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ブローバイガス量の目視点検

インタークーラーを外してブローバイガスによる吸気系の汚れの有無を確認する.前回よりも比較的きれいな印象であった.
インタークーラースロットル側

ブローバイガスによる吸気系の汚れの点検

SUBARU EJ20 ( EJ207 ) のブローバイガスによる汚れは少ないと思っていたのですが、

一度、ディーラーでエンジンオイルの交換をしたときに、随分と多めにオイルが入っているなと気がついていたのですが、気にせずに乗っていました.

別件で、クラッチを踏むと「ギーギー」と音がするので、インタークーラーを外したのですが、

その時にインタークーラーの中にオイル状の液体が少し溜まっているのを確認しました.

オイルを成分をブレーキクリーナーで洗浄しておきました.

この時は、EJ20 はブローバイが多いエンジンだなと思っていたのですが、よく考えたら、エンジンオイルの量が多すぎるのが原因ではないかと後から気がつきました.

次回から、ディーラーでエンジンオイルの交換をする時には、「オイルの量はレベルゲージの中間でお願いします」と注文をすることにしました.

その後、何度かのエンジンオイルの交換をおこなっています.

そして、街乗りを数万キロ走行した状態が、今回の点検です.

吸気系の洗浄

汚れは少なかったのですが、インタークーラーやその他のパイピングの洗浄をしました.
本来の使い方ではないかもしれませんが、ブレーキクリーナーを使用しました.
ブレーキクリーナーをインタークーラーの中に向けてスプレーして、ぐるぐる回して内部に行き渡らせて、液を排出しました.
排出された液は、すこし茶色ですが大して汚れていない様でした.
Y字型のパイピングにもブレーキクリーナーをスプレーして脂成分を取り除きました.
こちらも、排出された汚れは、わずかなものでした.

スロットルの確認は、実は、忘れていました.
でも、インタークーラーの中もほとんど汚れていなかったので、大丈夫でしょう.

エンジンオイルの量でブローバイガスが増える

スバル エンジン EJ20 は、エンジンオイルの量が多すぎると、ブローバイガスの量が増えると考えます.

サーキット走行などの高負荷な状態では、エンジン内は高温になり、オイルの粘度がさがり、オイルが霧状にもなるので、ピストンとシリンダーの隙間から出てきた未燃焼ガスと一緒にオイル成分が、ブローバイガスの配管を通って吸気系を汚すと考えます.

しかし、街乗り程度の負荷では、ブローバイガスにはオイル成分はほとんど見られないのではないかと思います.

したがって、EJ20 のエンジンオイルの量は、レベルゲージの中間程度にした方が、ブローバイガスのオイル成分の量も減って、インテークバルブの汚れや、燃焼室のカーボンデポジットも少なくなって、良いフィーリングが続くのではないかと考えています.

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