ、木陰が涼しくて気持ちいい。
林道 鷲走線を走行中、クルマどころかバイクにさえ会いませんでした。
良く言うと言うと貸切状態、でも、少し寂しいかもしれません。
ここから少し進むと下りになりますが、下り坂は狭くて岩がゴロゴロとあり、ぬかるんだところや路面がえぐれたクレバス状態の所があるので注意が必要です。

ここのトンネルが林道鷲走線の起点のようです。
あとで地図で確認すると、上吉谷町というところまで、もう少し林道が続いているのでなんとも言えませんが。

三ツ屋野隧道 鷲走線



トンネルを抜けてみると、「三ツ屋野隧道」と書かれていました。
ここから少し下って、林道を出て村を抜けると「にわか工房」という建物があり、次に、もし来た時の目印にしました。
この林道もオフロードバイクでないと走行は難しいかもしれません。
基本的に道路が狭いので、クルマは軽トラかジムニーまでですが、対向車が来たら立ち往生します。
路面の起伏と、大小さまざまな岩が路上にあり、泥の水たまりはとても滑りやすくなっており、雨水で道路が削られているところもありました。

CRF250Rallyの感想ですが、伸び側のストロークが長いせいか、左右の平らなところでないと駐車が難しいです。
バイクを降りて写真を撮影するまでに、平らなところを見つけるのに時間がかかります。
CRF250Rallyの総走行距離は帰った時点で514kmでした。
エンジンは鳴らしが進んで、だいぶん軽く回るようになってきましたが、エンジンオイルが少し劣化したのかノイズが多くなってきました。
前後のサスペンションも少し角が取れてきているように感じます。
乗った時の足つき性が少し上がった反面、サイドスタンドが長く感じられます。
ブレーキは相変わらず甘い感じがあるが、初期よりも随分と効くようになってきました。
ローとセカンドのつながりの悪いので、セカンド発進しようとすると低速トルクがないのでエンストの可能性が高まるし、林道をゆっくり走行する場合には少し気になります。
CRF250Rallyのカウルには賛否あると思いますが、林道を走行してもスピードレンジが低いせいもありますが、ライダー自身があまり汚れないのが利点かもしれないです。
特に、水溜りを通過するときに足元がほとんど汚れないのはとても良いですね。
反面、カウルの幅があるので、大きな石の間をすり抜けるときは気を使います。
本格的に荒れた林道を走行するのであれば、セローの方が良いと思います。
そのセローですが、今日はセローに乗っている方を5人くらい見たのと、そのうちの2名が女性みたいでした。
CRF250Rallyは、思ったよりも見ませんね。

日本全国のバイク旅も面白いですが、近場の林道でもワクワクできる経験をさせてもらえることに気付かせてくれたオフロードバイクに感謝しかないですね。
反対にもっと早くオフロードバイクに乗っていれば、よかったなと少し後悔の気持ちのPOP Karaie(ポップカライエ)でした。
だけど、CRF250Rallyは道無き道を走るバイクではないように思います。
CRF250Rallyは荒れた路面で扱うにはとても重いし、転倒でカウルが壊れそうです。
どちらかというと、CRF250Rallyはツーリングバイクですね。

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