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インプレッサ GDB-F・点火プラグ交換

リザルトマジックECUに交換したときに、点火プラグ(スパークプラグ)を熱価8番(NGK表示)にしてくださいと言われていた。
そこで、点火プラグ(HKS M40i)をすぐに買ったのだが、自分での交換が面倒だったのと、ディーラーに頼むにしても、その工賃が割高と聞いていたので交換できずにいた。
だが、走行距離が2万キロを優に超えミスファイアーがあるかもしれないので、工賃を浮かすため自分で取り付けることにした。
水平対向エンジンのシリンダーは横向きでバルブはDOHC4バルブなので点火プラグは真横にあることになる。
さらに、シリンダーヘッドの近くには、バッテリーやエアクリーナーボックスが取り付けてありプラグ交換にはそれらを外す必要がある。
また、ヘッドはエンジンサイドのシャーシが迫っており、手の入る場所がほとんど無い状態だ。
雨の日曜の午後時間があったので、点火プラグの交換に挑んだ。
さて、どうなることやら!
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まず、これらの情報で点火プラグを交換し不具合があってもこちら側は一切責任をもてないことをご理解のうえご覧になってください。
助手席側エンジンルーム。点火プラグはバッテリーが邪魔で手の入るスペースもない。点火プラグは写真では見えないが矢印の下の方向にある。辛うじて点火プラグのある場所はわかるが、キビシー!
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運転席側も、エアークリーナーボックスが邪魔で点火プラグのある位置を確認するのも困難な状態だ。
整備性が良いとはいえない。
ロングライフな点火プラグがあるので大丈夫だろうけど、もう少しレイアウトを考えたほうが良さそうだ。
点火プラグのサービスホールをホイールハウスに作るとか何かを考えたらどうだろうか。
img_4869_s.jpg
まあ、文句を言っていても仕方がないので、さあ、はじめますか。
とりあえず、バッテリーからマイナス端子とプラス端子を外す。
バッテリーを固定してあるネジを緩める。
奥のネジは上にプラスティックのネジがありそれを外してから本当の固定用のナットを緩める。
バッテリーの固定はどのクルマも同じなので多くは記さないでおこう。
ちなみに、棒の下はバッテリーの下のボディに引っかかっているだけだ。
すべて10mmのナットなので10mmのソケットとラチェットレンチがあれば事足りる。
注意することはバッテリーが重いので落とさないようにすることぐらいか。
難易度1ぐらいだ。
img_4870_s2.jpg
バッテリーを外すと点火コイルが顔をだす。
点火コイルを固定する12mmのボルトが見える。
タイヤ側のフレームとシリンダーヘッドとのクリアランスが少ないので、手が入りづらいのがわかる。
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点火コイルは12mmのボルトで留まっているので、外すのだが、狭いので小さなラチェットハンドルがあると便利だ。
また、手前の点火コイルは簡単に外れるが、奥のものは刺さっていた方向から180度回転させないと抜き取れなかった。
知っていないと知恵の輪みたいに頭をひねらないといけない。
難易度は4
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外した点火コイル。
点火プラグは刺さったままでは見ることが出来なかった。
シリンダーヘッドとフレームの間隔は狭く、手が入らないので力が入らない、ラチェットハンドルのヘッドの厚みが邪魔、と難儀すること間違いなし!
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奥側の点火コイルは、ボルトを外してから、取り出すのに知恵の輪状態だ。
取り付けてあった方向を180度回転させると取り外す(抜き出す)ことが出来た。
点火プラグを外すには、プラグレンチと80mmくらいのエクステンションでプラグにソケットがはまるようにしてから、ラチェットハンドルを付けてプラグを緩める。
ラチェットのヘッドが厚いタイプだと上手く外せないので、小さなラチェットハンドルでまわした方が良いだろう。
プラグを抜き取る時は、ラチェットハンドルを外してからでないとスペース的に無理であった。
難易度5??
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取り出した点火プラグと、新品のプラグ。
焼け方は普通ではないかと思う。
若干くすぶりぎみか。
最近は省エネ運転をすることが多くなったのと気温が低いのでで7番でもくすぶりぎみかも、なので8番にするのはチョット考え物かなと思ったが、オリエントワークスの社長が大丈夫と言っていたのを思い出し思い切って交換した。
点火プラグ装着は、プラグレンチとエクステンションに点火プラグを取り付けて、指の力だけでエクステンションをまわす。
少しでも回りが硬い場合には逆回転させてからやり直す。斜めに入ってネジを壊すと非常に高くつくのであせらずじっくりとしよう。
指の力で回らなくなってから、ラチェットハンドルで1/2回転締め付ける。
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運転席側はエアークリーナーボックスと少し蛇腹になったホースを外す必要がある。
蛇腹のホースは金属のベルトでとめてあるので2箇所とも緩め、外す。
エアクリナーボックスは奥のほうで2本のボルトで留まっているので2箇所とも外す。
エアフローセンサーのコネクターや配管が固定されているところを外し、ボックスごと外す。
この時、構造を把握しながら外さないとうまく出来ないので注意。
エアクリーナーボックスが外れてしまえば、後は同様にして点火プラグの交換をして元に戻す。
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点火プラグ4本の交換には1時間30分くらいかかった。
慣れても40分くらいはかかると思う。
工具の準備は絶対に必要なのと、プラグを付ける時にまっすぐ取り付けること。
締め付けはプラグの説明に従うこと。
今回のプラグは手で回して止まったところから1/2から2/3回転させると書いてあった(新品の場合)。
本来ならばトルクレンチを使ったほうが良いかもしれない。
プラグのネジを壊してしまうと、非常に高価な修理代を請求されるので細心の注意を払って交換すること。
交換後軽く走ってみる。
バッテリー端子を外したので、ECUがリセットされているのでアクセル全開にはしていない。
フィーリングはこれまでと大きく変化はないが、アクセルを踏んだ時のブーストの立ち上がりが速くなったように感じる。
これからECUの学習が進んでからフィーリングの変化を確かめたいと思う。

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