旅バイク ホンダ CRF250ラリー
カッコウはどうでも良いのですが、
もう少し、旅している感じが欲しいなと感じるときがある.

HONDA CRF250Rally の純正オリジナルは、渋い色なのに、赤と白の直線的なラインは、個人的にはちょっと..??….と考えてしまう.
悪くはないが、旅っぽくない.
オフロードバイクなのに傷だらけになりやすい.
自然の中を走行しても、多少のことでは傷のつかない塗装があると良いなと思う.
そして、自然の中に溶け込むカラーリングは、ミリタリーカラーだ.
ミリタリーカラーでちょっと旅感でるかな
バイクのカラーリングを、ちょっと弄ってみようと考えてみた.
旅するバイク、
イメージは、ミリタリー風が良いかな.
写真を弄って、ミリタリー風CRF250Rally を作ってみたら、
「なかなかいいじゃん!」
やってみるか.

ペイント方法を考察
色はグレー、艶消し
強度のある塗装面
色は2色まで(コストを考えて)
自分で施工できて比較的安価な塗料をネットで調べてみると
強度の高い塗料を検索
- LINE – X
- ラプター ライナー U-POL Raptor
最強の塗料は
LINE – X
アメリカ軍・政府が認めた唯一の最強塗料
だと、認識していたが、
めっちゃ 高いお金が必要だ.
少し、調べてみると手が届きそうなお金で塗装できそうな製品を見つけた
ラプター Rapor という名の塗料だ.
U-POL Raptor ティンタブル ウレタン スプレー式トラック荷台ライナーキット スプレーガン付き 4 リットル
ラプターについて調べてみる
ラプターライナーという塗料は、荷台などの荷物が擦れるところに使われている塗料のようだ.
表面はザラザラで、強度が高く、傷がつきづらいのが特徴である.
ざっと、特徴を挙げてみると
- ウレタン塗料
- 塗装面が硬い
- 塗装面を凸凹にできる
- 艶消しみたいに見える
- 自分で塗装できる(貧乏なんで)
- スプレータイプ、ブラック、そしてティンタブルというウレタン塗料を混ぜて好きな色を作る
デメリットはもちろんあります.
- 施工費用がちょっと高め
- 施工法を習得する必要がある
- 購入先はネットか専門店に限られる
LINE-Xに比べると、自分で施工できて、価格も安めなので、やってみる価値はありますね.
自分で色を混ぜて使えるティンタブルならば、自分の好みに近い色で塗ることができそうです.
ラプターライナー塗装の知識
実際にラプターライナーを使った塗装を、いろんなサイトや動画から得た情報をまとめてみた.
ちなみに、ラプターライナーはイギリス U-POL社の製品で、日本ではラプタージャパンが販売しているようです.
U-POL社 英国本社
ラプターについて
Raptor®
「RAPTOR Tough and Tintable 保護コーティングは耐久性のあるウレタン コーティングで、最も過酷な状況にも耐えられる保護バリアを表面に提供します。
その汎用性により、ほぼすべてのアプリケーションに最適です。
通行量の多い場所にスプレーまたはロールします。
傷や汚れに強く、お手入れも簡単です。
その柔軟な配合は、ひび割れすることなく衝撃を処理できるため、トラックの荷台ライナーとして最も人気のある用途に最適です。」
と書かれていました.
荷台に塗るための摩擦に強い塗料のようですが、好みが合えばどこにでも使用できるようです.
塗り方は、スプレーしたりローラーでも塗布が可能です.
*Tintable の tint は、色合い、色彩の配合、染める、のような意味です.
塗料の種類
ラプタージャパンにある塗料の主な種類は
- ラプターライナーBLACK 1L or 4L キット(黒色)
- ラプターライナーWHITE 1L or 4L キット(白色)
- ラプターライナーTINTABLE 1L or 4L キット(ウレタン塗料を混ぜて使う)
- ラプターエアゾール 400mL スプレー(スプレーするだけ)
- プロテクティブコーティング 400mL スプレー黒
- グラビテックスプラス 1L ボトル(ベトつかないアンダーコート)
などがあり、これ以外にも 5L カンやエポキシプライマー、スプレーガンセットがあります.
最初から色のついた製品は、黒か白、それ以外の色はウレタン塗料を混ぜて使用します.
スプレー缶は黒のみ
下塗りのプライマーという製品もあります.
グラビテックスは、アンダーボディコーティング剤です.
実際に、HONDA CRF250Rally に塗ることを考えると
「ラプターライナーTINTABLE 1L キット」
「プロテクティブコーティング 400mL スプレー黒」 あまり評価は良くないが
「スプレーガン」
「ウレタン塗料グレーなど」
があればなんとかなりそうです. (ウチにエアコンプレッサーがあるのでスプレーガンで塗ってみるかな)
塗装の方法
ウレタン塗料のようですが、普通の塗料とは少し違うようなのでまとめてみました.
表面の処理 下地
対象物に合わせて『#80 ~#240 』(ペーパー or スコッチブライト等)の番手で研磨する。
必ず脱脂を行なって、それぞれの対象物(鉄板、アルミ、プラスチック、メッキ等)に合わせたプライマー処理を施す。
塗装の際には密着を良くする薬品を塗布しますと持続致します。 (ミッチャクロンやプライマーがあると良いかも)
傷やサビは施工前に必ず取り除いてください。
通常の塗装と同様に処理しますが、より強力に密着させるために、番手の小さい研磨がよいみたいです.
塗料チンタブル キット
キットに付属するもの
RAPTOR LINER ラプターライナー
RAPTOR HARDENER ラプターハードナー 硬化剤
主剤に対し、硬化剤を『 主剤 3:硬化剤 1(体積比)』の割合で混合させる。
色替えタイプ(チンタブル)は、主剤+硬化剤に対し、『 10% ~ 20% 』の塗料を混合する。
混ざりづらいみたいなので通常塗料よりも長めによく混ぜること。
塗料BLACK or WHITE キット
硬化剤を全てボトルに投入して下さい。
キャップをし、ボトルを 2 分間激しく振ってよく馴染ませて下さい。
キャップを取り外し、スプレーガンに取り付けます。 エア圧 2.76-4.82 BAR(40-70 PSI)で塗装する物体に直接吹き付けて下さい。
塗装
強度を高める場合は重ね塗りをする(塗込 2 回 ~ 4 回)
重ねて塗る場合は 1 回目の塗装が終了してから 60 分間時間を空けて様子を見ながら塗布して下さい。。
仕上げ → ガン距離 50 ㎝ ~ 100 ㎝(2 回 ~ 4 回)、ガンスピード(スロー)
ガン距離を離すほど、塗装表面をザラザラになる。
※強度を上げる場合は粒を大きめに設定してください。
キット付属のスプレーガンは凸凹が大きいので、滑らか重視の場合は通常のスプレーガンが良いみたいです.
塗装面のデコボコ具合は、ガンの種類とガンと塗装面の距離で調整する。
注意
塗装時の推奨の気温は 20 度で湿度は 60%です。
極端に温度が低い場所や乾燥している場所では塗布しないて下さい。(気温の急激な低下や湿度の上下によって乾燥時間が変わりますのでご注意下さい。)
塗装の完全硬化は自然乾燥で 20℃ → 7 日 ~ 10 日
完全硬化するまでは重たい荷物等塗装面に置かないこと、雨や水に濡れると白い斑点が発生します。(1週間以上、屋内で乾燥するべきだろうか)
エンジン熱や高温での熱戻りに注意してください。
U-POL 製品に付属されているスプレーガンは使用後は必ず洗浄して下さい。
施工後の塗装面の管理
- ワックス(白く残るもの)NG
- シャンプー水洗い、硬めの洗車ブラシ OK
- スプレー式のコーティング剤 OK