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林道岩屋線

林道 岩屋線

林道 岩谷線は、数年前に崩れた落石によって通行止めになっている荒れた林道です. 頂上付近の福井県側のトラバース部分は眺めが良い.

林道 岩屋線 福井県勝山市2020/5/22 CRF250ラリー

数年前から通行止めになっている林道岩屋線

梅雨になる前に、林道岩屋線(福井県勝山市北郷町岩屋、一部丸岡市北竹田)を走りたいなとは思っていたのですが、CRF250Rallyのリアタイヤのセンターのブロックがほとんどなく(1-2mm)だったので、タイヤ交換を済ませてから行くつもりでした。
インターネットの情報では、バイクならば通過できるらしいが、道路が小川状態らしい。
天候は晴れ、時間がある、
選択肢は、行くしかない、いつ行けるかわからない、梅雨の雨で土砂崩れが起こる可能性、林道が南斜面なので、草や小さな木、ササが生えて路面が見えなくなる、様ざまな理由で、決行する。

林道岩屋線はどこにあるの?

林道岩屋線は下の地図の赤丸で囲んだところ、石川県加賀市と福井県勝山市の県境近くの福井県側にある林道です。

下の地図の中央部分の青いA地点からB地点を結んだ線が林道岩屋線です。(ちょっとわかりにくい地図上のルートですが)
林道岩屋線は福井県勝山市北郷町岩屋と林道河内南谷線(福井県丸岡市上竹田と石川県加賀市山中温泉真砂町)に接続するルートです。

林道岩屋線を攻略するルートは

林道河内南谷線の途中に林道岩屋線がつながっている形になっているので、地図のように入り口は3通りあります。

林道河内南谷線の注意は

石川県加賀市山中町真砂(まなご)からアクセスするには、細い悪路を通る必要があります。
山中町真砂には、大日山の登山口があるので、一般車両でもなんとか通過できると思います。
林道河内南谷線はほぼ全線舗装路で、落石その他の林道にありがちな路面ですが、一般の釣りをされる方や自然を楽しまれる方が走行していますので注意が必要です。
また、林道河内南谷線は、5月の連休を過ぎないと、残雪で走行できない箇所があることもあります(分岐から真砂側)
さらに、分岐から龍ヶ鼻ダムまでの区間は、橋のところで鎖を張った通行止めとなっていることがあるので注意が必要です。(通行できない期間がある)

林道岩屋線の特徴

林道岩屋線の総延長は12.4km幅員4mで正式名は広域基幹林道岩屋線のようです。
最高到達点は地図で調べると、丸岡市と勝山市の境目の広場で約862mくらいです。

2020/5のルートCRF250Rallyで林道岩屋線

今回は石川県加賀市山中町真砂(まなご)から林道河内南谷線に入ります。

真砂(まなご)から少し走るとよく読み取れない案内看板がありました。(林道河内南谷線)

このような細い道路を登っていきます。(落石や日陰の滑りやすい路面には注意が必要です。動物もいるよ)(林道河内南谷線)

石川県と福井県の県境をすぎると、結構派手な三叉路があります。(林道河内南谷線、まっすぐ行くと龍が鼻ダムへ)
よく改修工事をしています。

左に折れると林道岩屋線ですね。

ここからが林道岩屋線です。

入り口はきれいにコンクリート舗装されていますが、途中から上りのガレ場となります。
雨水が道路に流れていることが多いので、川底を走っているような時もあります。
頂上付近の開けたところにある石(石碑)、草が刈られた跡があるので、ある程度は管理されているように思います。

眺めは悪くないが、もっと遠くを見渡せると良いですね。
天気が良くなってきたので少し汗ばんでいます。

通過できる林道を楽に攻略するには

林道で特に難しいのは、登りですね。
今回の林道岩屋線を攻略するのに、下り方向になるように計画?を考えました。
岩屋線は終点から始点方向が走りやすいと思います。

まずは、景色の良い頂上付近の山の斜面の道路

ここからが、林道岩屋線のトラバース道(トラバースの意味は、登山では尾根ではなく斜面を横方向に横断すること&道)に続きます。

まず敵は植物

道路を塞ぐのは笹の葉と小さな樹木です。
ソロなので、バイクを止めて路面の状態を一度歩いて確認します。(他人に迷惑をかけないためには必要なこと)
誰かが切り開いてくれたようでした。(ノープロブレム!)
小型のバイクならば、通過は可能だと思います。(クルマの単独ではむずかしいかな)

ジャングル(ちょっと言い過ぎ)の獣道のようなところを歩いて、見て戻る時の写真(下)です。
バイク通過用に、よく整備されています???

次の敵は地球の重力による落石

ジャングルのような道と崖崩れは、冒険心を駆り立てますね。
ワダチの左側には水が溜まっています。(すり減ったタイヤでは、思った以上に滑ります)

林道岩屋線のトラバース道が見えますね、眺めは遠くの山まで見えるように開けてきます。
気持ちいいですね。

林道岩屋線の最大の敵は道路を塞ぐ崖崩れ

土砂崩れで道路が塞がれています。
崩れた上の方に崩れそうな岩があるので、今後さらに崩れる可能性はありそうです。
ここが、この林道が2020/5現在、通行止めとなっている最大の原因と思われます。
道路の左端(崖沿い)に、ちょうど小型バイクが一台通れるスペースがありました。(念のため歩いて調査します)

バイクに、またがったまま両足を岩の上に置きながら、岩を避けて、クネクネしながらゆっくりと通過できました。
横は谷底のようなところもあるので油断はできませんでした。
タイヤの跡があったので、通過した人たちが、岩をどかして、道を作ってくれたのだと思います。(感謝、感謝!)

次の敵は、大きな轍の原因は水の流れ

しばらくは、ジャングルのような砂利道を走行します。
道路には、水が流れているところがたくさんあって、泥だらけになります。(すり減ったタイヤでは、やはり滑りますね。)

写真中央左にトラバースしている道路の壁が少し見えます。
右側には雲に隠れましたが、雪をかぶった山々(白山方面)が見えます。
とっても気持ちがいいですね。
もったいないですね、こんな素敵な林道が通行止めになっているなんて、

大きなクレバス状のわだち?には注意

雪解け水や雨水が流れた後が、ワダチに沿って大きな溝を作っていました。
草に隠れていて、この中に突っ込んだら、多分アウトですね。(他の林道で経験済みです。)

峠を過ぎて少し下ったところから、よくある走りやすい砂利の林道の路面となりました。
ここからは、一部砂利のところがありましたが、林道としては、よく整備された舗装路面になります。(落石や落ち葉はあるけれど、)

岩屋側(南側)から見た山をトラバースする林道です。
すごいところを通っていますね。

やっと岩屋線の起点に無事到着しました。

林道岩屋線の起点には、オートキャンプ場がありました。
よく整備された、きれいなキャンプ場ですね。

今回の林道岩屋線(河内南谷線を含む)のルートの復習

2020/5/22のルート(下の地図)は、石川県加賀市山中温泉側から九谷ダムを通り、A地点で右折し真砂(まなご)から林道河内南谷線に入りました。
福井県側に入って、しばらくするとコンクリート路面の三叉路が現れて、左手に林道岩屋線の終点があります。
ここから少し登りますが、少し大きめの岩が転がった濡れた短い斜面を上がります。
視界が開け、広場にでます。
ここからは、トラバース林道で、岩や草、小木、小川のような路面が行く手を阻みます。(今回の様子で、毎回異なると思います。)
ここを抜けると、普通の観光林道になります。
でも、景色の良いのは、悪路のところでした。
岩屋の村に降りて、真っ直ぐにルートをとると県道112号線、国道416号線にぶつかります。

林道岩屋線の感想は

個人的には、150kg以上あるバイクCRF250Rallyで、現在の林道岩屋線には入りたくありませんね。(特にソロで!)
今回無傷で通過できたのは、単に運が良かっただけだろうと思っています。
本当にトラップがいっぱいあるので、気を抜かないで走行すべきで、単独では近付かないのが良いのかもしれませんね(^^::
景色は、比較的、素晴らしく、晴れて空気の透明度が上がれば、気持ちいいと思います。

通行困難林道は、達成感や何故か楽しいワクワク感あることも事実ですね。

3Dの地図を載せておきますね。

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