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サイドブレーキの調整

インプレッサ GDB-F のサイドブレーキのあそびや効きが良くなかったので、調整してみた.左右の調整不足によるものと判明した.

スバル インプレッサ GDB-Fのサイドブレーキについて

スバル インプレッサ WRX STI GDB-F 2005年型のサイドブレーキの構造は、リアブレーキディスクのハブの中のドラムブレーキで行っております。
サイドブレーキは一般的には、駐車中の車が勝手に動かないようにする装置です。
ラリーカーは、公道などの狭い山岳地の道路を走ることがあって、急なカーブの侵入で、わざとリヤタイヤをスライドさせて曲がったりします。
リヤタイヤをスライドさせるのに有効な方法は、サイドブレーキを一瞬引くことです。
ドラムブレーキは、文字通りドラムにシューとよばれるパッドをドラムに押し付けて車輪の回転を止めます。
この時、ドラムの回転力がシューを押し広げる力を助けてより大きな制動力を生む設計になっています。
ディスクブレーキのほとんどは、油圧で動作させますが、インプレッサ WRX STI GDBのサイドブレーキに使われているドラムブレーキは上記の理由によりワイヤーによってサイドブレーキを動作させています。

スバル インプレッサ GDB-Fのサイドブレーキの調整理由は

スバル インプレッサGDB-Fの車検後に駐車する時にサイドブレーキを引くと、大きく引かないと車が動いてしまう現象が発生しました。
車検から帰ってきたばかりなのに、車検前は、全く問題なくサイドブレーキは効いていたのにどうなっているのか、
ディーラーが少し遠いところにあるので、ちょっと面倒かなと思うけれど、自分で調整してみることにしました。

カライエ

マッタク
一体どうなっているの?
めんどくさいけど、車検に出した自分が決めたディーラーなので自分の責任で調整を行うことにした。
本当は、ディーラーに持っていくのがめんどくさいだけだ!

スバル インプレッサ GDB-Fのサイドブレーキの調整方法

インプレッサ GDB-Fのサイドブレーキの構造はある程度理解していたのですが、確認のために調整の前に、インターネットで調べることにしました。

  • サイドブレーキのレバー側でインパネを外して行う方法(単にレバーの引きしろの調整)
  • リアブレーキの内側の窓から行う方法(レバーの引きしろと左右輪のブレーキの効き方の調整)

今回は引きしろも大きいが、サイドブレーキの効きが弱い感じが強いので、後者のリアブレーキの内側の窓から行う方法から試します。

リアブレーキの内側の窓から調整する方法

やり方は、インターネットに書かれていますので、多くは書きませんが、(うまく写真に映らなかったので)
上の写真は、タイヤホイールを外して作業していますが、サイドブレーキの調整だけならばタイヤホイールを外す必要はないです。

  1. リアタイヤの内側にアクセスできるように車体を持ち上げます。(自分でする場合、車体の下にもぐる時は、ジャッキだけでは危険なので、ウマをかけたり、しっかりと安全を確保してくださいね)
  2. ブレーキパネルの内側に小さな長円形のゴムの蓋を外す。(ツメのある道具で横から押さえながら起こすとゴムの蓋は簡単に外れます)
  3. 懐中電灯等で穴を覗き込んで、一部が歯車状になった金属の棒を確認する。
  4. 左右輪どちらも、歯車を上に回すとブレーキが締まり、下げると緩める構造です。

実際のサイドブレーキの調整

今回は、サイドブレーキのレバーを2ノッチ引いてから、リアブレーキのダイアルを完全に締め込む方法を取りました。
ダイアルを回転させるには、マイナスドライバーを使用しましたが、狭い隙間なので光(LEDライトを使いました)がうまく入らないと難しかったですね。
結論から言うと、左側のサイドブレーキは、たくさん回して締め込んだのですが、右側はほとんど回りませんでした。
右側が回らないのは、やり方が悪いのかもしれないので、一旦サイドブレーキを下ろしてから、右側を回すと普通に回るので、一度少し緩めてからサイドブレーキのレバーを2ノッチ引いて、もう一度締め込みます。

左右のバランス調整の不良でした

サイドブレーキが甘かった理由は、左右のブレーキの調整が大きく異なっていたためと判明しました。
スバルインプレッサWRX sti GDBのサイドブレーキには、ドラムブレーキを使っています。
理由は、素早くタイヤをロックさせることができるからです。
要するに、サイドブレーキの効きが良いことが、ドラムブレーキを採用している理由です。
左右の調整がうまくいっていない時は、サイドブレーキのレバーが甘い感じが強く出るようですね。

カライエ

GDB型のインプレッサは、サイドブレーキの効き具合を考慮してインボードのドラムブレーキを採用している様です。
そのおかげで、走行中にリヤタイヤを簡単にロックさせることができるのです。
サイドブレーキの左右の調整が合っていないと、全く意味のないものになってしまいますね!
本当は、めっちゃ腹が立っています!

スバル インプレッサ GDB-Fのサイドブレーキの調整のまとめ

現象

サイドブレーキの引きしろが大きい、サイドブレーキの効きが悪い

準備と調整

  1. 何らかの方法で車体の下に潜り込む ジャッキアップしてウマをかけるなど
  2. マイナスドライバー、懐中電灯等の明るめの照明
  3. 室内のサイドブレーキのレバーを2ノッチ引く
  4. 調整用のゴムカバーを外す
  5. 調整用のダイアルを上方向に固くなるまで回す。(マイナスドライバーで歯車を回す)
  6. 室内でサイドブレーキの動作確認
  7. ゴムカバーを取り付ける
  8. ジャッキを外す
  9. タイヤを地面につけた状態でサイドブレーキの状態確認をする

調整の作業自体は難しくありませんが、人の命に関わることですので、専門家にお任せするのが良いと思います。
この方法は自分でやってみたことを記していますがサービスマニュアルとは、異なるかもしれませんので注意が必要です。

調整後半年経過して

スバル インプレッサ GDB-Fのサイドブレーキの調整から半年経過しましたが、全く問題なく動作しております。
15年経過しているクルマなので、乗って気になる部分で簡単にできるところは、自分で調整・整備・修理を行なっていこうと思っています。
これらの記事に関して、何か突っ込みたいことがあれば遠慮せずにコメント欄に書き込んでください。

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