身長 168cmの短足人間にはGSX-S1000Fのシートは一般道では高く感じる。 どうしても爪先立ちになるので、少し車高を落としたいと思うが、自動車みたいに車高調整式サスペンションではないので、クッションレバーというリンクを交換することで実現できるようだ。 価格は5000円くらいか、 単なる鉄板なので、少し高い気もするけど、 まあ、いいか! 交換方法は、リアのスイングアームをフリーにしたいので、メインのフレームを浮かす方法も考えたけれど、とりあえずリアタイヤをいつも通りスタンドであげて、タイヤとリアのシートレールあたりにパンタグラフジャッキを入れてスイングアームの角度を調整する方法をとった。 |
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プレートは、純正がシルバーで鉄製の亜鉛メッキかな? そして、ディトナ ローダウンリンクプレートは黒の塗装だ。 |
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重ねてみると、形が少しずれている。 このズレで2cmのシートダウンを実現するわけだ。 リンクを取り付ける方向があるので、注意が必要だ。 |
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3本のボルト、ナットで留められているが、とても強力な力で締め付けられていた。 マフラーを外しても、下のタイコ部分が邪魔で干渉するけれど、スイングアームをパンタグラフ型ジャッキを動かしながらボルトを抜いた。 リンク部分のグリスを綺麗に拭き取り、グリスアップし直した。 だけど、ショックアブソーバーのフレーム側の動きが渋いようで、次回はその部分のグリスアップをした方が良いのかもしれないと、考えながら取り付けた。 |
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ネジの供回を防ぐために車体の両側からアプローチする必要があるのと、セルフロックのナットを採用しているので、自然に緩んで外れることはないようになっていた。 最後の増し締めは、1G状態でした方が良いと言われているが、構造上大きな意味はあるのかはわからない。 あえて言えば、微妙なナットの位置がコンマ何ミリかずれて締められることを防ぐくらいか。 |
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少しシート高が下がって、足つき性が良くなった。 たかが2cmだけど、安心感が大きく向上したのは事実である。 なぜかリアサスの動きが良くなったように感じる。 グリスアップが効いたか、1Gでナットを締めたのが良かったか、それとも単にショックの慣らしが進んで動きが良くなってきたかはわからない。 操縦性は、大きな変化は見られないが、進入で少しアンダーで立ち上がりでアクセルを開けやすくなったように思う。 自分にはこちらの操縦性の方が好みである。 下の2枚の写真は、微妙に撮影の角度は異なるが、リアのタイヤとフェンダーのクリアランスが異なるのがわかる。 ちなみに、上の写真がノーマルで、下の写真がローダウンである。 |
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