GSX400S刀(KATANA)のハンドルの取り付けが完成した。
グリップは赤い部分がアクセントの握った感じが柔らかいタイプに換えた。
ハンドルエンドは軽く、小ぶりなものに。
ハンドルを交換して、近所をテスト走行してきた。
乗ってすぐに体がなじんだ。
しっくりとくるポジションで自分の体にはジャストフィットでノーマルのポジションがこれでも充分スポーティなのでいけると思う。
ただ、これまでよりも加重がリアタイヤよりになるので、コーナーリングのアクセルワークの影響が大きくなったように感じた。
ハンドルの位置関係がどのように変化したのか写真を見比べると、ハンドルの幅が狭くなった。
ハンドルが手前に絞られた。
グリップの位置が少し高くなった。
これらにより、シートからハンドルまでの距離がずいぶんと近くなったように感じる。
また、ハンドルが少し手前に絞られたおかげで、脇が絞まり上体を支えるのにあまり力がいらないことも楽なポジションと感じる要因かもしれない。
刀のハンドルのグリップエンドが下がっていると思っていたが、実際に取り付けてみるとグース用よりも刀用の方がグリップエンドは上がっている。
それによりこれまでよりも自然なライディングポジションを取る事ができると感じる。
ハンドルの幅が狭くなったけれど、ハンドルが重いとかタイとターンがやりにくなったことはなくノーマルと大きな変化はない。
反対にこのくらいのハンドル幅のほうが良いのではないかと思うくらいである。
ハンドルが高くなってハンドルにつながっているケーブル類の遊びが少なくなった。
特にブレーキラインは、完璧に長さが足りないのではないかと思っていたら、下の写真の位置にあるブレーキホースのクランプの向きが逆になっていた(中古で買った時から)。
写真は正常に取り付けなおしてある。
このクランプの向きを直しただけで、ブレーキホースの長さの問題が解決してしまった。
グースにGSX400S刀のハンドルを取り付けることは大きな改造をしなくともできるのでお勧めですが、自己責任でお願いします。
もっと長時間乗ってみないと何とも言えないけれど、今回のハンドル交換は自分の好みのポジションにドンぴしゃりとなった。
ここまで、しっくりと決まるとは思ってもみなかった。
コーナーリングやツーリングまで使えるバイクになったのではないかと(誉め過ぎか)。
エンジンの調子も絶好調になってきたし、特に6000~8000回転くらいが気持ちよく回るようになって来た。
シングルエンジンの振動によってハンドルにも振動が伝わるようでノーマルのハンドルは鉄製でハンドルエンドにはご丁寧に重りまで入れてあった。
アルミのハンドルに変更し、ハンドルのエンドは軽量なアルミ製で非常に軽くできているが、心配したハンドルから手に伝わる振動は、柔らかく感じる。
柔らかいグリップへ変更した効果(ノーマルも結構柔らかいけど)が少しあるのかもしれないけれど、少しハンドルの振動は増えたように感じる。
実際、バックミラーが振動で見づらくなったのでノーマルよりもハンドルは振動しているのだろう。
ちょっと乗っただけでは何とも言えないけれど、振動の質が細かな鋭い振動から柔らかな大きな振動になったのではないかと見ている。
結論は、ハンドル周りは運転中にライダー自身が一番見るところなので今回のハンドル交換にともなう研磨やグリップの更新やメーターの交換など少しずつ綺麗になってきたので気持ちよく乗ることができるようになってきた。
そして、ライディングポジションも自分に最適化されて、自分のイメージするバイクに近づいていくのであった。
PS
ちょっと30km程度走行してきた。
GSX400Sカタナのハンドルに交換して、少し遠乗りしてみた。
最初の10kmくらいは何と楽なポジションなんだろうと思っていたが、距離が伸びるにしたがって、背中の真ん中がほんの少し痛くなってきた。
やはり、長距離のツーリングには向かないライディングポジションと再認識した。
コーナーリングは、バイクを倒しこんでいくとフロントの加重が足りないのか少しフロンとタイヤが逃げるような感じがすることがある。
このへんは自分の前後のポジションの作り方でどうにでもなるのだけど、少し気になった。
特に、ブレーキを使わない下りのコーナーリングを開始するときにフロント加重が足りないのではないかと思う。
でも、下りのコーナーリングはこれまでよりも、腕の力が抜けるようになったので、コントロールは楽になった。
下の写真で、ハンドルを交換する前後でどのくらい位置が違うのかわかると思う。
タンクに貼ってあるGOOSEのエンブレムを基準とすればよくわかると思う。
まあ、がんばってハンドルを変更したけれど、長距離を走る場合には根本的な解決とはならず。
短所と長所を比べれば、長所のほうが多いと思う。
バックミラーが振動で見づらくなるのはエンジンの回転数で7000くらいからだし、ハンドルが狭くなってコーナーの初期で反応が遅れる感じがすることなどは短所だけど、メリットの方が多いので気にしないでおこう。PS.
ハンドルの幅について注意が必要!
ノーマルのハンドルよりも数センチ短い400KATANAのハンドルはグースに取り付けた場合、バイクにまたがったままバイクの車体を30度くらい傾けると自力では起こすことが難しく、立ちコケすることがある。
ハンドルの幅が狭いので、てこの原理から起こす力が弱くなることが大きな原因ではないかと考えられる。
また、グースノーマルのハンドルが車体前方の低い位置にあるので車体を起こす方向に力は入れづらいのが基本的にはあるけれど。
自分の場合はサイドスタンドを掛け忘れて車体を傾けた時に数ヶ月の間に2回も立ちゴケさせてしまったのであった。
2件のフィードバック
自分も、グース250 に乗っております。
質問があります!
カタナのハンドルにすると、ブレーキホース、ワイヤー類は長くしたりしなくてはいけないのでしょうか?
私も早くこの仕様にしたいので、教えて頂きたく思います。
よろしくお願いします!
こんにちは
この記事は、随分と前のことなので、忘れてしまった事も多いですが、問題なく取り付けられたと思います。
ただし、ハンドル幅が狭くなるので、取り回しには注意が必要ですよ!