CRF250のブレーキパッド
純正のブレーキパッドは、オンロードでは、半端なく効かないと感じます。オフロード車なので、効きすぎるのはコントロールが難しいと思いますが
ブレーキパッドのアフターパーツを探してみました.
CRF250 ホンダ純正のブレーキパッド
MD44 CRF250 ホンダ純正のブレーキパッドのパーツナンバー
- パッド セット フロント 06451-KZZ-901
- パッド セット リヤー 06435-KZZ-901
ブレーキパッドの摩耗点検

ブレーキパッドの材質
ブレーキの性能を決める重要なブレーキパッドの材質は大まかに3種類
- シンタードパッド
- セミメタルパッド
- オーガニックパッド (デイトナやキタコのブレーキパッドにはない)
シンタードパッド
金属系摩擦剤を高温で焼き固めて製造.
摩擦係数が高く、雨天でも性能変化は少ない.
ディスクへの攻撃性は高い.
スポーツモデルに採用される.
セミメタルパッド
金属摩擦剤を樹脂で固めて製造.
コントロールがしやすく、ディスクへの攻撃性は低い.
雨天時の制動が落ちる傾向がある.
オーガニックパッド
(デイトナやキタコのブレーキパッドにはない)
繊維系素材を樹脂で固めて製造.
タッチがソフトでコントロールしやすい.
ディスクへの攻撃性はとても低い.
絶対的な制動力は高くないがストリートでは十分な性能です.
MD44の互換ブレーキパッド
キタコ SBS 915SI シンターメタル
キタコ(KITACO) SBS ブレーキパッド 915SI シンターメタル
- フロント777-0859070
- リヤ 777-0915070
オフロード用で初期の制動を抑えて制動のコントロールを高めているのだと思います。
パッド面が平にしてオフでの砂や泥の噛み込みを防いでいます。
キタコ859SIを使用した感想
初期のタッチは良くないが、握れば握るほどリニアに反応するので、オフロードでは扱いやすいパッドだと思います。
反対にオンロードでは、制動力に物足りなさを感じます。
パッドとディスクの穴が擦れるような低いビートのような音が発生します。
ブレーキを強めにかけて停止する時に少し鳴くことがあります。
これらの音が気にならなければ、とても扱いやすいブレーキパッドです。
走行距離 8,000 km で使用限界 ( 残り1.5mm以下 ) でした. (13,500 – 21500 km )
ブレーキの効き方が弱いのに、パッドの減り方は早い傾向がある.

デイトナ ゴールデン パッド / ブレーキパッド交換
ブレーキパッドをデイトナ ゴールデン パッドに交換した. 一般道での制動力やタッチは申し分ない.
キタコ SBS 859HF セラミック
キタコ(KITACO) SBS ブレーキパッド 859HF セラミック
- フロント777-0859000
- リヤ 777-0915000
素材はセラミックで、安価で扱いやすい制動、耐久性を両立している.
デイトナ 赤パッド
デイトナ バイク用 ブレーキパッド 赤パッド
- フロント:79867
- リア :79868
ブレーキの効きは良いとの評判だが、減るのも早いようだ。
素材はセミメタルで比較的安価で性能は高い.
デイトナ「赤パッド」を使用した感想
初期のタッチ、効きはじめは弱く感じるが、握れば握るほどブレーキの効きが強くなる。
好みの問題ですが、ブレーキの扱いやすさは抜群に良い印象です。
ただ、ブレーキを握る回数が多いワインディングロードなどでは、少し疲れが多くなるかもしれません。
オンロードの評価ですが、キタコ859SIよりも絶対ていな制動力は高い感じがしました。
デイトナ ゴールデンパッドχ
デイトナ バイク用 ブレーキパッド ゴールデンパッドχ
- フロント 21060
- リヤ 97185
素材はシンタードメタルパッドでコントロール性と効きが良いらしいが、価格が高い.
走行距離 21,500 km –
デイトナ「ゴールデンパッド」を使用した感想は、初期のタッチが良い、ブレーキの聞きはじめが良く、少し力を入れただけで制動力が立ち上がる印象です。
10,000kmの使用で、残り3-4分くらいだったので耐久性は悪くありません。
パッドが減ってディスク周りが汚れてくると、ブレーキが鳴くことがありました。

デイトナ ゴールデン パッド / ブレーキパッド交換
ブレーキパッドをデイトナ ゴールデン パッドに交換した. 一般道での制動力やタッチは申し分ない.
パーツリスト
CRF250 のフロントブレーキキャリパー
モノブロックの片押しダブルピストンキャリパーですね.