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インプレッサ GDB-F・バッテリー交換

スバルの車はフロントのオーバーハングに大きなバッテリーが乗っているので、運動性能に軽量なバッテリーに交換することは有効です.

バッテリーの劣化で交換を決断

しばらく乗っていない間にバッテリー上がりがあって、明らかにバッテリーの劣化が見られるようになった。
充電器を使ってバッテリーを充電するも、セルを回す時に苦しそうにエンジンが始動するので、至急交換が必要だ。
インプレッサWRX STI GDB-Fは2005年7月に新車購入したのだから、ちょうど6年間無交換だったので、長持ちした方だろうか。

バッテリーの規格を知る

このクルマに標準で取り付けてあるバッテリーは予想外に大容量で、55D23Lという規格のものだ。
実際に見た目も大きいが。
JIS規格で、この場合「55」「D」「23」「L」と区分される。
最初の「55」は蓄電容量で大きい方が大容量だ。
次の「D」は幅と高さを表すようだ。
Aなら幅127mm高さ162mm、
Bなら幅129mm高さ203mm、
Dなら幅173mm高さ204mm
だそうだ。
そして次の「23」は長さでバッテリー上面の長い方の長さを指している。
最後の「L」は端子の向きでクルマの進行方向に向かって左側についているものは「L」になるようだ。(純正品を見てよく確認した方がよいだろう。)
事故等でバッテリーのプラス端子がボディ側に接触してショートしガゾリン等に引火するのを防止するためなので、要チェックなのだ。
同じサイズのものを交換するというのも、ひとつの方法だけど標準サイズのバッテリーはインプレッサの場合非常に重い、とあちこちのサイトで論じられている。

スバルのバッテリーは全車寒冷地仕様

ディーラーの弁では、「全車寒冷地仕様である」といわれて納得してしまった。
バッテリー上がりはクルマを所有していて、気を付けていても防げないことが多いトラブルの一つである。
これまでのクルマ人生の中で、ある日突然に、セルが回らないことが、これまでに何回もあったから(特に冬場が多い)。
今回のバッテリー上がりは、私用でクルマを使う時に発見されたので良かったけれど、外出先や仕事に行く時にエンジンがかからないのは、やはり格好悪い。サーキットでタイムを競うのでなければ、軽量化を図りながら、なおかつ、バッテリー上がりのリスクを下げたいと思うのが普通のユーザーではないかと思う。

Spec-Cのバッテリーはサイズが小さい

さて本題だが、同じインプレッサの軽量版のSpec-Cはバッテリーサイズが小さく40B19Lが取り付けられているそうだ。
自分のインプレッサも、特別といって大量に電気を消費するような製品を使っていないのでSpec-Cと同じサイズのバッテリーにしようと考えた。

小さいのに標準と同じ容量のCAOSバッテリー 55B19L Panasonic

早速、バッテリーをネットで検索すると、Spec-Cのサイズでできるだけ大容量のバッテリーを探すと、「パナソニック CAOSバッテリー 55B19L Panasonic」というモノを発見した。
容量は標準と変わらず55、サイズはSpec-Cと同じでB19、メンテナンスフリーで長寿命であるとカタログにある。
当然、軽量化されるので運動性能も向上するはず。(たぶん感じることは出来ないだろうけど、気分の問題)
価格は8,750円(送料込み)で同じ大きさB19のバッテリーと比べると1.5~2倍くらい割高で、同じ容量55D23の標準バッテリーと比べても同じか少し割高のように感じる。(自分がよく使っているアマゾンで購入することにした。)
30%くらいロングライフと書いてあるので、少し長く使うことができれば値段相応かな
フロントのオーバーハングにある重量なので軽い方が運動性能には良いに決まっている。
小さく軽くなって充電容量が同じと至れり尽くせりで、価格が少し高めだけど、ネットで注文すれば純正を交換するよりもずいぶん安くなるけれど、みなさんはディーラーには内緒ですよ。

大端子変換アダプターが必要




あと、バッテリーのサイズが変わると端子のサイズが変わるので、「自動車用バッテリー太端子変換アダプター」を購入する(上の写真)。カーショップのJeemsに置いてあるとネットに書かれていたので行ったら一つだけあった。
お値段819円だった。

バッテリートレー等をSpec – Cの部品に交換

バッテリーのサイズが異なると、バッテリーの受け皿や固定するホルダーが違うので、スバルのディーラーでSpec-Cの純正部品を注文した。(ごまかしてそのまま取り付けることは可能だろうけれど、数千円をケチるよりもエンジンルームを見たときに、違和感のない純正状態を保ちたい)
「バッテリートレー」
トレー、バッテリ 部品番号 82122AG011 270円
「バッテリーカバー」
カバー、バッテリ 部品番号 82123SA010 1,080円
(バッテリーを熱や寒さから守るカバーで、この部品に関しては無くても装着は可能)
「バッテリーホルダー」
ホルダ、バッテリ フィクス 部品番号 82182AG010 480円、

交換部品の合計は、11,399円

他のホームセンターや近くのオートバックスには置いてなかったので、急ぐ時はJeemsまで買いにいくと良いかも。バッテリー以外の部品のお値段は2649円+バッテリー(送料込み)の8750円=合計は11,399円工賃は自分で交換するのでタダである。

計量してみる、その差は5 Kg

バッテリー本体が少し遅れて送られてきた。
部品が揃ったところでバッテリーの交換を行った。
その前に、軽量化を数値で表現するために体重測定をしよう。
新たなるバッテリーとその付属品を体重計にゴソゴソと載せると、9.6kgであった。

バッテリーの外し方はそんなに難しくないと思う。
まずは、バッテリー端子を外そう。(ショートさせないように注意しよう!)
次にバッテリー本体は上の黒い金属のホルダーと棒で繋がっているところのナットを緩めると外れる。
棒の先は曲がっていてボディの穴に引っかかって繫がっているだけだ。
純正のバッテリーの外した部品の重量を量ってみると14.3kgで、新たに取り付けた部品の重さを差し引くと4.7kgの減量となった。
オーバーハングでの約5kgは大きいと思う。

下の写真は新品のバッテリーでパナソニック CAOSバッテリー 55B19Lである。
Spec-Cのトレーよりも底面の大きさが小さいので、Spec-Cのバッテリーよりも少し小さいかもしれない。

交換作業

Spec-Cのトレーは下の写真の赤いところの窪みに合うように置く。
固定用の棒は写真の位置の穴を使うようだ。

端子のアダプターは写真のように被せて使う。
ちなみにプラス端子とマイナス端子のサイズは微妙に異なるようなので注意が必要だ。

端子を取り付ける時にショートしないように注意すること、バッテリーサイズが小さくなったので、配線に余裕ができたせいで、取り付けは少し窮屈な感じになった。
バッテリーを固定する棒の前側が大きく飛び出るので、見た目にも安全上にも良くないだろう。

いったん前側の棒だけ外して、10mm程度切断し、切った部分で怪我をしないように丸く研磨しておいた。

パナソニックのバッテリーは明るいブルーでエンジンルームが少し玩具っぽい雰囲気になった。
セルを回してエンジンを始動してみると、軽々とエンジンを始動出来た。
新品なので当然といえば当然だが。
使い始めとしては合格点を与えることができる。
しばらく使用してみて評価してみたい。
運転した印象は、軽くなったような雰囲気はあるが、実際には感じ取れないのではないかと思うが、少しノーズが軽く感じられ小さなヘアピンでは良く曲がるように思うけど、気のせいか?。

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