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マフラー消音とトルクアップ

モリワキのスリップオンマフラーの排気音を少し下げたくなったので、バッフルを取り付けてみた.低回転のトルクが上がって乗りやすい.

モリワキ スリップオン マフラー for CRF250 の排気音

CRF250 のモリワキマフラーの排気音は、そんなにうるさいとは感じていなかったが、テント泊をしながら早朝に出発する時に、周りのテントで睡眠中の人には、ちょっと迷惑な感じがしました.

あまり目立つのが得意ではないので、少し排気音の音量を下げることにしました.

このタイプのマフラーは、バッフルを付ける構造にはなっておらず、バッフルを自作しようと思いましたが、

モリワキスリップオンマフラー
モリワキスリップオンマフラーCRF250

ポッシュ(POSH) アルミ削り出しバッフル

ポッシュ(POSH) アルミ削り出しバッフル サイレンサー用 外径39mm 内径16mm を購入して取り付けてみることにしました.

排気口のサイズは、39 – 40 mm くらいでデザイン上排気のルートが曲がっているので、安全な 39 mm としました.

実際の排気口のサイズは 40 mm が最適なサイズかもしれません.

この製品は、外径サイズで内径の16 mm が決まってしまうので選択肢がありませんでした.

ノーマルマフラーの排気口が約23mmくらいなので、16mmでは小さすぎで、高回転は糞詰まりだろうと予想でします.

ポッシュ(POSH) アルミ削り出しバッフル
ポッシュ(POSH) アルミ削り出しバッフル サイレンサー用 外径39mm 内径16mm

バッフルの取り付け方法

MORIWAKI MX Slip-on WTマフラーにポッシュ(POSH) アルミ削り出しバッフル サイレンサー用 外径39mm 内径16mm を取り付けには、バッフルの内側から固定できればスッキリします.

付属のボルトを芋ネジにして、内側からネジを外側に締めて固定できれば、良いですね.

芋ネジは、ホームセンターで購入  M6 x 12 ネジのピッチは 1.0 mm です.

六角レンチが付属していて親切ですが、今回は使用できませんでした.

芋ねじで内側から固定
芋ねじで内側から固定

16 mm径の中の芋ネジを締めるには

ポッシュ(POSH) アルミ削り出しバッフル サイレンサー用 内径16mm ( 純正のマフラーの出口は23mmくらい ) の中の芋ネジを締めるには、通常の六角棒レンチでは入りません.

首下が短いダックスキーという六角棒レンチを新たに購入しました.( 440 円でした)

いらなくなった棒レンチの先を切断するという選択肢もあります.

芋ネジの頭は、3 mm でした.

ダックスキー
狭い場所でも作業できる首下の短い六角棒レンチが必要

バッフルを取り付ける

あらかじめ、バッフルの90度のハサミ角で2箇所にネジ穴があるので、芋ネジをセットして、芋ネジの頭をバッフルの外周よりほんの少し出しておく.

バッフルがマフラー内に落ちないように、芋ネジの締め具合を調整する.

もう少し奥にするつもりでしたが、サイレンサーの中にバッフルが落ちそうだったので、今回は、この位置で芋ネジを締めて固定しました.

バッフルをテープで仮止め
バッフルをテープで仮止めしてサイレンサー内に落とさない工夫

マフラー消音とトルクアップ

アルミバッフルは、消音効果はあって、特に低音の成分がカットされる.

シングルエンジンなので、パルス感のある、音はそのままで、排気ガスの勢いは強くなった.

ノーマル純正の音は、忘れてしまったので比較できませんが、それに近い感じだろうか.

走行してみると、3,500rpm あたりからトルクアップされて、普段の走行ではとても良い感じで走れます.

反面、6,000rpm くらいから糞詰まり感がある.

普段の街乗りでは、4,000 – 6,000 rpm を多用するので、静かになった排気音と意外にトルクフルなエンジン特性は、ちょっといいかもしれません.

しかし、6,000 – 8,000 rpm は、加速をしたいときに使うのだが、やはり、エンジンの回転が重く感じます.

ツーリングでトコトコと走るつもりなので、しばらくは、このままバッフルを入れたままにしたい.

PS.

もう少し距離を走ってみた.

使える回転数は、3,000rpm からトルクが立ち上がるので、これまで 6速に入れる速度は60km/h以上だったが、50km/hくらいから使えそうな感じだ.

100km/hで走行してみると、エンジンからの振動も少なく感じるが、排気音が小さくなったからかそのように感じたのかもしれない.

あと、マフラーの温度がやたらと熱くなるのが少し気になるが、プラスティックのサイドカバーとサイレンサーの間に遮熱版があるので、大丈夫だろうと思う.

バッフルに穴の追加

バッフルの中心の16mmの穴の周囲に 5mm の穴を6箇所ドリルで開けました.
ネジ山を作って、排気音が大きくなった時にイモネジで塞げるような構造にしました.
この穴の効果で、3,000rpm付近のトルクは少し低下したが、7,000rpm辺りまでトルクが落ち込まずに加速します.
8,000rpm以上は軽く回転はするが、トルクは落ちている感じがします.
排気音は、少し大きくなったが、アクセルの開け方で何とでもなる感じです.
39mmバッフルの周囲から排気が漏れていたので、アルミテープを3重くらい巻いて、外径を40mmにしたら、ピッタシになりました,

サイレンサーの温度も少し下がって、いい感じになりました.

バッフルを固定するイモネジが振動で緩んでバッフルが不用意に抜け落ちないように、ネジロック剤を塗布して取り付けました.

バッフルに5mmの穴
バッフルに5mmの穴を6箇所追加しました

耐熱塗装

シルバーのバッフルは目立ちすぎるので、ブラックの耐熱塗料を塗布しました.

耐熱塗料塗布
バッフルに耐熱塗料

まとめ

普段街乗りで使うエンジンの回転数のトルクを考えた場合、ある程度我慢ができるようになったかな.

4,000rpm までのトルクはノーマルマフラーよりも良い.

高回転は、7,000rpm くらいまではいい感じでエンジンが回転するが、それ以降の回転数になると、すこし糞づまり感がある.

レッドゾーンまでは回転するが、気持ちいいのは、やはり、7,000rpm くらいまでかな.

排気音に関しては、ノーマルマフラーと同等ですが、もう少し、高音の尖った成分が抑えられるといいなと感じています.(ノーマルマフラーに付け替えて乗ってみたけど、ノーマルも少し大きめの排気音でした、びっくり)

この状態でアイドリング付近の排気音の音量がもう少し下がれば、申し分ないのだけれど.

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