Ubuntu Server インストール後の消費電力
Fanless Mini PC HUNSN BM34-N100というファンレス ミニ PC Intel N100搭載モデルにUbuntu Server 22.04をインストールして、何もしない状態で消費電力を計測する。
大体 8 ワット前後に落ち着く。
Windows 11 pro で動作させると、15 ワット前後です。
アルミ製のフィンのついた筐体を触って発熱を調べると、動作ワット数が大っきいWindows 11 pro の方が冷たく、Ubuntu Server のほうが少し暖かい。
原因は不明です。
Fujitsu TX1310 Intel G4560 モデルでは、FreeBSD Server で動作させているWEBサーバーでは、大体 30 – 40 ワットくらいの消費電力です。
したがって、サーバーをIntel N100 mini PCに置き換えれば4 – 5 分の 1 くらいに消費電力が減ることになり、電気料金も安くできます。
実際の電気料金の比較
1時間あたりの電気料金を 30 円/kW・hとして 24時間/日 連続運用したとして、
現在運用しているWEBサーバー Fujitsu TX1310 Intel G4560 モデルを30ワットで運用しているとすると 648円/月
Intel N100 mini PC Serverの消費電力は 8 ワット 173円/月
ということになります。
ただ、電気料金は今後も値上げされるので、運用コストは値上がりすると予想できます。
MINISFORUM UM760Pro ミニpc AMD Ryzen 5 7640HS の製品は、CPUが4nmプロセスなので負荷のない状態では省電力が期待できる。（Intel N100 は 10nm , CPUは微細なほど消費電力が少ない傾向がある）
また、メモリが最大32GBx2 64GBにできること、（メモリーにキャッシュできれば応答速度を向上させる可能性が高い。）
M.2 2280 PCIe4.0 SSD スロットが2つあってRAID1でミラー構成が可能なことで、サーバー運用に適していると考えます。（ミラーすることで、片方が故障してもデーターは守られる）
