エレメント交換のためにカウルを外す
走行距離が2400kmを超えてしまったので、オイルエレメント交換➕オイル交換を行うことにした。
オイルエレメントを交換するにはフロント左側のカウルを取り外す必要があるみたい。
まずは、リアのスイングアームにスタンドをかける。
カウルの取り外しは、どのように取り付けられているのかを理解しないと、とても難しいです。
ハンドル下の黒いカウル上面のカバーを外すにもコツと慣れが必要で、難しい。
自分はサービスマニュアルを参照しながら行ったのだが、動画があると助かるかもしれないですね。
オイルエレメントを外す
エキパイの後ろに黒い純正オイルエレメントがある。
ちなみに、エキゾーストパイプは4into2into1と集合させている。
エキパイの形は悪くないが、溶接があまり美しくないけど、カウルで隠れるので我慢しよう！
オイルフィルターレンチをはめて、ボックスレンチのエクステンションを一つ取り付けたが、エキパイが少し邪魔なので、もうひとつ短いものを取り付けて長さを稼いだ。
問題なくオイルフィルターを外すことに成功する。
この前に、オイルをドレーンから排出済みなのは言うまでもない。
フィルターレンチとボックスレンチの組み合わせの写真。
FLOオイルフィルター
新たに取り付けるオイルエレメントは、下の写真のもの。
PCレーシングのFLOオイルフィルターというもの。どうもアルミの削りだしのボディのようだ。
オイルの冷却効果を狙ってのフィンがあるが、もう少し表面積を増やさないと効果は少ないかもしれない。
タイプはPCS2というものがGSX-S1000には合うようだ。
内部はステンレスメッシュで、何度も洗浄して繰り返し使用できるらしい。
フィルターのケースとの接続にはゴムのパッキンがあるので、何回かに一度交換する必要がありそうだ。
予備のパッキンは一つだけ付属していたが。
エレメントの交換にはフィルターレンチは必要なく、ボックスレンチだけで交換可能なところも良い。
取り付け時は、パッキンのところにオイルをつけて純正を付ける時と同じようにした。
純正のフィルターよりも長さが少し大きくなる。
エレメント取り付け
取り付けてみると、カウルに隠れて見えないが、メカメカしくて格好良い。
エンジン全体が黒なので、少しアクセントにはなるか。
FLOオイルフィルタ ステンレスメッシュ
次回からは、中のステンレスメッシュを適当に洗って何度も使用できるので、素敵です。
10回以上は使用しないと元は取れませんが。使い捨てパーツよりも再生可能なパーツの方がエコだね！
今回のオイルは、CASTROL(カストロール) エンジンオイル POWER1 4T 10W-40 MA 部分合成油 二輪車4サイクルエンジン用 4L という格安のものをチョイスした。
ネットでは3000円もしないオイルだけど、運転すると思っていた以上に良い。
サーキットを長時間走行するには無理はありそうだけど、ツーリング+峠を流すくらいならば問題ないと思う。
これからは夏なので、15W-50でもよかったのだが、暑い夏には乗らない予定でオイルの粘度の選択をした。
GSX-S1000に乗るのが面白いの暑くても乗ってしまいそうなので、粘度を高いオイルを選択してもよかったかも。
ドレーンボルトのパッキンは前回は未交換だったので、今回は格安の銅製のパッキンを入れてみた。
このオイルの印象は、まず、ミッションのタッチが少し良くなったのと、エンジンのノイズが減った。
さらになぜか排気音も静かになったように感じる。
エンジンの回転の仕方がスムーズに感じるので前回のホンダG3というオイルよりも粘度が少し高めなのかもしれない。
