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林道林谷線

絶景林道 林谷線 秋

林道 林谷線は、頂上付近の尾根沿いの林道は標高1200mくらいで眺めは良い、オフロード95%、タイトなカーブと急な坂道の作業林道.

CRF250ラリー絶景林道 林谷線2

前回の林道 林谷線 福井県大野市2020/6 CRF250ラリーのリンクです。

朝起きると、天気が良かったので、急に林道林谷線 福井県大野市に出かけることに決めました。
前回は、2020/6なので5ヶ月ほど前の事
今回も、少し緊張気味で出発しました。

自宅から離れている林道を走るための対策

石川県から福井県大野市の林谷林道までは、体力温存のと時間短縮のために極力一般道を使用して移動しました。(いつもなら林道を繋ぐルートを選択するが)
ただ、石川県から福井県の県境を越えるのに国道416号線を使いました。
下の写真は、紅葉の国道416号線の途中から撮影したものです。
気持ちえー!
今日もいい天気になりそうだ。

国道158号線の九頭竜ダム周辺では

国道158号線(九頭竜ダム近辺)は、高速道路(中部縦貫自動車道E67、長野県松本市ー福井県福井市)の工事で工事車両がたくさん走っていたのと、片側交互通行の場所が数カ所あり、通り抜けるのに時間が必要でした。(2020/11/05)
中部縦貫道が完成すると、松本方面まで時間短縮なりますね。(ビーナスラインが近くなりますね)

林道林谷線の今回のルート結果(ナビの記録から)

前回に林道林谷線の地図を掲載したので、今回は、国道158号線九頭竜湖辺りから林道林谷線とその奥の作業林道を実際に走行したナビのルートの記録を示しました。
もっとたくさんのルートを走る予定でしたが、綺麗な景色を堪能していたらタイムリミットが来てしまったのと林道の路面の雪が原因で思ったルートは走れなかったことを先に報告しておきます。
でも、冠雪した山の雪が太陽の光で反射してきれいでした。

林道林谷線に突入した

国道158号線(九頭竜ダム湖あたり)から林道林谷線に入るところの木製の看板です。
前回よりも古ぼけてしまって、傾いてしまっていました。

林谷林道の入り口は舗装道路でしばらく走ると、川を超える橋があって、そこから川沿いに未舗装路を走るルートになります。(未舗装路は、所々にある排水のために作られた道路に対して横方向に作られた洗い流しの役目をする盛り上がった土の段差があって、一般の乗用車での乗り入れは難しいですよ)
紅葉の季節で、前回の新緑からすると、木の枝の葉っぱが少なく、川の横を登って行く時の林道全体が日差しの光があって明るく、川の水の流れも良く見えていい感じです。

落ち葉が路面を隠しているのと、影の部分は濡れていて少し滑りますが、そんな事、この青空と紅葉の眺めを見たら吹っ飛びました。

林道林谷線の奥の作業林道の走行に注意するところ

写真では急勾配には見えませんが、実際にはもっと勾配があるように感じます。
急な山道を登る登坂路のように、急斜面ではジグザグに道路を作りますが、ここも同様の作りなので、バイクで林谷林道の奥の作業林道を攻略するには、滑りやすいオフロードの登り坂とタイトターンを上手くこなす必要があります。(この林道は、バイクで走行するときはブロックパタンのタイヤでないと無理だと思います、多分)
ガレて滑りやすいところは、特に難しいです。(私はバイク歴は40年以上ですがオフロード初心者ですから)
(危険な場所の写真があればよいのですが、バイクの場合危険なところで止まる方がリスクが高いので、勢いで通過した方が安全なので、荒れた急斜面の写真はありません。)

林道林谷線の奥の作業林道の素晴らしいところは眺め

気持ちの良い眺めのところまで登ってきました。(尾根沿いの道は本当に気持ちいいです)
木の枝の葉っぱが少ないので、5月に登った時よりも遠くの景色が見えるように感じます。(山肌には白いものが見えます)
気温は体感5度くらいでしょうか、でも、太陽の日差しと厚着とバイクの上で運動するので寒くありませんでした。

斜面を削ったトラバースした道路は、当然反対側は、崖(ガケ)になります。
路肩に弱い部分がある可能性があるので、山に近いところを走行するのが良いと思います。
写真では、反対側の山の斜面には、うっすら雪が積もっています。(マジか)

林道林谷線の奥の作業林道にはバイクの天敵の雪があった

標高が1000メートルを越えているので、日陰部分(北斜面)には雪がありました。(2020/11/05)

雪の上には、小動物が歩いた足跡がありました。
短い距離の雪の路面は、通り抜けましたが、長いところはリスクを少なくするために迂回することにしました。(危険は回避します)
雪の下が砂地の場合は結構グリップするのですが、雪の積もった大きな岩の上では普通に滑ります。
最初のナビのルートが途中で切れているのが雪を避けて迂回したからです。(雪の下の路面がわからないです)

砂と瓦礫のところは雪があっても、意外と普通に走れましたが、ぬかるみや大きめの石にハンドルがとられることがあり、それが崖側に車体が向くとヒヤリとします。(ソロなのでリスクは極力避けます)
下の写真のようなところなので、バイクで斜面を転がり落ちると這い上がることはできませんね。
もし落ちたて生きていたら、麓の国道158号線まで林道を10kmくらい歩いて、さらに、人のいるところまで数キロ歩かなければならないと思うと、慎重にならざるを得ません。(当然携帯電話はつながりませんから)

標高1200mの林道の良いところは遠くの山まで見えること

ここの作業林道から、冠雪した白山が見えたのですが、 山頂が雲で隠れてしまい、少ししか見えませんでした。(残念!)
ここで15分間くらいコーヒーを飲みながら眺めていましたが、雲の流れから考えると、しばらくは雲が晴れることはなさそうでした。
白山の山頂は綺麗に見えなくても、美しい林道からの眺めで最高でした。
ここから先は、雪の路面が続いていたので、今来た道を引き返します。(作業林道なので迂回路がいっぱいあります)

白山の見える場所から、さっき通ってきた、南斜面側の尾根に近い道路の写真(下)です。
尾根に近いところを走行しています。(最近の林道の作り方ですね。頂上に近い方が路肩が崩れる可能性が低いのかな、確かに雨水等が流れる量は少ないか)

白山が見えたところから先は、北斜面で雪があり、なんとか通過できそうですが、上の写真の南斜面を通って山(作業林道)を降りる準備に入ります。
南斜面の尾根(上の写真のどこか)を走っていて、ふと止まったところから東方面に目をやると(下の写真)、林道がある峰と峰の間の、その先の山の向こう、さらに遠くに雪のかぶった山頂が見えました。(肉眼の方がもう少しはっきりと雪の山頂が確認できました)
写真は、iPhone Xの2倍拡大です。

望遠のカメラを持っていかなかったので、スマホカメラの写真をデジタル拡大すると、
雲と茶色の山の間に白い雪のかぶった山頂が見えます。
東方向なので、御嶽山でしょうか?
福井の林道から御嶽山??が見えるなんて、少し感激してしまいました。(もう御嶽山と決め付けています

林道林谷線の奥の作業林道の坂道は下りでも注意が必要です

林道の急な斜面を下る時は、登りよりも簡単だなと思って、少し舐めていたのかもしれませんが、バイクのシートに座りながら降っていた時に、ガレたカーブをゆっくりと曲がっていたら、リアタイヤが滑り出してコントロールできなくなってしまい、転倒しそうになりました。(ガレた急な下りで前後のブレーキを操作しながらタイトなカーブで向きを変えるときに、リヤの荷重が抜けて横に滑り出し、フロントブレーキを緩めたいけれど、道路からはみ出しそう、もうバイクを投げ出そうと思ったときに、最後の最後にフロントのブレーキを一瞬緩めたら、たまたまリアのスライドが止まったので、コントロールできるようになりました。ラッキーでした。)
やはりオフロードのガレたところでは、しっかりとスタンディングポジョションで体重をリアに乗せながら坂を下らないといけないなと反省しました。
今回の反省点は「急なオフロードの上り下りは、いつでもスタンディングポジションで」
名前のわからない滝で記念撮影です。
紅葉と相まって、良かったですが、もう少し太陽の位置が上にあればと思いました。

帰る時に撮影した林道林谷線の終点の標柱です。(林道林谷線自体は、結構短い?)

国道158号線まで降りてきました。
林道に入って出るまで3時間15分くらい散策しました。(思って以上に時間がかかりました)
結構、体力を消耗しましたが、満足感は高いです。
眺めのよい景色と、走破するのに適度な路面はオフロードを走ったぞという満足感、適度な緊張と、たまたま遭遇する動物(今回は大きめのカモシカと目が合いました)に、ちょっとお邪魔させてもらうよと挨拶したが、バイクの排気音で逃げて行きました。(挨拶しにこられたら困るけどね)

この林道林谷線も自分の定番になりそうなバイクトレッキングコースですね。
まだ走っていないところもたくさんあるので、まだまだ楽しめますね。
でも、景色が良いからといって、よそ見運転は厳禁ですよ!
簡単に谷底に落ちて、行方不明になれそうですから。

そして、途中で見えた白い山頂を御嶽山と決めつけて、地図上で白山と御嶽山までの直線距離を測ってみると、白山まで約26km、御嶽山までは、64kmとそんなに遠いわけでもなかったことが判明しました。

葉の落ちた木の枝に残るこんもりした物体は?熊棚か?

今回の発見は、坂の上に見える葉っぱのない木にこんもりとしたものは?

もしかして、熊棚か?

熊棚

ツキノワグマは、図体は大きいが意外と木登りが得意。秋の冬眠前になると、木の実などの餌を食べまくる。
実の成る木の梢まで登り、実のついた枝を足でへし折り、口に運ぶ。食べ終わった枝は自分の体の下に敷き、居心地をよくするようだ。結果、クマ棚ができる。

http://www.jugemusha.com/onep-kumadana.htm

下の写真の坂上の葉っぱのない孤立した木の枝にこんもりとしたものが見えますね。
熊棚に違いないと思い、登ってみると、

熊棚みたいな物体がある木の周りを見ると、獣道のような草が倒れた形跡や、雪の積もったところに小動物の足跡も確認できるが、

さっきの獣道の林道の反対側にも獣が通ったような土の崩れ方、足跡のような形跡、その先の獣道などの形跡があリました。
でも、小動物で熊ではなさそうな跡ですね。

では、木の枝にあるこんもりとした物体は?と見上げてみると、

木の枝のこんもりした部分を拡大してよく見ると、どうも熊棚とは違うな。

違うこんもりした所をを拡大してみると、こんもりの正体は、葉っぱと枝に見えます。
「宿木、寄生木、ヤドリギ」のようでした。
小さな実のようなものも見えました。

ヤドリギとは
ヨーロッパおよび西部・南部アジア原産。寄生植物で地面には根を張らず、他の樹木の枝の上に生育する常緑の多年生植物である[1]。他の樹木の幹や枝に根を食い込ませて成長するが、一方的に養分や水を奪っているわけではなく自らも光合成をおこなう半寄生である[1]。
30-100cmほどの長さの叉状に分枝した枝を持つ。黄色みを帯びた緑色の葉は1組ずつ対をなし、革のような質感で、長さ2–8センチメートル、幅0.8–2.5cmほどの大きさのものが全体にわたってついている。花はあまり目立たない黄緑色で、直径2–3cm程度である。果実は白または黄色の液果であり、数個の種子が非常に粘着質なにかわ状の繊維に包まれている。

wikipediaより

人は、恐れているものと見間違えるみたいなので、こんな林道で熊と遭遇すると、ちょっとやばいなと心の中で思っていたのかもしれません。
人間の勝手な思い込みですね。
よく考えてみると、この標高の高い作業林道には熊の餌となるようなものは少ないと思う・・・・・。

後日、御嶽山かどうか望遠のカメラを持って林道林谷線の作業林道まで検証に出かけました。

2020/11/14晴天
重いニコン Coolpix P1000約1.5kgをリュックに背負って、林道林谷線の奥の作業林道に登りました。
路面が凸凹なので、バイクに固定すると振動で壊れてしまいそうなので、背中に背負いました。
体力的にキツイ林道なのに、背中の重量物のおかげで、さらにキツかったです。(老体ですから)
撮影している時は、前回撮影した御嶽山の位置を把握できませんでしたが、適当に撮影しておいた中にしっかりと御嶽山が写っていました。
御嶽山の山頂の雪が少なくて、分かりづらかったです。(記憶が曖昧で、違う方向をみていました)

御嶽山2020/11/14林谷林道から
御嶽山2020/11/5林谷林道から

下の写真が前回撮影した場所より少しズレて見え方が少し違いますが、同じ山の写真だと思います(Nikon Coolpix P1000)

御嶽山(おんたけさん)と思われる画像を拡大してみると、間違いなさそうに思います。(Nikon Coolpix P1000)

御嶽山 林道林谷線から

斜め左下にスキー場らしきものが見えたので、拡大してみると、どうも鷲ヶ岳スキー場のようです。(Nikon Coolpix P1000)
ロッジの写真をネットで調べてみた結果、間違いなさそうでした。
見ている方向を地図上で調べてみると、鷲ヶ岳スキー場の方向に御嶽山が見えるので間違いなさそうです。

そして、御嶽山を望遠撮影した画像をよく見てみると、手前の山から煙が見えます。(Nikon Coolpix P1000)
噴火(噴気)しているのですね!
数年前に噴火して、多大な犠牲者が出てしまったのに、まだ、噴火(噴気)しているのですね。
遠い場所の撮影で、空気の透明度がよくなかったので、写真はRAWで撮影してパソコンで現像しています。(64kmも離れているので、これで精一杯の画質ですね、現場で御嶽山がよくわからなかったのが失敗でした)

令和2年10月
2014 年に噴火が発生した火口列の一部の噴気孔では、引き続き噴気が勢いよく噴出して います。状況によっては、火山灰等のごく小規模な噴出が突発的に発生する可能性があります。

御嶽山の火山活動解説資料(令和2年 10 月)
気象庁地震火山部 火山監視・警報センター

小さな噴気(噴火でなないようです)は続いているのですね。

林道林谷線の奥の作業林道の地図

上に投稿した写真の数枚には望遠鏡のようなコンパクトデジタルカメラ??のNIKON COOLPIX P1000という機材を使用しました。
1.5kgという重量級のカメラなので、林道にはお勧めしませんが、興味のある方はどうぞ。

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