1992年に発売されたバイクなので、グース250はもう15年も前のバイクである。
写真ではきれいに見えても実際は、結構ヘタっている部分が多い。
そこで、運転していてもっとも気になるところは、ハンドル周りで、特にフロントプレーキのマスターシリンダーのネジがナメて錆びているのが気になるところだ。
ホームセンターで1個10円のステンレス製のネジ10個を購入する。
マスターシリンダーのネジが錆びて少しナメているのが気になっていた。何とか外れるだろうとプラスドライバーで力を入れると、ダメで何本かサイズの違うドライバーでもっともぴったりするプラスドライバーで回すと、・・・・それでもナメて空回り。
ガッカリ!
最近は、しっかりとした工具を使うので、ネジやボルトやナットがナメたことはなかったのに。
やはり、旧車や素人が回したトルク管理されていない合っていない工具で締められた少しなめたボルト、ナット、ネジは要注意である。
しかたがないので、ナメたネジを外すための道具を揃える必要がある。
このバイクはネジが錆びやすいみたいなので、これからも必要なのかもしれないので、ひとつ買ってみようかな。その名は「なめたネジはずしビット」で3種類のサイズを外せるものを注文した。

一本だけ何とか外せたけど、他の一本は完璧にナメてバカになってしまった。
標準のネジは、すごく柔らかくできているようで、少し強めに締め付けると外れない可能性が高いのではないかと思われる。

「なめたネジはずしビット」付属のドリルの部分でネジの頭に穴を開ける。
できるだけ垂直となるように注意が必要だ。

開けた穴に、逆ネジ方向にタップされた部分を穴に挿し込み左回転させる。
一番小さなビットを使ったせいか空回りする。
仕方ないので、穴はそのままで、2番目に大きいビットのネジの部分を使って左回転させることに。

ネジ側の反対側には、ドリルの刃が六角ネジで留められているけど、押さえ込みながらねじ込むときにジャマになるので、もう少し工夫が必要かもしれない。

今度は、上手くねじ込まれて古いネジを取り外すことに成功する。
強くねじ込むために、ビットのドリルの部分を付属の6角レンチで緩めてはずした。

無事、ネジの交換に成功した。
写真ではオゾイけれど本物はステンレスネジが光り輝いている。
錆びた部分が少なくなっただけで、格好よくなったのは気のせいか。
注意:ステンレスのネジはアルミとの相性が悪く、接触したままにしておくと電飾を起こしてアルミ側が溶けてしまうそうです。でも、ブレーキのリザーバータンクのネジは錆びる鉄製のネジが腐って外れないよりは良いのかもしれない。ようするに水分と接触しなければ電食は起きないらしいので、このままでも大丈夫だと考えるが。

写真では、結構しっかりとしたグースではあるが、実際には錆びたところが結構みられる。
しばらくの間、雨ざらしで保管されていたのではないかと思われる状態だ。
タイヤのサイドのひび割れは、タイヤクリーナーの使用と太陽光線の紫外線によるゴムの劣化と考えられる。

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