走行距離は3万キロを超えた

走行距離は3万キロを超えました。
前回のオイル交換が25800kmだったので引き算をして
31292km – 25800km = 5492km
なので、オイル交換をしました。
エンジンの周り方もスムーズでオイルの劣化を感じなかったのですが、旅の後なので念のためにオイル交換も行った次第だ。
オイル交換

オイル交換にあたり、今回はオイルフィルターの掃除は無しです。
オイル交換の前にオイルの点検窓からレベルを確認してみると、ほとんどオイルを消費していないのではないかと思う。(ホンダエンジン優秀です、水冷エンジンなので当たり前か)
毎回同じなのですが、CRF250Rally のアンダーパネルの脱着がめんどくさい。
オイルは好印象で前回と同じ「エーゼットAZ MEC-018 10W-40」です。
ただし、少し劣化が早いかもしれませんが、5000km交換ならば全く問題はありません。
ドライブチェーン清掃

チェーンの清掃の方法はいくつかあると思います。
このチェーンは、DIDゴールドのシールチェーンです。
シールチェーンなのでチェーンルブは必要ないという方がおられますが、1000-2000km走行すると、チェーンがあばれます。
旅の途中で、清掃はできなくても、チェーンルブを使って、チェーンに潤滑剤を投入する必要はありそうです。
今回の旅では、チェーンルブを忘れたので、チェーンオイルを数回さしました。
その結果、チェーンから飛び散ったオイルで、「汚な!」と声が漏れました。
オイル汚れは、油で溶かして汚れをとるのが手っ取り早い。
皆さんは、真似をしない方が良いですが、
私は、「灯油」を使います。
ニトリル手袋をはめて、ペーパータオルに冬のストーブで使ったポリタンクに残った灯油を湿らせ、チェーンを拭き取ります。
ホイールに飛び散ったオイルもついでに灯油を湿らせたペーパータオルで拭き取ると、よく汚れが落ちます。
本当は、チェーンを灯油に浸けたいのですが、後の汚れた灯油の処理にも困るので、やめました。(チェーンの中のシールを痛めるという意見もあるかと思いますが、)
あとは、チェーンルブをチェーンのシール(Oリング)の部分に吹きつける。
リヤタイヤを回転させて潤滑させる。
余分な油をチェーンから拭き取る。(オイルには防錆の効果があるので、灯油は使わない)
チェーンのフリクションロスが少なくなった気がします。
シールチェーンは潤滑剤であるグリスを封入することで、理論的には注油の必要性をなくしました。グリスが外にもれださないためにOリングというゴムでできた部品を使用しています。
このOリングは[NBR}ニトリルゴムという材質が使われていて、耐油性、耐摩耗性に優れているが対オゾン性が劣ります。
ニトリルゴムは、重油、軽油、灯油には耐性がありますが、ガソリンには少し弱いとされています。
メーカーによって、Oリングの組成成分が異なるかもしれませんが、ニトリルゴムを使っているのであれば、灯油での洗浄でシールチェーンがダメになることはなさそうです。
自己責任でお願いします。
おすすめのチェーンルブ
容量が150mlと少ないけど携帯性は良いので長期のツーリングでも持ち運びができる。
スプレーした時はサラサラな感じでチェーンに浸透していく感じがある。
スプレーしてしばらくすると、粘着するのでチェーンに付着したオイルが飛び散りづらい。
潤滑が長持ちするなど、何種類かチェーンオイルを使用してきましたが、MOTUL C3 Chain Lube Off Road 150ml が今のところ一番です。
あと、短いノズルもグー!
ブレーキパッド点検
四国のアップダウンの激しい細いタイトコーナーの道路で、フロントブレーキとフロントタイヤを酷使したあと、九州の後半の旅でブレーキが少し鳴くようになったので、ブレーキパッドの点検を行なった。

フロントブレーキパッドは新品の1/3の厚みくらいだろうか。
だいぶんパッドの摩耗材が減ってきました。
ブレーキの効きも弱くなってきたので、そろそろ交換時期なのかもしれません。

リヤのブレーキパッドは、一度も交換していませんが、まだ、8分目くらい残っている。
まだまだ使用できそうです。
前後ともブレーキクリーナーで洗浄しながら組みつけ直しました。