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キャンプツーリング 志摩御座 三重県 March-2019

早春に紀伊半島 志摩あたりで焚き火をしながらキャンプをする. しかし、風が強くて、焚き火どころではなかった.

キャンプ目的のツーリング

2019年3月後半の春分の日を利用して4連休にして、暖かい紀伊半島方面に小さな春を探す、キャンプツーリングに出かける予定を立てました。 しかし、春分の日は、あいにくの雨と風でバイクに乗ることを諦めて、次の日の朝に出発としました。 荷物は全て、ボックスとタンクバックの中に収まるようにしました。

志摩の御座までの行程

一般道を走行し、300km先の志摩の御座にある観光農園キャンプ場にお邪魔することにしました。 ルートはカーナビが指示する通りだったので、国道8号線をはじめとする主要幹線道路を通るルートになりました。 途中、四日市辺りが渋滞気味でしたが、全体的には比較的スムーズに走行でき、疲労も少なく一安心しました。

観光農園キャンプ場

黄色の矢印が今回のキャンプ先です。 志摩半島の先で御座白浜海水浴場の南側に位置します。 大きな道路に面しておらず、奥まったところにあるので、本当にキャンプを楽しむ人しかいないのも魅力なところです。 観光農園キャンプ場に至るルートはとても狭い道を通るので、ナビがないとわからないかもしれません。 昨年一度来たことがある自分でさえ、道に迷う有様ですから、しっかりとグーグルマップで下調べをした方が良いと思います。 キャンプ場に着いた時は、とても風が強く、当日の予約は全て断ったと管理のおばちゃんが言っていましたが、予約せずに行った自分には、実際にサイトまで歩いて、ここなら風当たりが弱いねと、風当たりの少なそうなサイトを選んでくれました。 一泊 1500円で2泊予定していたので、3000円を支払いました。 焚き火をしながらじっくりと心の洗濯でもしようと予定もしていたのですが、風が強いので、とてもそれどころではなかったのが残念でしたが、こればかりは仕方ありません。 夜になっても外は強風が続いたのですが、ネーチャーハイクのHIBY3のテントは、前室がある程度の広さがあるので、そこで過ごすことにしました。 約5Km程度離れた『ぎゅうとら」という店で食材とアルコールを購入して簡単な炒め物?の晩飯を作って、アルコールを体内に入れながらじっくりと昼間の疲れを麻痺させていきます。 とっても質素ですが、自宅から持ってきた棒ラーメンで締めます。 棒ラーメンのメリットは、細い袋に2食分入っていて、とてもコンパクトに持ち運べることです。 デメリットは、麺がなかなか柔らかくならないので、コンロのガスの消費が少し多いかもしれません(棒ラーメンの種類によりますが)。 麺の食感には好みが分かれそうですが、バイク旅ではコンパクトで携帯性がとても良いので自分は愛用しています。 夜中、強風だったのですが、テントの中から外を覗いてみると月明かりで少し明るい夜でした。 風がゴーゴーと唸って樹々が大きく揺れていましたが、このテントはポールが3本あるせいかフライがバタバタせず風に強いことが確認できました。 実際の外気温は7度くらいで、想定温度が最低5度くらいと考えていたのでまったく寒くありませんでした。 この体感温度は秋と春では異なるようで、秋の場合は10〜15度を下回ると結構な寒さを感じますが、春の場合は5度くらいまでは何とかなるように感じます。 身につける衣類や寝袋によっても違うと思いますが、自分の場合はキャンプツーリングや長期間のバイク旅でもほとんど同じ装備なので、そのように感じます。 風で雲が吹き飛ばされると、綺麗な満月をみることができました。(手持ちで撮影したので、ブレていますが)

キャンプの朝

朝の目覚めは、「ホーホケギョ」みたいな、まだ、発声の練習中のようなウグイスの鳴き声でした。 2羽のウグイスの声を、ほんのすぐ近くで聞きました(鳴き方が微妙に違うので、思わず笑いが込み上げました)。 そーとテントのファスナーを開けてその存在を確認しようと思いましたが、鳴いているウグイスの存在を確認することはできませんでした。(昼に一度生い茂る木の枝に小さな緑色の鳥を見ることができたが、それがどうもウグイスだったのではないかと思いました) 翌朝、風が弱くなったので早朝にバイクで出かけます。 土曜日なので、観光客が移動を開始する前に、見どころを散策して、人や車が多くなったらテントに戻る予定です。 少し肌寒いが、気持ちの良い朝です。 橋の上からの眺めも良く、橋の下は漁港で、小さな町があります。 雲は多いが、晴れの予感がします。 まだ、3月ですが、太陽が顔を出すと、少しポカポカして清々しい感じが良いですね。 外気温は10度前後でしょうか。 途中の海岸の風景は、素晴らしいです。 写真は逆光ですが、海の水が綺麗で、小さな島と船がマッチしています。

大王埼灯台にて

綺麗な形の灯台で、複雑で航海には難所なところが多い志摩の海岸には不可欠ですね。 有料の駐車場が周辺にありましたが、まだ、営業しておらず、バイクを灯台の近くで止めさせていただいて、誰もいないさびれたショッピング通りを抜けて灯台に向かいました。

パールロードの鳥羽展望台の風景

パールロードは、緩やかなカーブの多く、比較的高い所に道路があるので、見晴らしも悪くないし、良いツーリングコースですね。 地元のバイクもこの寒い時期にしては、比較的多かったように思います。 キャンプ場の帰路の途中で、細い道路を抜けて海岸まで出てみます。 誰もいない海♫が聞こえてきそうな綺麗な海岸だ。 こんな風景を見ると、日本て素敵だなと思ってしまいました。 海の中の岩に小さな松の木が、自然の盆栽のような 午後から風が強くなってきて、気温が下がってきて、肌寒くなってきたので、早めにテントに戻りました。 ネイチャーハイク、NatureHike Hiby3という中華製のテントとスズキGSX-S1000Fの写真です。 テントは組み立てには、少しコツがいりますが、しっかりとした作りと製品のクオリティーは高く、80点以上をあげることができるテントです。 建てる時のコツは、長いポールを生地のトンネルに通す時は必ず押すこと、先端が出たからといって引いてしまうと組立式ポールが抜けてしまいます。 3本のポールを通したところで、ポールの先端をハトメに入れる作業が最大の難関ですが、各ポールの片側だけ3本とも入れておいて、1箇所ずつ立ち上げていきます。 順番はいつも適当ですが、なんとなく立ち上がります。 急いで建てる場合は、少し格好悪いですが、横棒の上側のトンネル部分を通さないときもあります。 慣れると、ペグを打っても10分くらいで完成します。 最大の特徴は、一人で使うには前室が広いことで、タープがいらないこと。 固定用のロープを忘れたのですが、強風でもびくともしませんでした(テント自体にはしっかりと付属ペグで固定しましたが)。 中のメッシュ部分が比較的大きいので、寒さには弱いと思います。 寒い時に使用するには、十分な寒さ対策が必要ですよ。 観光農園キャンプ場から徒歩で砂浜(御座白浜海水浴場)に降りました。 海の向こうに波で見え隠れする鴨の家族だろうか。 キャンプサイトの上空では、7羽のトンビが円を描きながら、風に乗って空高くまで舞い上がります。 一度、獲物を捕まえていたトンビも目撃しました。 野鳥の声を聞いたり、トンビが風に乗って舞い上がったりする姿を見ながら、テントの横で椅子に座ってくつろいでいます。 空気は冷たいですが、太陽のおかげでポカポカ陽気で、アルコールを体内に注入して日頃のストレスから解放されて良い気分になります。 今日一日、比較的、良い天気でしたが、日が傾くと気温が一気下がり、風は冷たく少し強くなってきました。 今日も昨日と同様に、テントの前室で晩飯としました。 この観光農園キャンプ場は、バイクの乗り入れができるのと、少し歩けば、とっても綺麗な目の細かい白砂の砂浜に出ることができます。 夏は子供づれの家族でぎわいだろうと予想できます。 この夜は、外気温が1.5度くらいまで下がり、とても寒くなりました。 寒さ対策はしてきたのですが、使い捨てカイロが見当たらず(後で荷物を整理している時に発見したが)、シュラフカバーと、ダウンウエアの2枚重ねで対応できました。 今回のテント泊で寒さ対策の切り札である、発熱ダウンジャケットを持参したのですが、肝心な時にバッテリー切れです(バイクの移動で寒い時に使用したため)。 ネイチャーハイクのこのテントは、畳んで袋に収納する時に少し手間取りますが、撤収は比較的簡単で、気に入っています。 晴れていたので、テントの底まで日光で乾燥させてから片付けてキャンプ場を出発しました。

観光農園キャンプ場ともおさらばの朝

朝、キャンプ場から出発するときの砂浜の風景です。 とっても綺麗で、見とれてしまいました。 パールロードからの眺めで、少し曇ってきましたが、本当に気持ちの良い道でした。 今回は2泊3日のキャンプツーリングなので、移動で2日、中1日のハードスケジュールでした。 この後、四日市あたりで渋滞に巻き込まれたり、気温が6度くらいになったりして、手がかじかんで、クラッチを握るのが辛かったり…….。 最後は高速道路で一気に帰宅しました。 途中、岐阜県と福井県の県境あたりで道路の脇に雪があったので、夜に除雪したのではないかと予想できます。 雪になると、このバイクとタイヤでは無力なので、道路に雪が積もってなくて良かったです。 今回の秘密兵器は、電熱ダウンジャケットで体は温まりますが、バッテリーの消費が大きいので、2日くらいで一本めのバッテリー切れとなりました。 帰りには、もう一本のバッテリーを最弱で使用しましたが、比較的快適に移動できたと思います。 写真は3000mmという高倍率を誇るNikon デジタルカメラ COOLPIX P1000 で撮影しました。 大きなカメラですが、遠くのものを確認できるので望遠鏡のように使っています。 キャンプテントNature Hike Hiby-3の最大の利点は強風に強いということが、今回のキャンプで証明されました。 フライを3本のポールで、しかもトンネルに通すので十分に固定されるので、ちょっとの強風ではフライがバタつくことも少なく、そしてテントの形がほとんど変形はしないのだ。 少し値段が上がってきたけれど、オススメ度は高いです。
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