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燃料添加剤 AZ FCR-062 の効果

エンジンの燃焼室に溜まった汚れ(カーボン堆積物)をクリーンにするとされるPEAを主成分としたガソリン添加剤FCR-062について

AZ(エーゼット) 燃料添加剤 FCR-062とは

製造販売メーカー

潤滑油、ケミカル、洗浄剤のことなら株式会社エーゼット 燃料添加剤 FCR-062 につては、下のように書かれていました.

独自の特殊PEAを主成分としたガソリン添加剤。
高濃度洗浄剤(PEA ポリエーテルアミン)がエンジン内部(吸気系、燃焼室)に蓄積されたデポジットを除去。 空燃比制御の乱れを正常化し、エンジンが持つ本来の性能(効率的燃焼)を取り戻します。
用途:ガソリン・ディーゼル用燃料系統の清浄、防錆

特長
●吸気系(吸気弁、吸気インポート、インジェクター)と燃焼室に蓄積されたデポジットの除去
●運動性能の向上と有害排ガス(炭化水素、CO、NOx)の低減
●燃費改善
●燃料系統(燃料タンク、吸気系、燃焼室)の防錆、腐食防止

要するに、燃料添加剤 FCR-062 は、ガソリンと混ぜることで、インジェクタから吹き出し、エンジンのインマニ、吸気バルブ、そして燃焼室内をピストン上面になどに頑固にこびり付いた燃焼のカスを、取り除いてくれるということ.

使用方法と注意

燃料の量に合わせて添加する量

  • 自動車     :40~60L     に     約150ml     0.375 – 0.25%
  • 軽自動車:30L             に     約   75ml     0.25%
  • バイク    :   5L毎        に      約   15ml     0.3%
  • 2サイクル車:5L毎    に      約     5ml     0.1%
  • ディーゼル車(クリーンディーゼル/ロータリーエンジン/尿素SCRシステム/DPFなど)-5L毎に約5ml

4スト ガソリンエンジンは、燃料添加剤 FCR-062 を燃料(ガソリン)に添加、混ぜる割合は 0.3% 前後に合わせること.

単純に計算するには、10リッターあたり 燃料添加剤 FCR-062 を30ml 入れれば良い.

50 L タンクは、30 x  5 = 150 ml と計算できる.

それ以外の、2スト、ディーゼル、ロータリーエンジンは、燃料と添加剤の割合を 0.1% くらいにするということだろう.

燃料に添加剤を添加する方法

できるだけ燃料タンクに残る燃料が少ない時に、燃料添加剤 AZ FCR-062を満タン燃料の 3% 入れてから、燃料を給油するようにする.

実際には、ガソリンスタンドでガソリンを補給する直前に燃料添加剤 AZ FCR-062(結構粘度が高くドロドロです)を入れてから、ガソリンを満タン補給すれば問題ないだろうと思います.

この方法の意図していることは、ガソリンと燃料添加剤 AZ FCR-062がよく混ざるように給油しましょう、ということだろう.

オススメ

走行距離が長い場合や、年数が経過している場合、2~3回連続してご使用いただくことで、より効果が増します。

長期長距離を走行しているほど燃焼室の汚れはひどいので、給油一回の清浄では、不十分なので、複数回し用したほうが効果は高いという意味かな.

注意

バイクなどの、タンク容量が30L未満に使用する場合は0.3%以上添加しないで下さい.

燃料添加剤 AZ FCR-062が説明よりも高濃度になると、何らかの不具合が起きる可能性があるのだろう.
特に、バイクのタンクは小さいので、基準の量を簡単に超えてしまうので注意した方が良い.

何故、燃焼室の燃えカスができるのか

燃焼室のカーボンデポジット= 燃えカス

1. ガソリンが完全燃焼できない場合、煤(スス)が発生します.

2. ブローバイガス(燃焼室から吹き抜けたガソリン成分を再燃焼させるシステム)から流入するオイル成分の含んだガソリン等が、インマニや燃焼室に燃えきらずにススとしてこびり付く.

これらが、カーボンデポジットになってエンジン内にこびりつく訳ですね. 特に、ブローバイからのドロドロの燃料が最大の原因だろうと考えています.

バイクに燃料添加剤 FCR-062を入れる

SUZUKI GSX-S1000F には、約2万キロ走行時から2回くらいガソリンに添加しています.

HONDA CRF250Rally は、1万キロ走行時に1回添加しました.

SUZUKI GSX-S1000F に添加

GSX-S1000Fの燃料タンクの量は、17リッターなので 0.3 % は、 17000 ml x 0.003 = 51 ml となり、大体 50 ml を給油前の燃料タンクにぶち込んで、ガソリンを満タン給油すれば良い. この個体のエンジンは、エンジンオイルの量をレベルゲージの中間にしているためか、エアクリーナドレインチューブを清掃したことがなく、ブローバイガスの量は少なめに感じます. 28,000km 走行時にエアクリーナーボックスを開けた時、ブローバイとエアクリボックスに接続する部分のスポンジが少し湿っぽい程度でした.
gsx-s1000 ドレインチューブ

HONDA CRF250Rally に添加

CRF250Rally の燃料タンクの量は、10リッターなので 0.3 % は、

10,000 ml x 0.003 = 30 ml

となり、30 ml を給油前の燃料タンクにぶち込んで、ガソリンを給油すれば良い.

CRF250Rally は、エアクリーナーボックスの下にあるブリーザードレインに溜まる量が多めなので、ブローバイガスが多いエンジンなのかもしれません.
当然、吸入空気にオイル成分も混ざるので、燃焼室等は汚れるのが早くなる可能性が高いと予想している.

ブリーザードレインの清掃
CRF250 ブリーザードレインの清掃の方法

参考動画 燃料添加剤 AZ FCR-062

燃料添加剤使用後、3000キロ走行後の様子 – カーボンデポジットは除去できるのか?

メモ

CRF250Rally 25,000km ガソリン給油時に添加 30ml 

2件のフィードバック

  1. 樋口さん、返信遅れてすいません。
    2ストは、0.1%の添加ですが、これは、目安であって多少の誤差は大丈夫に感じます。
    問題なくエンジンがかかって、通常走行に問題がないのであれば、抜く必要はないと思います。
    ただ、エンジンを限界まで回したり、あと、悪い方にフィーリングの変化があるのであれば、抜いた方が良いかもしれません。

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