最近、平日に時間があって晴れているとグース250に乗ることにはまっています。
特に、平日はクルマがほとんどいないので、じっくりと走れるところがよいかな。
今回の課題は、コーナーリング中のアクセル操作をいろいろなパターンで試してみた。
グースのコーナーリング特性は主にフロントから曲がるように感じるけれど、アクセル操作でフロントを巻き込ませるようなことができないかあれこれと試してみることにした。
今のところフロントブレーキを使ってタイトに曲がりこむ方法は、今のフロントサスの劣化したグースには難しい(特に下りのタイトコーナーでは姿勢変化が急激すぎてブレーキのリリースするタイミングと倒しこむタイミングが上手くいかないことが多い)。
だから、今回はコーナーのアプローチはゆっくり進入して、アクセルを開けるタイミングとアクセル開度を調節しながら走ってみることにした。
同じコースの同じコーナーを何度も繰り返し走行すれば、もっと正確にコーナーリングの特性が判断できるかもしれないが、一般道なので走りながら、十分な安全マージンを確保しながら試している。
したがって、限界ギリギリのコーナーリングではないので、限界付近の特性ではないことに注意してください。
カーブはヘアピンに近い曲がり込んだコーナーを選んだ。
コーナーの進入はアクセルオフ、または軽くブレーキを当てながら入って速い段階で体重移動で少しずつ車体を倒しこんでいく。
倒しこみながら早めにアクセルを開けていくとアンダーステアが出て、コーナーの途中で一度アクセルオフとなりコーナーリングは失敗となる。
この場合は完全なコーナーリングの失敗と感じる。
これは、どんなバイクでもほぼ同じだ。
次にコーナーのコーナーの奥まで軽いブレーキングを残しアペックスの少し手前で車体を倒し込み(このとき自分は少しハンドルをこじる癖がある)アクセルをカーブにあわせながらクリッピングに向かってアクセルを開けていく。
このときアクセルを開けすぎると当然アンダーステアとなるし、適度にリアタイアにトルクをかけていってもリアから曲がる感覚がグース250は少ない。
アンダーが消せない場合は、さらにイン側に体重移動することで曲げようと試みるけれど、アクセルと体重移動のバランスが難しいと感じる。
曲がりすぎることが多々あるし、曲がりきれないこともたまにある。
左車線内で走行して自分の描くラインの1~2メートルずれる範囲とするようにコントロールしている。
これ以上は公道では危険なので無理は禁物である。
フロントタイヤをグリップのあるタイヤに変更すればフロントが踏ん張ってアクセルオンでリアタイヤが適度にスライドして曲がれるのかもしれない。
アンダーステアの原因の多くはフロントタイヤにあると感じている。
特に深くバンクした場合、ステップが接地する以前にフロンとタイヤが逃げていく。
あとアンダーステアに関することで、フロントフォークのアッパーの飛び出しが標準が7mmだけど現在はほぼ面一なので、フロントフォークがほんの少し寝た状態であるけれど、その変化は微妙かな。
だから、リアタイヤに比重を置いたコーナーリングを心がけているが、グース250の場合は難しい。
クルマでいうとFFスポーツみたいな特性で、立ち上がり重視のラインよりも突っ込み重視のほうがしっくりとくるようだ。
したがって、アクセルONで曲げるのではなくアクセルOFFで曲げる方が簡単であるが、何故か快感が少ないのだ。
このままの状態で、もう少し走りこんでみようと考えている。(変更するお金がないだけということは内緒です)