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サイドカバーを作る1

前々から、純正のサイドカバーは大きくフレームを覆い隠してしまうのでグースの特徴的なパイプフレームの良さをスポイルしてしまう。
他のオーナーのウエブサイトでも、そのような意見は多いのではないかと思う。
きれいなパイプフレームを採用したヤマハR1-Zはサイドカバーでフレームを隠すことなくデザインしているので、スズキのデザイナーもサイドカバーにマン島のグースネックのコーナーをあしらうような粋な計らいはしなくて良かったのではないかと思う。
形状や材質等自作できそうな方法を考えていると、FRPで作ることやアルミを使って作るのが、自分でも出来そうな気がする。
最終的には、アルミ板を並べてフィンを作るように並べるのが良いのではないかと考えた。
まずは、段ボールでイメージした形に切り出して、実物大の物を作ってみた。
アルミ板で作ろうと思うので、重量を考慮して面積をできる限り小さくなるような形状を考えた。
さらに、自分で作れるような形状となるように工夫する事も忘れない。
だが、タンクとカバーに繋がる部分がスムーズでなく、取って着けた感じがあり、納得できない。
そこで、シートレールはカバーで覆うが下側のフレームを見せるようにしたサイドカバーを考えた。
1mmのアルミで作成する段階で、板金で形を整えたりする必要があるので非常に時間がかかり、素人には無理そうなので断念する。
また、カバーの後ろ側は純正のカバーのコピーを考えていたので、それならば、純正のカバーを切って作り直した方が簡単ではないかと。
それに、もとの純正に戻したい時は、オークションで中古のサイドカバーを買えばよいではないか。
あれこれ考えて、結局純正のサイドカバーを切って、小さくしてフレームが見えるようにすることにした。
フレームのパイプの見える部分はサイドカバーの前方に限定してカバーをカットした。(写真上)
このままでは、カバーを固定できないので、フレームのネジ穴2箇所とカバー中心のネジ穴を利用して固定を考える。
アルミ板1mm厚を切り出して写真(上)のように固定することに。
でも、イメージしていたものとは違う感じがする。
サイドカバーの固定をフレームの前方の2箇所で固定することを考えていたが、一箇所でも充分に固定されると考え、アルミ板のサイズを大幅に小さくすることにした。
また、350のサイドカバーのようにアルミでマン島のコーナーであるグースネックをかたちどる用に切り出し、さらにカバーの丸みに沿ってアルミ板をハンマーでたたきながら成形した。(少し凸凹だけど)
まだまだ、作り込みは甘いけれど少し様になってきた。
全体的なバランスは、何となく良くないように感じるが、色をブラックに統一し、アルミをバフがけすれば、多少よくなるように思う。
また、サイドカバーの切り口をもう少し整える必要があるだろ。

前回は、純正のサイドカバーをカットして取り付け金具まで作成したところで終わった。今回は、カットしたサイドカバーをまず黒色に塗装する。300番くらいの耐水ペーパーで軽く研いでシリコンオフできれいに拭いてから、プラスティック密着用の下塗りスプレーを塗った。もとからある塗料があるせいか少しはじいてしまった。次にブラックの缶スプレーで薄めの一度スプレーして、はじき等が無いことを確認してから、本塗りを行う。缶スプレーが残り少なく、あまりきれいに塗装はできなかったけれど、あまり気にしないでおこう。表面に塗料が残っているので、下塗り用のスプレーは省略できたかもしれないけど。シートにすれて塗装のはげた部分はしっかりと塗料がはじいたのであった。
アルミ板1mmで作った固定用金具は、一度全体をサンダーでバリを落としてからいつも通りに研磨を開始する。薄いアルミ板なので、簡単に表面の温度があがるので、休み休み研磨していく。研磨のあと洗剤できれいに汚れを洗い落とし、黒色塗装をしたサイドカバーに取り付けてみた(下写真)。
左サイドはこんな風(下写真)
右サイドはこんな風(下写真)。室内で撮影したので、サイドカバーのアルミ板がフラッシュの光が反射してしまった。
今シーズンはこのサイドカバーで過ごそうと思っている。

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