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EJ20エンジンオイル交換 上抜き

EJ20 エンジンオイル交換を簡単に行う上抜きのオイルチェンジャーを使ってみた. 完全には抜けきらないので?かな.
EJ20 エンジンオイル 上から排出

EJ20 エンジンオイル交換

エンジンオイルの交換をすることにしました.

ジャッキアップしてオイルパンのドレインボルトからオイルを排出しようと思っていたのですが、結構めんどくさい作業なので、新兵器を導入することにしました.

エンジンオイルをレベルゲージの穴から抜き取る方法です.

ネットで調べてみると、4,000円あたりからオイルを抜き取る機器があることが分かりましたが、今回は、少し長く使えるように、円筒式のものを注文することにしました。

オイルチェンジャー
オイルチェンジャー

手動式で、レバーを上下させることで、容器内を陰圧にしてチューブを使ってエンジン内のオイルを吸い出す仕組みです.

パルスターオイルチェンジャー 5.5L の注意事項

使用上の注意

  1. オイルレベルゲージの穴径および深さ等を確認 ( GDB-F EJ20のオイルゲージの長さは約46 cm )
  2. 抽出用ノズルの長さは70cm
  3. オイルゲージの長さが65cmを超える場合はノズルの長さが足りない為、完全にオイルを抜く事が出来ない
  4. 抽出用ノズルを差し込む際、絶対に無理に押し込まないで下さい。ノズルがエンジン内部にかみ込み、抜けなくなる場合があります。
  5. オイルレベルゲージの穴径が6mm以下の場合は使用できない抽出用ノズルがかみ込み、抜けなくなってしまったら無理に引き抜かない ( 抽出用ノズルが内部でちぎれ、エンジン内に残ることがあるため ) 
  6. ブレーキオイルは部品が溶解する恐れがありますので絶対に使用しない
  7. エンジンオイルを交換するために本体を使用する際には、車体が水平になっていること
  8. ポンピングをする際に勢いよくハンドルを下げるとハンドルと取っ手の間に指を挟んでしまうことがありますのでお気を付ける
  9. 約5分ほどエンジンの暖機運転を行い、オイルの中の塵や汚濁物がよく混ざるようにオイルを温める
  10. 走行直後はオイル温度が非常に高く、火傷あるいは容器の破損等の恐れがある
パルスター(PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5L
パルスター(PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5L

スバル インプレッサ GDB-F のEJ20 (EJ207) のオイルパンの形状は、等長のエキゾーストパイプが採用されているので、特殊な形状になっております.

オイルチェンジャーはオイルパンに繋がるオイルレベルゲージからオイルを抜き出します.

オイルレベルゲージ EJ207
オイルレベルゲージ EJ207

エンジン内の劣化したオイルの吸引

エンジンを3分程度アイドリングさせて エンジンオイルを柔らかくして抜けやすくします.

吸引用のノズルは2種類付属していましたが、細い方の外径 6 mm を使用します.

チューブをセットして、オイルレベルゲージを抜いて、吸引用ノズルを底に当たるまで差し込んで、

オイルチェンジャーの緑色のレバーを上下方向に動かします.

EJ20 エンジンオイル 上から排出
EJ20 エンジンオイル 上から排出

汚れたオイルが陰圧の力で吸い上げられて、チェンジャーのタンクの中に入っていきます.

2.8 リッターあたりで、オイルパンのオイルを吸い上げることができなくなりました.

オイルパンの形状のせいか、オイルパンの一番下まで吸引ノズルを持っていくことができないようです.

マジか?

排出量は 2.8 L
排出量は 2.8 L

このエンジンのオイルの量は、エレメントまで交換した場合は、 4.5 リッター

オイル交換のみの場合は、4 リッターと言われています.

1.2 リッターもオイルパンに残ってしまいました.

まあ仕方ないので、

新しいオイルの補充

‎AZ(エーゼット) ‎CEC-002 ‎EG614
‎AZ(エーゼット) ‎CEC-002 ‎EG614

オイルの説明

AZ(エーゼット) ‎CEC-002 ‎EG614

全合成油(HIVI/グループⅢ)をベースに、専用添加剤とエステルを用いた独自の処方により開発された高性能4サイクルエンジンオイルです。
省燃費性、耐久性に優れ、エンジン内部の金属抵抗を低減し保護します。
優れた始動性と、高温での安定したパフォーマンスを有します。
高い高温・酸化安定性によりエンジンオイルの劣化を防ぎ、高いパフォーマンスを長期間維持します。
サーキット、高速、長距離、街乗りなど様々な走行に対応したオールマイティなオイルです。
油種:グループⅢ(HIVI)+グループV(ESTER)
粘度指数:164
動粘度:40℃-59.12、100℃-10.47

このオイルのボトルは、急がなければ、直接フィラーキャップからオイルを注入できるので、便利です.

オイルを入れて、エンジンを3分間アイドリングさせ、 10 分間程度待って、レベルゲージでオイルの量を測ると、レベルゲージの中央より少し上側になりました.

ディーラーで入れたオイルの量は、オイルレベルゲージの最大よりもたくさん入っていたので、排出された量よりも 300 cc くらい少なめにしたら、ちょうど良いレベルとなりました.

現代のクルマの水冷エンジンは、オイルの消費は少ないので、自分の持論ですが、上限ギリギリに入れる必要はないと思います. ( 空冷エンジンの場合はオイルが減るので安全のためアッパーレベルにします、サーキット走行等の過激な走行をする場合もアッパーレベルまで入れた方が良いと思いますが )

下の動画は参考までに

使用後のオイルの廃棄

市販の廃油処理用の「エーモン(amon) 新型ポイパック 廃油処理材 吸着・保持力アップ 4.5L 3個パック」を使用しました.

厚めのビニール袋と吸油剤と厚手の紙袋の組み合わせで、燃えるゴミとして廃棄するのにとても便利に使えます.

EJ20 とオイルチェンジャーの問題点

 EJ20 は、オイルチェンジャーを使用してオイルのレベルゲージから抜き取る方法は、汚れたオイルを完全に排出できないので、お勧めはできません.

ただ、簡単に交換ができるので、頻回にオイル交換をするのであれば、それほど問題になることはないかと思います.

AZ 4サイクル エンジンオイル CEC-002 EG614 5W-30 の感想

「AZ(エーゼット) 4サイクル エンジンオイル CEC-002 サーキット EG614 5W-30 4L AET 100%化学合成油 エステル配合 自動車用」ですが、結構高級なオイルのようです.

今のところ、エンジンの回転は、滑らかになり、メカノイズ等も少ないようです.

だいぶん汚れたオイルとのブレンドですが、思った以上に良いオイルのように感じます.

このインプレッサのエンジンオイルは、最初の頃は、スバルディーラーオススメのモチュールを入れていましたが、自分には合わなかったので、カストロールの 5W – 40 を使用していました.

カストロールの方がスムーズに回転しているように感じたからです.

ここ数年間は、エンジンが古くなってきたせいかどうかはわかりませんが、スバルディーラーに置いてあるカストロールとこのEJ207の相性はあまり良くないように感じていました.

オイルを変更しようと思っていたのですが、めんどくさかったので、カストロールを継続使用していたのですが、バイクで使用していた AZ のオイルがコストパフォーマンスが良かったので、ためにしこのインプレッサにも使ってみたのです.

が、AZ  4サイクル エンジンオイル CEC-002 サーキット EG614 5W-30 を入れて走行すると、思っていた以上に、エンジンがスムーズに回るし、ノイズも少ないし、とても良いですね.

他のエンジンでは、どうかわかりませんが、 EJ 20 ターボで数百キロ走行した感じが、とても良いエンジンオイルに感じました.

次回のオイル交換はオイルフィルター(オイルエレメント)も交換する予定で PCレーシング PCS1 FLOオイルフィルターに交換予定です.

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