SSD-NASに使えるGMKtec NucBox G9 – M.2 NVMe SSD x4を実検証する

GMKtec NucBox G9 を実検証すると、安っぽいプラスティックだが、分解や部品の性能は普通に使用できる。
GMKtec NucBox G9 – M.2 NVMe SSD x4

この記事の項目

GMKtec NucBox G9の内部

まずは、ネジを外して内部の確認作業に入る。

本体を裏返すと、ネジが6本見えた。
内側の蓋は2本で留められ、メモリー交換用の扉のようだ。

GMKtec NucBox G9 – M.2 NVMe SSD x4
GMKtec NucBox G9 の底面方向から、内部にアクセスするネジが6本ある

扉の中には、予想通り、4枚のM.2 のSSDスロットがあり、512GB1枚が刺さっていた。
このSSDには、Windows 11 Pro が入っていた。(私は、間違えて消去してしまった。グッスン!)

GMKtec NucBox G9 – M.2 NVMe SSD x4
GMKtec NucBox G9 4枚のSSDスロットは2本のネジの蓋を外すと見えた

さらに4本のネジを外し、蓋を開けると基盤が見えた。
蓋側には2つの電動ファンがあるので、配線には注意が必要だ。
みるべきところは無いが、電離とLAN WIFIのカードが取り付けられていた。
4つのSSDスロットは、基盤に直付けです。

GMKtec NucBox G9
GMKtec NucBox G9の基盤へのアクセスは外側の4本のネジを外し、プラスティックの蓋の隙間をこじると簡単に外れる

CPU等は、写真から見ると基板の裏側、本体の上面にCPUクーラー(ファン付き)があるようだ。
また、メモリーや直付けSSDは、この裏側にあるようだ。(今回は用事がないのでここまでかな)

GMKtec NucBox G9の基盤
GMKtec NucBox G9の基盤

情報

ハードウエア情報

Windowsを動作させて、CPU-Zというアプリで見てみた。

Intel Core Alder Lake

  • Max TDP 6.0W 消費電力は少ないので良い
  • 10nm 他のCPUメーカーよりは遅れている
g9_cpu
GMKtec NucBox G9 CPU-Z

マザーボードは、

  • PCI-Express 3.0 (8.0GT/s)
  • Chipset Intel ID461C ID5481
  • BIOS American Megatrends International LLC.
g9 mainboad
GMKtec NucBox G9 Mainboad

マザーボード直付けのメモリー12GBは、情報なしです。

GMKtec NucBox G9 memory
GMKtec NucBox G9 memory

ベンチマーク

4スロットのうちの一つのSSDのアクセススピードは、PCIe 3.0 にしては、少し遅い。2000MB/s前後出て欲しいけど、SSDメディアの影響も考えられる。

cristal diskmark g9

実際の使用感

インターネットを普通にブラウジングするのであれば、全く問題はない。

ファンの音は、聞こえないし、排熱は少しあるので、夏場は少し暑くなるかもしれない。

消費電力は、10 – 20W 程度で、SSDを増設すると、もう少し高くなるかな。

そのほかの重い作業をするのであれば、もっとパフォーマンスの高い製品が望ましいが、NASにもなるPCを選ぶのであれば、十分に選択肢になる。

ただ、なんとなく怪しい感じがあるけど、値段の割にはよくできた製品である。

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