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土間ドームテント

ドマドームライト1 [1人用] アライテント

ドマドーム ライトは、とても凝った作りの特殊な構造のテントす. 快適で、使いやすく、とても軽いのだ.

ドマドームライト1の使用経験

国産老舗山岳テントメーカーのアライテント(ライペン) ドマドームライト1の使用経験です。

アライテントには様々な工夫を凝らしたテントがあります。
ドマドームの次に革命を起こしたさらに軽量化をしたオニドームがあります。
この2つは、ペグダウンせずとも前室を作ることができ、さらにとても軽量に作られています。

選択した理由 1、土間があること

ドマドームライト1を選択した理由は、テント泊で旅に出ると天候が崩れて雨になる時があるのですが、雨の時も濡れない場所があると、濡れた荷物が置けるし、地面があると簡単な食事を作ることも比較的簡単にできます。
ペグダウンすれば、前室が作れるテントは多々あるのですが、硬い地面でペグダウンできなくても前室が作れるのは、とてもありがたいですね。

選択した理由 2、軽量でコンパクト

さらに、軽量でコンパクトに収納できるのも、このテントを買った最大の理由ですね。
2kgを切る軽さと、フレームは長さ38cmで本体は32cmと収納場所に困らないところも良い点ですね。

使ってみて分かったこと 1、作りが丁寧

テントの作りはとても良いけど、これを作るのに、縫製作業のコストは高いだろうなと予想できます。
テント自体の材質にも、こだわっているようで、とても軽いのが特徴です。

使ってみて分かったこと 2、設営、片付けが簡単

建て方は、説明書が入っていて、一度読めば理解できるし、簡単に立ち上がります。
インナーのテントの袋状のところに棒を3本通して、立ち上げるだけなので難しいことはありません。
1回目、棒を通す時は少し抵抗がありましたが、2度目以降はズムーズになりました。
外側のフライシートはとても薄く、軽いし、簡単に固定もできます。
ただ、固定用のロープ4本は、インナーからフライシートの外に通す必要があるので、慣れるまでは面倒臭いかもしれません。
そのぶん、強風でも大丈夫な強度があるようです。

使ってみて分かったこと 3、土間がある前室は便利

外で、焚き火をしながら食事をするときも、ほとんどの荷物は前室に置けるのが、片付ける手間が少なくて良いですね。

下の写真は、朝のテントの様子です。
外は曇り空で、湿度が高くて、フライシートは結露していました。(これまでの経験上、テントの中に土間の部分が多いと結露しやすいなと、感じておりますが)
他の人も、結露したと言っていたので、仕方がなかったのかもしれません。
寝る前に、焚き火台以外の荷物は前室に置きました。

朝の前室の風景です。
一人用なので、これくらいのスペースがあると、やはりいいですね。
山岳用に使用するのであれば十分な広さですが、バイク用だと人によっては狭いかもしれません。
荷物の量やサイズを、このスペースに合わせる方が、現実的ですが。
土間部分を少し片付けて、お湯を沸かしてみると、ガソリンストーブではテントが簡単に燃えそうなので、ちょっと怖いかもしれません。
この場合は、ガスコンロの方が扱いが簡単なので、安全かもしれません。

使ってみて分かったこと 4、室内はちょっと狭いかも

テントの寝室の中から撮影しています。
頭側の方向です、三日月半分の形をしていますが、サイドの立ち上がりが急な形状なので、床面積の割に圧迫感は少ないです。

床の広さはニーモのマットを敷くとサイドの少しスペースができます。
たくさんの荷物を室内に入れたい方は、一人用は少し狭いので2人用のドマドーム2の方がオススメかもしれませんね。

足元側に、ヘルメットやウエアを置くと、この室内ではいっぱいになります。
横方向(75cm)はもう少し広い方が快適かもしれませんが、この狭さに慣れれば、気にならなくなると思います。
あと、長手方向の寸法(200cm)が少し短いと感じるので、背の高い人だと、少し窮屈かもしれませんね。

使ってみて分かったこと 5、付属のペグは貧弱かな

軽量化のために仕方がないのかもしれませんが、付属のアルミペグ(12本入りで実際は10本使用する)は土の中に埋まっていた石に当たって簡単に変形しました。
(中華製のテントでも、このタイプのペグは不評で、最近はもっと性能の良いアルミペグになったので、アライテントも改良した方が良いかもしれません。)
どこで設営するかわからないので、次回からは数本、鍛造ペグを持っていくことにしました。(重いですが)

2020/4の改善策

チタンペグ(Boundless Voyage チタンペグ ソリッド 強靭 20cm)計10本を購入しました。
1本約40グラムX10本で400グラムと多少重くなりましたが、鍛造ペグ1本約67グラムX10本で670グラムと比べると170グラム軽量ですが、付属のアルミペグよりもだいぶん重いですね。
チタンペグは硬い地面でもガンガン刺さるので、テントを立てる場所には苦労しなくて済むかもしれません。

結論は、キャンプ場で同じテントが増えるのはちょっと考えるけれど、オススメできます!

オフロードバイクで林道ツーリングandソロキャンプをするのに、このドマドーム1は良い選択肢の一つだと思います。
何を重視してテントを選ぶかは人それぞれですが、重さ、大きさ、室内の広さ形状、前室の使い勝手、そしてテントの製品としてのクオリティなど、よく考えられていてバランスも悪くないと思います。
ただ、中華製のテントと比べると価格が高いですね。(コストパフォーマンスを考えると?ですが、長く使えれば十分、元は取れるのかもしれません)

PS . ドマドーム1は販売中止となり、現在はドマドーム1 PULS 新型になって登場しました.

アライテント(ARAI TENT) ドマドームライト1 [1人用]

アライテント(アライテント) アライテント ARAI TENT ドマドームライト 2

ARAI TENT(アライテント) オニドーム1 ONI DOME1 フライカラー:オレンジ

次回は軽量タープも使ってみたいと思います。

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