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ASAHI Super-Multi-Coated TAKUMA 1:1.8/55

ペンタックスには☆レンズと呼ばれる高品質のレンズがラインナップされているが、非常に高価で自分のような貧乏人にはチョット敷居が高い。 そこで、安くカメラを楽しむ方法にオールドレンズを買って写真を楽しむことが、静かに流行っている。 それにともなって、中古レンズの価格は高騰してきていると思うが、それでも、☆レンズを買うことを考えると随分と安上がりである。 カメラ初心者の自分が、詳しいウンチクを語る資格はないが、ためしに、価格の安いM42マウントのASAHI Super-Multi-Coated TAKUMA 1:1.8/55mmを買ってみた。 M42マウント用なのでKマウントに変換するためのマウントアダプターが必要であるので あらかじめ買ってあった。 このオールドレンズを楽しむためには、バカチョンカメラになれた頭脳と手足を鍛える必要がある。 オートフォーカスは使えないし、絞りは自分で合わせる必要がある。しかし、ペンタックスの一眼レフカメラのコンセプトは過去の遺産(レンズ群)を上手く扱えるように作られているらしい。 オールドレンズを使えるようになっていて、本体の設定を少し変更するだけで使うことができる。 まずは、モードダイアルをAv(絞り優先)にする。 メニューから絞りリングの使用を→許可にすると「2」になる。 こうすると昔のレンズでもシャッターが切れるそうだ。 img src=”https://www.i-mndks.info/digital/images/stories/k5_2/2013-05-06_4.jpg” border=”0″ /> マウントアダプターを取り付けると下の写真のようになる。M42はスクリューマウントでねじ込み式となっている。 現在のバヨネット式に慣れていると、非常に面倒な作業だが、何回もレンズを交換すると、だんだん慣れてきた。 マニュアルフォーカスや手動で絞りやISO感度を合わせたりするのでシャッターチャンスを伺うような時には使えないので、これでも充分に実用になると感じる。 今回このレンズを評価するにあたり、このK-5に標準で付いてきた18-135mmと比べるのはあまりにも性格が異なるので、登場してすぐにに購入してあったDA50mmに出番していただくことにした。 風景をスナップするときは、標準で充分と感じるが、背景をボカしたり、暗い時にはf1.8は頼りになると考えて購入してあったが、思っていたような描写ではなかったので、出番は少なかった(使いこなせていないだけかもしれないが)。 やはりシロートには便利な18-135mmの出番は多い。 今回は、50mm前後のレンズでフラワー「花」の写真を中心に撮って見ることにした。 特に評価が異なったのは、何故か黄色い花、yellowが異なるように思う。 絞り値が同等と思われる写真を選択したつもりだけど、黄色い花びらの鮮明さは古いSuper TAKUMAに軍配が上がる。 ところが、他のピンクの花や緑の部分はこれほどの差とはならない。 今後もう少し実験してみようと思っている。たんにオーバー露光なだけ? ASAHI Super-Multi-Coated TAKUMA 1:1.8/55でF2-3あたりで背景をボカしてみる。 古いレンズだけど思った以上にきれいである。 比較的程度の良さそうなレンズを選んだので3000円程度だったけれど、価格を考えると満足できる。 下の写真はPentax DA50 1:1.8のレンズを使いF1.8で背景をボカしてみた。 絞り優先AVモードで撮影して絞りをダイヤルで1.8にして後はオートで撮影。 拡大率が上の写真と変わっているのはご愛嬌。 条件が多少異なるけれど、好感が持てるのはオールドレンズの方である。 ASAHI Super-Multi-Coated TAKUMA 1:1.8/55で木製の鳥居の屋根の一部を撮影してみた。 思っていた以上に鮮明にスナップされている。 しかし、スナップするには55mmはK-5のAPSサイズのCMOSでは35mm換算で82mm程度になるので少し使いづらい場合が多い。 ただ、このレンズは逆行には弱いようで、少し太陽光がレンズに入るとダメのようだ。 普通に古民家の撮影をしてみると、思っていた以上の描写に驚く。 絞りは絞り込んだほうがくっきりとした絵になるが、シャッタースピードとISO感度の兼ね合いで決めるのが良さそうだ。 写真を撮影するのに結構頭脳を酷使している。 そして、うっかりしていると失敗していることも多い。 絞りを開放するとピントを微妙に合わせても、全体にボンヤリしてしまう。 F1.8の明るいレンズであるが、実用上はF2.0あたりからかも。 下の写真は絞りをF2-3辺りで撮影している。 被写界深度が浅いのでピント合わせは微妙である。 そして、その下の写真はピントがあった部分のピクセル等倍に拡大した写真であるが、しっかりと写っている。 手間をかければ、もっと面白い写真が撮れそうな予感がする。 古いレンズだけど、お気に入りの一本となりそうだ。 ただ、このレンズは、トリウムという物質が入っていて、放射線が出ているといううわさがあるが、・・・・・・・。

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