CRF250Rallyのドライブチェーンとスプロケット
サービスデーター
標準のスプロケット仕様:
フロント14T リア40T
チェーンサイズ:
520 チェーンリンク数:106

CRF250ラリーMD44のミッションのギア比は新しいMD47とは異なりますが、スプロケットの歯数やチェーンサイズ等は同等となっています。
品番が異なるのは、純正でも軽量化されているのかもしれません。
オススメは
スプロケットはジュラルミン製のサンスター製に交換してしまって軽量化するのが良いと思います。
チェーンは、サイズとコマ数が合えば交換可能ですが、バイクの使用目的で選択するのが良いと思います。
あっさりとサンスターから出されている車種専用のキットを選択するのが簡単ですね。
チェーンの点検方法
スプロケット & チェーンキット
CRF250Rally ラリー MD44
標準のスプロケット仕様:フロント14T リア40T
チェーンサイズ:520 チェーンリンク数:106
フロント品番: 23801-KYJ-900 スプロケット、ドライブ(14T) --- MD44
23801-KYJ-901 スプロケット、ドライブ(14T) --- MD47
361-14(14T) --- サンスター製
リア品番: 41201-KZZ-J00 ファイナルドリブン(40T) --- MD44
41201-K1T-E10 ファイナルドリブン(40T) --- MD47
RH-001-40(40T・ジュラルミン) --- サンスター製
高性能チェーン交換のメリット
短距離の林道を走行するオフローダーならば、ノンシールチェーンを小まめに注油しながら走りを楽しむのが良いのですが、
ツーリングのような長距離を走行する人には、シールチェーンをお勧めします.
抵抗の少ないシールチェーンに交換すると、純正チェーンよりも燃費がリッターあたり数キロ向上したので、少し高価ですが、選択肢になると思います.
チェーン駆動のメリットとデメリット
バイクにチェーン駆動をするメリット
- 比較的軽量である
- 低価格で作ることができる
- 最終減速比を安価に変更できる
デメリット
- 注油清掃等の頻回なメンテナンスが必要
- シャフトドライブよりもチェーンの耐久性は低い
- 駆動抵抗が大きい
バイクチェーンのメリット3の最終減速比を安価に変更できること。
変速付き自転車のように、バイクの前後のスプロケットのギヤの歯数を変更することで、エンジン内部のシフトチェンジによる減速比以外に調整が可能なことがチェーンとスプロケットの良い点だと考えています。
最高速度や高速域の快適性を我慢して、低中速域のギアの繋がりと加速感の向上を目指すのならば、エンジン側のドライブスプロケットを小さく、ホイール側のドリブンスプロケットを大きくすれば良いことになります。
スポーツ走行では、加速と減速の繰り返しが多くなるので、最終減速比を大きくして、気持ちいい加速ができると面白いですね。
そして、エンジンが早く吹け上がるのでシフトチェンジも忙しくなりますが、楽しいバイクになるのも事実です。
でも、ツーリングのような場面では、シフトチェンジはめんどくさいものですね。
シールチェーンの注油について
シールチェーンには注油は必要ないと言う意見がありますが、
オンロード車の晴れた日にしか乗らないのであれば、ほとんど必要はないでしょう.
オフロード車は、泥汚れで水洗車したり、雨の日の走行でチェーンのシールの潤滑性能が落ちてしまいますので、たまに、注油が必要になります.
注油するための油のおすすめは、
MOTUL(モチュール) C3 Chain Lube Off Road
です.
チェーンをパーツクリーナー(ゴムに使える)等で綺麗にした後に、チェーンのシール部分に少量、上記のチェーンルブをスプレーするだけです.
スプレー時はチェーンに浸透する感じですが、しばらくするグリスが固まり定着します.
タイヤを回転させて潤滑させてから、余分な油分をタオル等で拭き取れば完璧ですね.