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フロントフォーク・アウターチューブ研磨

フロントフォークのアウターチューブの塗装が浮いてアルミのサビが目立っていたので、フロントサスペンションのメンテナンスをかねて、研磨することにした。
研磨したあと、鏡面仕上げをする予定だが、アルミは表面から少しずつ酸化して輝きが曇ってしまうので、ウレタンクリアを塗装するか、それとも鏡面を維持するために、マメに研磨するか選択しなければならない。
今回は、初めてなので塗装なしで「曇ってきたら、また磨こう作戦」で行く事にした。まずは、フロントのブレーキキャリパの ネジ、フロントアクスルのネジを緩め、バイク専用のスタンドでフロント側を持ち上げた。
フロントフォークにつながっているネジ類を外して、フロントフェンダ、キャリパー、ホイールを取り外す。
下の写真は、右側のボトムケースを350番くらいで軽くこすったところだ。
この状態で、研磨を開始する。
まずは、サンダーにスポンジ状の350番くらいのを取り付け塗装と錆を落としていく。
表面に付いたアルミのカスを簡単にタオル等で取り除く。
下の写真は右のフォークのみ研磨。
次に、オフセットサイザルに赤棒で表面の細かい傷を目立たなくする。
古いサイザルを使っているせいか、アルミの表面に黒っぽい物がこびり付くので、研磨クリームで簡単に汚れを落とす。
下の写真はピントがボケているが、輝きが出てきたけれど細かなキズがいっぱいだ。
その次は、違うオフセットサイザルに白棒を付けてさらに表面の傷を取り除く。
また、研磨クリームで汚れを落とす。
下の写真は、白棒で大きな傷は少なくなったけれど、鏡面には程遠い。
そして、最後にフェルトバフに青棒を付けてきれいに鏡面化をを行う。
サンダーだけで研磨を行うと、表面の凸凹には対応できないけれど、今回は無視することにした。
下の写真は青棒で磨いたところだが、大まかなキズは少なくなったけれど、やはり鏡面には程遠い仕上がりだ。
鏡面のままだと、すぐに表面が白っぽく酸化するようなので、実験的な意味合いで錆び止め(CRC3-36)を表面にスプレーして空拭きをして完成とした。
でも、バフがけのあとに錆び止めを行うと、少し輝きが曇ってしまうのが難点だ。
サンダーでアルミの表面を削ったので、鏡面にすると反射する光が歪んでしまう。
サンダーで表面を少し削って塗料を落としたので、ほんの少しデコボコになってしまったのが原因である。
鏡面は非常に難しいところだ。
あまりきれいにしすぎると、乗る楽しみがおろそかになるので、このへんで満足することにした。
タイヤホイールを付けてみた。古ぼけた部分が少なくなってきたので、バイクを眺めていてもストレスが少なくなってきた。
フォークのアウターチューブの輝き具合は、CRC3-36をスプレーしたときに曇ったのだがその時(3週間前)と同じに見える??

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