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サイドスタンドの塗装

サイドスタンドは、ちょうどドライブスプロケットとチェーンの近くに位置するためにオイルの汚れが付きやすく、また、バンクさせるとスタンドの足をかける部分が接地したり、足で塗装面を蹴り飛ばす部分なので比較的早くみすぼらしくなる。
サイドスタンドを車体から取り外して塗装をする時は、何らかの方法でバイクを倒れないようにしなければならない。
今回は、タイヤを外して、前後からバイクスタンドでバイク本体を持ち上げた状態なので、サイドスタンドを外して整備する良いチャンスである。
取り外しは、2本のバネを力技でペンチで引っ張り(針金を2重にしてカギに掛けてペンチ等で引っ張ると良い)ながら外し、サイドスタンドが稼動する部分のネジを外した(外側のナットを完全に外し、内側のボルトを外す)。
洗剤で汚れと油分を落とし、耐水ペーバーで塗装の表面を研磨し、錆びている部分はサンダーで擦って錆取りを行った。
下塗りのサフェーサを塗って、ブラックの塗装をしてから、2液タイプのウレタンクリアを塗った。
写真のようにサイドスタンドを宙吊りにした。
でも、いい加減なつるし方だったので、ブラック塗装を行った後に一度床に落としてしまったのであった。
まあ、スタンドはすぐに傷つくところなので気にしないことにした。
サイドスタンドの可動部分に使用するネジは、どうみても既製品にはなさそうな形状なので、汚れを洗剤できれいにした後、サンダーにフェルトバフを付けて青棒で磨いてみた。
多少はきれいになったけど、写真で見るとまだまだみたいだ。
鉄製なのでしばらくすると錆び付く可能性が高い。
ボルトのネジの切っていない部分に段差があるが、サイドスタンドを動かすことで削れたのではないかと思う。
この部分を修正できれば新車の時のサイドスタンドの感触に近づけることができるのではないかと・・・。
冬場なので、気温は10度前後だったので塗装後1週間程度乾燥させた。
取り付けは、ネジの部分に少量のグリスを塗布してからサイドスタンドを取り付けた。
バネはだいぶん錆びて黒くなっていたので、洗剤で油分を落とし、サンドペーパーで錆び取りし、サンダーにサイザルと赤棒で表面を研磨(バネにサンダーをかける時は細心の注意が必要だ。自分はサンダーを万力で固定してバネをサイザルに触れる程度)してから錆止め(CRC336)をスプレーし、しばらくしてから取り付ける。
来年になると錆びている可能性があるけど、そのときに対策を考えるとしよう。
チェーンが少し見えるが、タイヤを外したついでにドライブチェーンを灯油に浸けてブラシで軽くこすって洗浄を行った後なので綺麗である。
実際の見た感じは、こんな感じだ。
サイドスタンドが輝いているだけで、かなり雰囲気が新車に近づいた。
そして、ポイントはスタンドのバネで、銀色に輝く?バネは非常にポイントが高い。(ノーマルのバネの向きはバネの部分が下だけど、自分は上側にバネの部分にして取り付けた。こっちの方がよさげだ!)

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