エンジンオイルの交換 21,502km
エンジンのフィーリングが低下してきたので、オイル交換をすることにした.
前回のオイル交換は 走行距離 10,819km だったので10,683km 無交換で走行したことになる.
AZ MEC-019 10W-50 はなかなか良いエンジンオイルのようです.
今回は、AZ MEC-018 10W-40 オイルに交換します.
バイク用のオイルは、これしか手元になかったからですが、


エンジンオイルの排出
CRF250Rally のオイル交換は、フロント&アンダーパネルを外した方がオイルの交換がやりやすいのが、サクッと外します.
ドレーンボルトを外す前に、簡単に汚れを落として、
エンジンの下にオイル受けを置いてドレーンボルトを外すと
結構黒めのエンジンオイルが出てきました.
オイル粘度がそこそこあるので、もう少し使っても問題はないと思いますが、1万キロも走ったので、

オイルエレメントを外す
オイルエレメントは、10mm のボルト4本をゆるめて外します.
リヤブレーキレバーが少々邪魔ですが、
エレメントとカバーの間にバネがあること、ガスケットがあるので、ソーと外しましょう.

外した部品をきれいに
トラブルをさけるためには、外した部品はきれいにしましょう.
オイルエレメントは、ステンレスメッシュ(PCレーシング PC112 FLOオイルフィルター)を入れてありますので、オイルエレメントの洗浄が必要です.
洗浄して何度でも使用できるので、自分でオイル交換をする人は、廃棄するフィルターがないので嬉しいですね.

ステンレスメッシュフィルターの汚れ
オイルフィルターのオイルの流れる方向は、汚れたオイルがフィルターの周りから入って中央の穴からエンジンに戻るので、オイルの汚れ(金属片や何らかのカス)は、フィルターの外側に溜まります,
ステンメッシュフィルターを洗浄(今回はブレーキクリーナー)してみると細かなアルミ粉がポツポツと見られました.
正常範囲ですね.
ドロッとしたオイルの塊や、大きめの金属片等はみられなかったので、オイルの性能は高いのかもしれません.

エンジンオイルエレメントの取り付け
エンジンオイルエレメントのところにリヤブレーキレバーがあるので、少々、取り付けは面倒かもしれません.

バネ ( スプリング オイルフィルターエレメントセッティング ) とガスケット オイルフィルターカバー ( 15412-KYJ-901 ) は再使用、をつけながらボルト締めをするので、結構めんどくさいですね.

エンジンオイルの注入
エンジンオイル ドレーンボルトを取り付けます.
アルミ製のパッキンを新品交換して取り付けましょう.( 私は再使用しましたが、Rally には内緒です)

車体を何らかの方法で垂直に立たせます.
自分は、サイドスタンドの下に板切れを挟んで、右側に倒れないように、机で支えています.
新しいエンジンオイルを入れて、点検窓の中間くらいで一度注入を止めます.

オイルキャップを軽く締めて、エンジン始動し、エンジン全体にオイルを循環させます.
循環させた分、オイルレベルは下がりますが、エンジン停止して 2 – 3 分で正規の油面に戻ります.
- アイドリングを 3 分間
- エンジン停止 2 分間
- 点検窓を見ながら中間までエンジンオイルを注入
- 以上、おしまい!
エンジンオイルを上限ギリギリまで入れる方が多いですが、オイルの消費の多い空冷エンジンならば、リスクを下げるために上限にしたいですが、現在の水冷エンジンのオイルの消費は少ないので、オイルレベルの中間で良いのではないかと考えています.
今のところ全く問題は発生していません.

しばらく放置して、エンジンオイルの漏れがないかチェックしましょう.
2万キロ走行して
エンジンの調子は良好です.
- 一発セル始動
- 暖気運転は、ほとんどしない.
- エンジン始動後はゆっくり走りながら暖気
- 普段は、4,000 – 6,000 回転を使用
- たまに、8,000回転オーバー
こんな使い方ですが、不具合はない.
刺激に欠けるが、実用エンジンと考えれば不満は少ないかもしれませんね.