中古で買ってから始めてのオイル交換をすることにした。
昨年の春にオイル交換を考えていたが、一昨年の走行距離は300km足らずだったのでオイルタンクからオイルの状態を確認したら、全く劣化はみられず交換を見送ったのであった。
今回は、反対に昨年はグースに乗って距離を走ったのでオイルの劣化は激しい。
まずは、エンジンを始動してかるくエンジンを温める。
エンジンを停止して、ドレーンボルトを緩め、エンジンの下にオイルを溜める容器を置き、完全にドレーンボルトを抜き取る。
エンジンオイルが排出される。
オイルキャップ(オイル注入口キャップ)も外しておく。
出てきたオイルは真っ黒けで結構劣化が激しいようだ。(ちょっと反省)
オイルはHONDA純正モーターサイクルオイルG3を選択した。
理由は、近くのホームセンターに置いてあっただけで深い理由は無いのであった。(一応化学合成オイルなので価格は高めだ)
でも、本当は、雑誌にHONDA純正オイルの紹介があったのを見て信頼が出来るオイルと思ったので買ったのだった。
オイルエレメントは、他の部品と同時にネットで購入してあったものを使用。
オイルエレメントは下の写真の3本のボルトを外すと顔をだす。
ボルトは均等に緩めるよう、マニュアルには書いてある。
カバー中心にオイルエレメントを固定するためのバネがあるのと、周囲にはゴム製のオーリングがあるので注意。
オイルフィルターのカバーを外すと下の写真のようにオイルエレメントがはいついている。
細いマイナスドライバーでふちを引っ掛けて抜き取る。
オイルフィルターカバーとその下のボルト(オイルプレッシャー測定用)を外したついでに、バフがけを行った。
結構きれいになった。
オイルエレメントをセットしてカバーを取り付ける。
エレメントを押さえるバネとオイルシールを忘れない。
ボルト3本均等に締めるように気を付けよう。
オイルキャップ(オイル注入口キャップ)からオイルを入れる。
オイル交換時は1700mlだが、オイルエレメントまで交換したので1900ml注ぐことをサービスマニュアルに記してあった。
今回は適当に入れて、オイルキャップの裏側にあるゲージで量ることにした。
1700mlくらいオイルを注いで一度エンジンをかけてからゲージを差し込んでオイルの量をはあくしながらアッパーレベルまでオイルをたす。
ついでにドレーンボルトとオイルキャップも簡単に研磨した。
エンジンをかけて、オイル漏れが無いか確認するのと、タペット音など異音が発生していないか注意深く観察する。
エンジンから発生する、機械音があまり静かにならなかったので、このULTA G3オイルは粘度があまり高くないタイプのようだ。
オイル交換当日は天候が雨だったので、バイクに乗ることができなかった。