Panasonic Lumix DMC TX1 について
1型 Live MOS 画像素子を採用 ( Live MOS はパナソニックが開発した画像素子 )
焦点距離 25 – 250 mm ( 35 mm 換算 ) の 10 倍ズームレンズ
旅行用コンパクトデジタルカメラとして優秀
操作が比較的、わかりやすいかな.
中古で購入 パナソニックの修理報告書に
「センサーのゴミあり」
「レンズセンサー清掃、1グンレンズ機構部交換」との報告書が入っていました.
この機種は、センサー内にゴミが混入しやすいと予想できますので、埃の少ない状態で使用した方が良さそうですね.
LUMIX DMC TX1 の外観
サイズ感は、本体部分は RICOH GR3とほぼ同じで、とてもコンパクトですが、縦方向のみ 2 – 3 mm 大きい.
本体上面のダイヤル類と上面と本体の上面をツラ一にしたのに、背面のファインダーの出っ張り、前面のレンズ部分の出っ張りが気になりますね.
レンズ部分の出っ張りが大きいので、ポケットでの収まりは思ったほど良くないと感じます.
レンズ部分の出っ張りとグリップの出っ張りの差がない方が、荷物としては良いのではないかと感じます.
LUMIX DMC TX1 の作例
パナソニックの 1 型 Live MOS の実力を見てみましょう.
適当に撮影してみた.
1 型 Live MOS と f / 2.8 の組み合わせのためか、マクロ撮影では、背景は意外とボケる.
光学 10 倍 ズームレンズ があると、遠くの景色を切り取るのは楽だし、さまざまな画角で撮影できる.
焦点距離 182 mm あたりでは、光学系の解像もバッチリでした.
金属物の表現もとても良い感じで写っていると感じました.
レンズや画像素子の性能は高そうでした.
光学 10倍のズームレンズの解像度は悪くないし、細かな微細な表現も素晴らしいと感じます.
気になるところは、W端付近のレンズ周囲、写真の左右の縁のところの解像度が落ちてぼけぼけになっているところかな.
W端が 24 mm ではなく 25 mm というのがちょっと引っかかっているのだが、本来は 28 mm くらいに設定した設計だったのだろうか.
Panasonic Lumix DMC -TX1 のオススメ設定
撮影モード iA では細かな設定はできませんが、撮影モード P A S M は個人の好みで設定が可能です.
ISO 感度
感度が最低 ISO 125 から始まるが ISO 80 から使えるようにするには
拡張 ISO 感度 – ON
にすることでよりノイズの少ない写真にできる可能性があります. ( iPhone は、明るいところでは ISO25 から使っているので、条件が許せば ISO 感度は低い方が画質が良くなります. )
フォトスタイル
Panasonic の標準の写真の作り方は彩度が浅めでのっぺりしています.
画像の加工を前提としてるのであれば、良いのかもしれないのですが、撮影された写真と実際の写真の比較も兼ねて変更します.
撮影 – フォトスタイル – カスタムから
- コントラスト +2
- シャープネス +2
- ノイズリダクション ±0
- 彩度 +3
に設定すると、カメラの液晶と実際の景色の見え方に近くなりました.
個人の好みで設定すると良いと思います.
写真の加工を優先される方は、jpg だけでなく RAW ( 生データー ) も同時に記録されると良いと思います.
RAW の加工には PC のアプリが Light Room やLuminar があると便利ですね.