平日の晴れた午後に、近くの山道に軽く流して走ってきた。
グース250のノーマルのコーナーリングを体に記憶させるために少し長めに走ってきた。
ヘアピンのような曲がりこんだコーナーの出口では、バンク角が深いのでもう一寝かせが可能で、そこからアクセルを開けていってもアンダーステアが出ないので気持ちよく曲がっていけるのが良いと感じる。
中古で買ってすぐに乗ったときは、コーナーの出口でアクセルを開けていくとアンダーステアであったけれど、タイヤをダンロップTT900GPに交換してからは上手い具合に曲がりこめるようになってきた。
あと、リアのクッションアームのベアリングが一部固着して動きが渋かった部分のグリスアップをしたことも良い影響を与えたのかもしれない。
フロントタイヤの磨耗状況は、トレッドのサイドのポチポチがだいぶん削れてきた。
コーナーでは、リア側よりもフロント側の方がタイヤのサイドまで使ってコーナーリングしているようである。
路面からの段差のショックで車体が不安定になる。
リアショックを高性能なものに変更すれば多少は改善されるだろう。
また、スピードが上がってくると段差でリア周りがねじれるように感じられる。
フロントのサスペンションの剛性不足は感じられないけれど、減衰力の低下でハードブレーキングでは姿勢変化が大きく不安に感じる。
いつもとは違う方面の山道を走ってみた。
慣れない道路なので、ツーリングペースだったけれど体の疲労は大きい。
このバイクは、本当にコーナーリングに特化したバイクであり、時速100Km以下で楽しめるのが良い。
最近のクルマやバイクは高性能であるけれど、実際の制限速度は一般道60km/hであり高速道路は100km/hだ。
高性能を堪能するにはサーキットを走るか、スピード違反をして走るくらいしか方法はない。
でも、グース250は遅いスピードのコーナーリングでも楽しめる。
このポイントが重要であり、遅いスピードでも楽しめるバイクやクルマを考える必要があるのではないか。
バイクではハーレダビッドソンが遅いスピードでも楽しめると言われているけど。

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