CRF250Rally走行距離13,500km2度目のリヤタイヤの交換

ブリヂストンTW302リヤタイヤが走行距離6,900kmを走行したらスリップサインが現れました。
ツルツルまではいきませんが、オフロードの濡れた路面ではメッチャ滑ります。
少し時間があったので、交換することにしました。
今回交換するタイヤは、ダンロップ ブロロ? Buroro D605 リア 120/80-18 M/C 62P チューブタイプ(WT)にしました。
本物のダンロップのD605見ると、ノーマルIRC GP-22とブリヂストンTW302よりも一番オフロードに強そうな感じがしました。(個人的な感想です)
リヤホイールの取り外し

左が19mm右が24mmのボックスレンチでアクスルシャフトを抜きます。
左ボルトを固定して右のナットを外します。
シャフトを抜くには、右側から大きめの貫通ドライバーでボルトの先に当てて、ハンマーでコンコン叩いで外します。

チェーンガイドをスイングアームからネジ2本で外して、チェーンをリヤスプロケットから外してホイールを後ろ側に移動しながら、取り外します。

リヤのアクスルシャフトと付属する部品です。(アクスルシャフトはグリス切れか?でも、ベアリングがあるので走行性能には関係ないけど)
右上の二本のボルトは、チェーンガイドのものです。
このあと、汚れを落としてピカピカにします。

タイヤ交換は、何度やっても慣れませんね。
まずは、ホイールやスプロケットの汚れを落として綺麗にします。
チューブタイヤなのでチューブレスと比べるとビートは簡単に落ちます。
両面のビートを外して、ホイールをタイヤの一方の中に落としてから、抜き出します。
方法はいくつかあると思いますが、YouTubeの動画で研究すると良いと思います。

ホイールだけになりました。
サクッと、タイヤを付けます。
チューブは、大した傷等がなかったので、再利用しました。
ホイールにタイヤをはめていくのですが、あと一回タイヤレバーが入ってこじれば良い時ですが、(やった人しかわからない説明)
- 無理矢理タイヤレバーでブチ込むが、レバーが挟まる
- 体重をかけてポコっと入れる
- 最後だけタイヤレバーの面を反対にしてタイヤをリムに入れる
いろいろやってみたけれど、3番が良いみたいです。
組み立て

組み立ての時に、アクスルシャフトにグリスを塗ります。(グリス切れポかった)
ホイールベアリングのところにも、水の侵入を防ぐためにグリスを塗りましょう。
構造上、アクスルシャフトはベアリングでホイールを支えているのですが、サビを寄せ付けないようにグリスを使います。
そう言えば、新しい2021年モデル?は中空のアクスルシャフトを採用しているようです。(軽量化には敏感です)
MD44 は 42301-KZZ-900 アクスル、リヤーホイール 中実
MD47 は 42301-K1T-E10 アクスル、リヤーホイール 中空 新型CRF250
ブレーキキャリパーとスイングアームには、前回使った結束バンドがついていました。(一人でホイールをつける時にはブレーキキャリパーがあまり動かないので良いと思う)
何故か、D605のトレッドは迫力がありますね。(好みです)
少し走ってみます

D605はオフロード色の強いタイヤですね。
ノーマルのIRC GP-22 前回のBRIDGESTONE TW302は、乗ってすぐは、比較的滑らかに路面を転がる印象でしたが、D605は、最初から、ガタガタ言いながら転がります。(サスを変えたからかもしれませんが)
オンロードでは、慣れるまですこし不快に感じるかもしれません。
ダンロップD605のオフロードの性能

ダンロップ Buroro D605は、あらゆるオフロード路面でIRC GP-22、ブリヂストンTW302よりも強力なグリップに感じます。
ただし、リヤサスを交換した影響もあるかもしれません。
砂利、砂など、オフロードではいい感じですね。
少し濡れてた路面でも、他の2社のタイヤよりもグリップします。

残雪(雪の厚さ10cm程度)を乗り越える時は、流石に空転しますが、普通のオフロードタイヤならば何でも同じだろうと思います。
こんな残雪の場合は、トライアル用のタイヤが良さそうに思います。

オフロードでは、好感触ですね。
このタイヤの弱いところは、縦の溝を切ってある舗装路ですね。
元々バイクのタイヤとは相性の悪い舗装道路の縦溝ですが、ダンロップD605はさらに相性が悪いですね。
リヤタイヤが、左右に少しずれて走るような、お尻がムズムズするような感覚があります。
また、ブリヂストンのTW302と同様に、オンロードのワインディングで深めのバンクを使うと、リヤタイヤが流れていく傾向があります。
オフロードの性能
- ダンロップ Buroro D605
- ブリヂストン TRAIL WING TW302
- IRC(純正タイヤ)GP-22
オンロードの性能
- IRC(純正タイヤ)GP-22
- ブリヂストン TRAIL WING TW302
- ダンロップ Buroro D605
かな、個人の主観が入っているので、少しだけ参考にしてください。
あとは、ダンロップ Buroro D605の耐久性がどうか、ですね。
フロントタイヤ交換2度目15160km
前回のフロントタイヤの交換した距離の記録が抜けていたのですが、記憶では7000km走行時くらいであった。
1度目の交換時の走行距離から逆算すると8000Km程度でフロントタイヤ(TRAIL WING TW301)が終わったことになる。
オンロードだけならばもう少し走行できそうだけど、林道を走りたいので、あっさりと交換することにした。

右がブリヂストンTRAIL WING TW301でトレッドのセンターとサイドの中間部分の摩耗している。
TRAIL WING TW301はセンターとサイドの材質が異なるのでブロックによって摩耗度が違うようだ。
左は、新しく取り付けるダンロップBuroro D605 です。

今回のフロントタイヤの交換に使った工具はこちらの写真

フロントの中空アクスルシャフトを回転させるには14mmの六角レンチが必要になります。
安価で手に入れるにはホームセンターに置いてある長いナットでサイズが3/8×50あります。
中に入るネジが3/8インチで全長50mmのようですが、外側の14mmのナットになります。
メガネレンチと組み合わせれば、安価にアクスルシャフトを回すことができます。
詳しくはサイト内リンクへ

ダンロップD605のタイヤのサイドは柔らかい感じがするので交換はあまり力は必要がないように感じました。
フロントタイヤの交換で、ホイールのサイズが21インチのせいか、チューブがタイヤとホイールの間に入りやすいみたいで、よく確認しないと噛み込んでいる可能性がありますね。
自分もチューブを噛み込んでしまいました。
タイヤのサイドにある線がホイールと均等な位置にあるか注意する必要があるようですね。

オフロードバイクのタイヤの減り方なんだけど、
アライメントの関係を考えると明らかなんだけど、普通に林道のクネクネした舗装路を走行すると、フロントはセンターよりもサイド寄り、リヤタイヤはセンター付近が減るのです。
オンロードモデルは、走り方に気をつければ、センター付近をあまり減らないようにできるのですが、オフロード車は、コーナーでバイクの車体を寝かしていくと、フロントタイヤは傾いていくのですが、フロントに比べてリヤタイヤは、傾かないのですね。
結果、リヤタイヤはセンターばかりが減ってしまうのです。
Buroro D605 は 8,000km でスリップサイン
ダンロップ D605 は、8,000km 走行して、スリップサインがでました.
ブリヂストン TW302 が6,900km
IRC GP-22 GP-21 が 6,600lm
だったので、ダンロップ Buroro D605が 1,000km くらい長持ちしたことになります.
ただし、使用する条件が異なるので、正確なデーターではなく、傾向としてD605 は意外と耐久性は高かったとしておきましょう.
フロントのディスクブレーキのパッドを交換しました。
ノーマルのパッドはまだ、1mm程度使える状態でしたが、新品のパッドの性能を確認したかっただけです。
交換は、一本のボルトを外すとパッドが外れます。
新しいパッドの方が厚みがあるので、古いパッドを外す前にパッドをキャリパーのピストンを押し戻しておくと新しいパッドが簡単に入ります。
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前 3.00-21 51P
後 120/80-18M/C 62P
チューブタイプ

CRF250には、デュアルパーパス用のタイヤが装着されています. 前 3.00-21 51P後 120/80-18M/C 62P