検索
Close this search box.

CANON PowerShot G5の液晶のバックライト修理

CANON PowerShot G5の液晶のバックライトが2003年に購入後1年で点かなくなってしまった。
大きすぎる本体と遅いAF意外は写り綺麗だし、電池は長持ちするし、お気に入りであった。
メーカーに修理に出そうと思っていたが、忙しい日々を過ごすうちに出しそびれてしまった。
まあ、マニアックな撮影や動画を撮らなければ、ファインダーでAUTO撮影できるので普通のカメラとして使ってきた。
かみさんがデジカメが欲しいというのでカシオのEXILIM EX-Z600という600万画素を購入するが、思っていたような写真は撮れなかった(現在故障中)。
そして、SIGMAがコンパクトデジカメの革命を起こしたDP1を出すという情報をキャッチしてからは、その登場を待ち発売と同時に注文をした。
キャノンとは絵の作り方は全く異なるが、抜群の画質に驚嘆した。
これが、コンパクトデジカメの画質か?
街中でスナップ写真を撮るには最適かもしれないが、マニアックすぎて、一般の人には絶対に薦められないカメラであるが。
CANON PowerShot G5も一般には薦められないけれども、Sigma DP1はそれを遥かに超越している???

前置きはこのくらいにしておいて、2011年の2月に暇な日曜日にCANON PowerShot G5の液晶が写らないことを思い出して、壊れてもいいから少し分解してみようと考えた。

キャノン パワーショットG5 前面

長年使用しているので、結構くたびれて見える。本物はもう少し綺麗だと思う。

背面から

バリアングル液晶モニターは便利だけど、古い機種なので非常に小さい。可動式のために、液晶に繋がる配線が断線したのだろうか。

バリアングル液晶
レンズのせり出し

レンズは明るいF2.0とコンパクト?デジカメでは大き目の1/1.8型CCD

どこかに断線が発見できれば修理の可能性があるけれど、とりあえず液晶部分の分解作業に入る。
あらかじめ、バッテリーとボタン電池を外す(基本中の基本で電子部品はショートと静電気が大敵だ)。
バリアングル液晶の部分のカバーは4本の小さなプラスネジで留められているようだ。

ネジ1

反対側にも2本あるので、液晶のアングルを外しやすい位置にして外す。

ネジ2

意外と簡単に液晶背面のカバーが外れる。
良く見ると、リボンケーブルと基盤をダイレクトに半田付けしてあるが一箇所完璧に外れて浮いているではないか。
ラッキーなのか不運なのかはわからないけれど、直感的に液晶の写らない原因はこれだと判断できた。
キャノンの設計ミスか、それとも技術的に未熟であったのだろうか。

半田外れ

細い半田ごてと半田で接続しよう。簡単そうだが、小さな部品なので慎重に!

半田を多めに盛って外れないように強化した。
透明なテープでも貼って更なる強化を考えたが適当なものがなかったのでやめた。
リボンケーブルを急激に折り曲げて半田付けしてあるので、リボンケーブルの張力が常にかかった状態なので、振動等で半田が弱くなって外れてしまったと考えられる。
ネットで同様の故障が見られないので、この個体のみの故障なのかもしれない。
この故障が原因でキャノンのデジタルカメラはもう買うことはないだろうと思ってしまった。

半田付け

外したネジ4本なので組み立てはチョチョイのチョイとして、ボタン電池とバッテリーをセット!
電源を入れると、思ったとおり液晶が表示されるようになった。
日付を合わせて、撮影モードにする。
アレ!液晶が見えなくなる。
だけど、DYSPLAYボタンを押すとチャント写りました。

こんなに簡単に修理できるのだったらもっと早くにすべきであった。
次は一眼レフに移行しようと考えているけれど、シュチュエーションによっては使えるのではないかと思うので、もう少し現役で使おうと思っている。
下の写真は過去に登った富山県の立山の中腹辺りから撮った景色だ。

過去の立山の写真
立山

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

記事の見出し番号

関連記事

最新記事

iframe

iframeを使って、他サイトをページに表示させることができます。

例)スクロール効果

スクロールの効果のサンプルページです。印象に残るページの参考にしていただけると良いですね。Elementorより。

Scroll Snap

WEBページでスクロールを所定の位置で一旦止まるように設定することができると可読性が上がりそう。

スクロール効果 横移動

ページをスクロールさせると画像が横方向に移動させる。注目させたり違和感を感じさせる時に使える。