福井県大野市2020/6 CRF250ラリーで林道林谷線
林道林谷線はどこにあるのか
天空林道と知られている?かな、林道 林谷線に突撃してみました。
グーグルマップで調べてみると、福井県大野市で岐阜県の県境近くにありました。
国道158号線、九頭竜湖方面から突入しました。
入り口は整備され、木の看板までありました。(写真には写っていませんが)
林道林谷線の地形は
下の地図は、2度目の2020/6/8のカーナビのGPSのログを示したものです。
国道158号線を入ってすぐの林道は舗装されて川に沿って山奥に入っていきます。
舗装が切れて、砂利道になると、路面は荒れて、山側から谷に落ちる水は、道路を横切るように土が盛られ、比較的大きめの石が撒かれているのでスタンディングポジションを強いられます。
道路がクネクネし出すところから、急な坂道が現れます。
林道林谷線の奥の作業林道?はどうなっているのか
実は下調べをするのに一度訪れて、赤い線の方向へ行ってしまいました。
単独で、CRF250Rallyの巨体??154kgで、何かあったら無事帰れる自信がなかったので、赤線は途中で引き返した道路があります。
2度目は黄色の線の部分に行ってみました。
外側の黄色のところは、尾根近くを通る林道で、景色はとてもよかったですね。
レッツトライ林道林谷線の作業林道
林道 林谷線の始点からしばらく走ると終点の標柱がありました???(中途半端な終点でした)
一般車通行禁止の看板がありました。
管理者はグリーンクリエイト という会社のようです。(一切の責任を負いません、というお言葉)
チェーンも鎖もなかったので、ちょっとお邪魔させていただきしました。
まずは、迷子になりました。
↓1度目は、この看板のところで、どこに行けば良いのかわからなくなりました。
途中に支線らしき道路がありましたが、
携帯電話の電波は当然ですが届かない、国土地理院の地図を開くと、岐阜県との県境で、この先は岐阜県側に降りてしまいそう。
ちょっと迷っていると、HONDA XR250赤の方が岐阜県側から上がってきました。
「こっちはどうも違うよ」と
2つ目の支線にトライするも
ここから少し戻って、途中にあった支線に一つ一つ突入しようと思って、急な坂を登ります。(県境のジグザグした道路)
比較的大きな石がゴロゴロしているので、スタンディングで登っていると、急に休みたくなってしまいました。
お年寄りなので体力はありません。(単に、運動不足ですね)
いつもならば、坂のあるところでは止まらずに、平坦なところまで登ってしまうのですが、日差しが暑くて思考回路がショートしていたのでしょう。
カーブで向きを変えて影で休もうとしたのですが、
ほぼ立ちゴケですが、バイクを谷側に倒した時に、自分自身は転ぶと怪我をすると考え、坂の下の方まで重力に脚力が負けて走り出し、止まれずに草むらの寸前でこれ以上行くとヤバイかもというところで、火事場の底力が発生し、なんとか自分だけは転倒せずに踏ん張れました。(本当はどうなったのか覚えていない、こんな山奥でそれも単独で怪我をしたら考えただけでもゾーとします)
バイクは、傷つくものですが、この方向(谷側に)で倒れたバイクを起こすのは大変です。
まずは、荷物をおろし(少ないですが)ヘルメットを外し、体力が回復するのを数分待ってから、トライしました。(思ったよりも簡単に起こせた、ふー!、火事場の力(アドレナリン)が残っていたのかも)
こんなときどうすれば良いか調べました
ここで、急な登り坂の路面でのターンの仕方ですが、上の写真のように倒れるのが最も悪い例だそうです。
ロードバイクばかり乗っていたので、ターンするときはバイクを内側に倒して曲がるものだと思っていたのですが、トライアルテクニックでは、バイクを重力に垂直に立てたままターンするそうです。(ハンドル切角の多いトライアルバイクではさらに山側に倒すそうですが)
転んでもタダでは起きないぞ、エラー&トライの精神だ!
参考動画のリンクを上に貼っておきました。(動画の後半で説明があります、簡単そうに操っていますが、本当はめっちゃ難しいですね。)
自分も還暦になりましたが、まだまだ、安全に走行するための練習は必要ですね。(安全な林道走行で自分に必要なのはトライアルのテクニックですね。)
この後、支線にトライするも、迷子になる可能性があるので、早めの退散することにしました。(さっきの立ちゴケで、完璧にネガティブ志向です)
次回の挑戦は、フロントタイヤの交換後、満を辞してこの場所に来ることにしました。(不安材料を少しでも少なくしたい)
林道林谷線2度目の挑戦です。
今度はフロントタイヤを新品に入れ替えて挑戦です。
前回の転倒は、フロントタイヤのせいでなく、自分自身が失敗したためですが、一人で山奥に入るのですから、できる限りの準備は必要です。(失敗したらやり直せば良いが、自論ですが、2度目の方がネガティブになっています)
先に示した通り地図も書いて、カーナビゴリラのGPSログもスイッチを入れていきます。(迷子対策です)
↑通ったルートは後から書き入れましたが、赤いルートは1回目のルートです。
今回は黄色のルートを周りました。(でも同じところを2周したりしてしまいましたが)
天気は上々の上です。
滝の少し手前に左手方向の支線があります。
結構な急な登り坂で、結構ガレた感じが数日前の転倒(立ちゴケ)を思い出させます。(ここを登るのが、尾根沿いに出るのに早いですが、急なガレた登り坂になります)
↑ここは左方面。
↑黄色い看板のある三叉路に出ました。
ここは、左に曲がって尾根の方に登りたかった。(どちらでも行けるのですが、)
尾根近くまで登ると、対面に走っている林道が見えます。
尾根沿いを通っているということは、その反対側は谷底です。
谷底に落ちても樹木に引っかかるところは良いのですが、(良いわけないか)道が崩れているところは、這い上がれませんね。
ジャングルの緑の中の道路のような写真ですが、これは本当に日本ですか?と。
上の写真に写っている反対の斜面のところまできました。
途中道路が細くなっているところがあって、少し緊張しましたが平らなところだったので無事でした。(大きな石にタイヤが当たるとバランスを崩すので注意が必要です)
見渡せる林道は気持ちいいですね。
日本三名山の霊峰白山が見えました。
ここで、30分くらい綺麗な白山を眺めながら日陰で休憩をしましたが、雲に少し邪魔をされたのが惜しかったですね。
標高は1200mくらいかな。
今回はここまで、
日差しは暑かったけれど、風は気持ちよく、楽しい反面、重いバイクのラリーを倒したり、谷底に落ちたり、故障したりしないか常に注意していたので、体力的、精神的にとても疲れました。
ツーリングキャンプや旅用に購入したラリーを、ここまで林道を走らせるつもりはなかったのですが、基本はオフロードバイクなので重い割には何とか走れますね。(ローダウン車だから、林道でもとことこ走れるのが、よかったのかも、サスペンションストロークが短いので、底付きしやすいけれど、オフロード初心者なので)
この場所は、林道 林谷線の奥の作業林道になるのだと思いますが、ここまで広いと簡単に迷子になれそうです。(まだ、通っていない道路がたくさん残っているのが心残りかも、)
林道林谷線の先の作業林道の感想
積極的に、お勧めはしません!
が、麻薬みたいに、また行きたくなるかもしれませんね。(軽いバイクが欲しくなりますね、重いバイクでは、ガレた急な曲りくねっった登り坂がシンドイです。自分が下手くそなだけですが、)
上り降りが急な斜面のあるオフロードは、初心者には難しいので、その対策は必要です。
そこを克服できるのであれば、気持ちの良い場所ですね。
ただし、一般車通行禁止ですから
3D地図を載せておきます。(冒険心を駆り立てるかもしれませんが)
なにこれ?
今回の林道で見た不思議なもの、それは、切り株の中の木??
どうなっているのか、どうやってこんなことになったのか、皆目見当もつかないぜ!
PS.東側尾根ルートの追加2021/5
2021/5/30のルート
比較的、見晴らしの良い尾根のルートを選択して走行してみました。(途中までYMベータさんと、滝のところで出会った名古屋の方のチームにYMベータさんと知り合いのようだったので、尾根に上がったところで私だけ別行動に)
天候は晴れていたが、標高1000-1300mなので雲が発生して見通しは、あまり、良くありませんでした。
ナビのGPSのデーターから、Google マップの航空写真で浮かび上がる林道よりも南側のルートがあることがわかりました。
路面には大小の石が落ちていることが多く、ジグザグのところは急斜面で、一部ぬかるんでいる所があったので、細心の注意です。
路肩が弱い所は、崩れて道路の幅が半分になっているところもあったりと、気が抜けない林道です。
そして、道路の分岐が沢山あるので迷子になってしまいそうでした。
目印となる物がすくないので、地図には黄色い看板がある場所を記しました。
そして、中トバ造林地には、全く未知の道路が続いている?



上の写真でははっきりしませんでしたが、御嶽山が見える手前の鷲ヶ岳の山頂付近には肉眼ではっきりと林道のような道路があることが確認できました。
次に走ってみたい眺望の良さそうな道路(林道 白尾鷲見線?)が発見できたのが今回の林道林谷線の成果になりました。
(上)2021/5現在、林道林谷線の奥の作業林道の地図は、これまでに実際に走行して作りました。
上の地図をクリックすると拡大表示でみることができます!
元々あった道路は(赤い線)は林谷川(福井県大野市箱ケ瀬)から蓮原川(岐阜県白鳥干田野)北濃辺りに続くように考えます。
福井県と岐阜県を遮る県境の山はどこも険しいけれど、この林道になっている道路もその一本だったのだろうと思います。
そのほかの道路は、林業のために造られた作業林道のように思います。
県境付近の作業林道は、尾根に近いところに作られている林道なので、比較的新しく作られたのでしょう。
ただし、赤い線の岐阜県側の部分は未走破です。(ごめんなさい!)
11件のフィードバック
はじめまして、とおまわりのしんと申します。
6月5日に初めて林谷林道に行きました。
携帯のナビも作動せず訳もわからず突き進んで
迷った挙句、下り坂でUターンし立ちゴケ。
1人で20分格闘してました。戻った時に看板の所でお会いしたのはポップさんだったのでしょうか?本日初めてブログ拝見して思わずコメントさせてもらいました。自分は景色見てる余裕無くあまり画像も残せて無かったので楽しく拝見させていただきました。
今年中に再度トライする予定です。
ちなみに愛車は03年XR250になります。
またどこかでお会い出来れば良いですね。
ケガには気を付けて頑張ってください。
こんにちは、「とおまわりのしん」さん、はじめまして、コメントありがとうございます(^^)
林谷林道の県境の黄色い看板のところでお会いした、赤いXR250の方ですね。
自分も初めてだったので、右往左往して、結局、急な坂道でバイクを倒してしまい、他のルートも少し進みましたが、その日は帰宅しました。(R416林道 法恩寺線 経由で林谷林道だったので、体力不足だったのかも)
2回目は、体力を温存してR416で福井県入りし下道で、何とか天空と言われるところまで、到達しましたが、全部は周りきれていませんよ。
お互い怪我に注意して、バイクライフを楽しみましょう。
カライエさん、こんばんは。いつも参考にさせてもらってます。先日奥越林道を走ってきたのですが、すぐ近くにこんな面白そうな林道があったとは知りませんでした。自分もぜひチャレンジしに行こうと思います。でも小松からKLX125だときついので九頭竜湖まで車に積んで行こうかな(根性無しです)朝いちで行ってガッツリ探索したい林道ですね。
投稿ありがとうございます。
いつもならば、酷道416号線から林道経由(法恩寺線、奥越線)で目的の林道まで行くのですが、1回目は林谷線まで体力と時間の関係で、奥越線をスルーして行ったにもかかわらず、体力テクニック不足で跳ね返されてしまいました。2回目は、法恩寺線もスルーし、作業林道の全線を走りたかったのですが、やはり遠かったです。尾根沿いの林道は、眺めが良いので気持ちがいいですね。
迷子にならないようにしてくださいね(^^)
初めまして。
私も林道をトコトコ走ることが好きで、どこかいい林道がないか?と検索していたところ、ここにたどりつきました。こんないい林道が近くにあるとは知りませんでした。karaieさんは今年も林谷線行かれる予定はありますか?結構ハードな林道そうなので私ひとりで行くのは不安なので同行させていただくことできますでしょうか?私は富山県在住です。
YMベータさんコメントありがとうございます。
林谷線の奥の作業林道ですが、まだ、全部のコースは走っていないのですが、個人的には眺めが良いので好きな林道の一つです。
実は先日、晴れた時に林谷線に行ってみたのですが、橋を渡ったすぐのところで作業中になっていて、進入をあきらめました。
何とか梅雨になる前の晴天に一度チャレンジしたいと思っていますが、
といっても、私はオフロード初心者ですので、当てにはならないと思います。
日程と天候が合えば、こちらがご同行させていただいても良いですよ。
返信遅れまして申し訳ありません。
私は土日休日ですのでkaraieさんが走りに行く日を教えてもらい、私の都合が合えば同行させて頂くというのはどうでしょうか?よろしくお願いいたします。
YMベータさん、了解しました。
今年は天候が良くなさそうなので、ちょっと、天候の回復を待った方が良さそうに思います。
これ以降の連絡は、メールにて直接連絡したいと思いますが、よろしいでしょうか。
はい!
よろしくお願いいたします。
林谷林道の終点までは赤道、それより奥は私有地で、支線も含めて、私道であることをご存知でしょうか。
返事が遅れてすみませんでした。
林道の所有者は特定しておらず、教えていただきありがとうございます。
看板にしたがって、侵入禁止だったりロープたチェーンで規制されている道路には立ち入らないようにしています。
私が立ち入った時には、そのような表示はされておらず、また、工事関係者にも会ったことがありましたが、「気をつけてね!」と言われただけでした。