久しぶりに、両極端な2台のめんどくさいカメラを持ち出してみた。
カメラの性能の比較をするために、持ち出したわけではなく、何となく撮影していたら、そうなっただけだ。
SIGMA DP2 Merrill と Nikon Coolpix P1000の画質を比較
NIKON Coolpix P1000

P1000の画像だけ見るとまあまあよく写っていると感じますね。
SIGMA DP2 Merrill

Merrillの色はちょっと変ですね。
ホワイトバランスが自動でうまく合わないことは、よくあること。
上の2枚の写真は、撮って出しではなく、画角をある程度、調整してありますが、モニターで見た感じは変化ないですね。
やはり、P1000は、小さなCMOSを使っているので、基本的な性能は低いと言わざるを得ません。
小さなCMOSのメリットは望遠レンズにあるのですから。
NIKON Coolpix P1000拡大画像

SIGMA DP2 Merrill拡大画像

一部をピクセル等倍にして表示してみました。
圧倒的なMerrillの解像力は、健在で、一時期はNIKON Coolpix P1000ばかりを持ち出していましたが、SIGMA DP2 Merrillの出番も増えそうな感じです。
現在は、この2台のカメラを持ち運ぶことが多くなったので、カメラのバッグを新調してしまったくらいですから。
2台のカメラの評価
NIKON Coolpix P1000の画像は、小さなCMOSを使ったカメラ全般に言えることですが、
ノイズ対策のための処理のためか、小さな葉っぱが解像しておらず、また、解像感を高めるためにエッジ処理されているように感じます。
基本的なCMOSの性能の低さをデジタル処理にて、補完しているのだと思います。
SIGMA DP2 Merrillの画像は、FOVEONの特徴である解像感は素晴らしく、小さな葉っぱ一枚一枚が確認できそうです。
ただし、色の再現性は低いので、現像処理で調整しなければならないでしょう。
本当にめんどくさい2台のデジタルカメラは、スマホのカメラとは無縁の存在ですね。
持ち歩くカメラの台数が増えると、写真を取り込むのも、時間がかかってめんどうです。
それに、P1000は大きくて重いので、何とかもっと軽くてコンパクトな製品にならないかと思っています。
あと、三脚を持ち歩くかどうか?
重くて、持っていく気にはなれないでいます。
本当に、めんどくさいカメラだなぁ(^^;)