アプリリアRS250のリアサスに交換1

アプリリアRS250のリアサスペンションに交換しようと試みるが、アンダー側取り付け部分のサイズが異なるために一筋縄ではつけることができないことが判明した。
今回は、リアサスのグース用のクッションレバー(サスペンションリンク、リンクレバー、リンクと呼ばれているもの)を改良して取り付ける試みを行った。
取り付け部分のサイズの違いは5mm程度であるが、サスペンション側はアルミ製で削ってしまうと強度が極端に低下しそうである。
また、クッションレバー側はローラーベアリングがあるので、削るには限界があるようだ。
クッションレバーはグース350用とRGV-Γ用をオークションで入手したが、RGV-Γ用はグースのものとはサイズが違って見えるので今回はグースのノーマルのクッションレバーを加工することにした。
本当はアプリリアRS250用のクッションレバーをオークションで落札しようとしたが、3回の出品でいづれも2500円以上の価格になったのであきらめてしまったのであった。
アプリリアRS250のリアサスペンションを取り付けるための加工を行う。
クッションレバーはアルミでできているが、スリーブ(スペーサー)は鉄製で地道にヤスリで削ろうと思ったが、ディスクサンダーに金属を切るディスクを取り付けて切断することにした。
アルミの部分は、ディスクサンダーに粗目のヤスリを取り付けてベアリングの金属まで削り込んだ。
ベアリングの内部に削りかすが進入するのを防ぐために、スペーサーは入れたままにした。
ベアリングの金属まで削ってサイズを計測すると25mmちょうどであったので、ベアリングの金属の部分まで0.5mmずつ削りこんだ。
ベアリングの内側にはめ込むスペーサーはジャスト25mmになるように万力で挟んで固定し、ディスクサンダーで切断した。
少し多く残すように切ったつもりだったけど計ってみるとちょうど25mmになった。
オークションで落札したクッションレバーは油汚れと錆で非常に汚かったけれど、丁寧に洗ってサンダーできれいに研磨すると、写真のようにピカピカに変身した。
クッションレバー中央のモナカ状の盛り上りを丁寧に削り取って錆を削り、サイザルと赤棒で研磨し、フェルトバフと青棒で研磨した。
加工したクッションレバーをアプリリアRS250のショックに取り付けてみると、ジャストフィットで思っていたよりも上手くいったように思う。
ショック側とクッションレバーのアルミの部分のクリアランスは左右で0.5mmづつぐらいである。
スリーブ(スペーサー)はショック側とちょうど良い。
 アプリリアRS250のリアショックはオークションで手に入れたものだけど、クッションレバーとつなぐボルトが付属していなかった。
ノーマルのグースはボルトとナットを使ってつなぐが、RS250のリアショックはボルトだけでつなぐようになっている。スリーブ(スペーサー)があるので、市販のステンレスのボルトを使って固定することにした。
リア周り一新に続く

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