点検整備と定期交換パーツ
走行距離 37519km
- 点火プラグ プラグギャップが ( 調整不可 ) 0.8 – 0.9 mm と記載
- エアクリーナーフィルター 20,000km毎
- エンジンオイル 5,000km毎
- オイルフィルター 10,000km毎 オイル交換2回に1回
予定していた40,000キロに少し早いが、定期交換パーツの交換作業をすることにした。
というのは、このエンジンに不確実なエンジンストップの現象があって、その原因の一つに点火プラグの劣化が原因ではないかと言われています。
最近、このエンジンストップの現象が発生したのですが、20分くらいしてからエンジンは何とか始動しました。
始動方法は、セルを回しながらアクセルを開けていく方法でした。
やはり、プラグが何らかの原因でカブってしまった現象と似ています。
エンジンストップのリスクを下げるためにも点火プラグの交換をすることにしました。
あとは、「ついで」ですね。
点火プラグ交換
交換前に、目視で長さなどが異なっていないか確認する。
今回買った点火プラグは、英語で書かれているので輸出用のパッケージのようです。

交換前後の点火プラグ(スパークプラグ)の写真です。
プラグギャップの測定はしていませんが、コンマ何ミリか減っていることがわかります。
金属まわりに少量ですがカーボンが付着していののが気になります。

左が使用後、右が使用前
イリジウムプラグについて
イリジウムプラグについて少し調べたので記しておきます。
点火プラグの電極は、細い方が強い火花を飛ばせるんだそうです。
しかし、これまでの電極では、細くすると電極が速く減ってしまうので、ある程度の太さは必要でした。
この電極をイリジウムにすると電極の耐久性が上がるので、細い電極が実用化できたのです。
ただし、細い電極には欠点があって、燃焼室に濃い燃料が入ってくると失火する可能性が高いそうです。
キャブレターでもしっかりと燃料のセッティングが行われていれば細い電極でも問題なく動作するそうです。
当然、インジェクターならば問題はないのですが、何らかの原因で濃い燃料が燃焼室に入ってくると失火して点火プラグがカブってしまうそうです。
CRF250 のエンジンストップの根本的な原因は判明していないですが、普通の点火プラグを使用すれば、エンジンストップの頻度は減るのではないかと考えています。
その場合、数%の燃費が悪くなったりするのは我慢しなければならない。

点火プラグ交換 CRF 250 Rally
CRF250Rallyの点火プラグ交換にトライしてみた記録です.カウル付きのDOHCエンジンのプラグ交換は大変ですね.

点火プラグ MD44
CRF250Rally の互換点火プラグと使用する工具を考察してみました. プラグメーカーの交換サイクルは、5,000km ごと
K&Nエアフィルター洗浄
前回のエアフィルターの交換時に、K&Nエアフィルターにリプレイスした。
今回は、K&Nエアフィルターの洗浄作業を行うことにした。
あらかじめ、専用の洗浄液とオイルを用意する必要がある。
説明書によると、汚れたK&Nエアフィルターは、繊細に扱う必要があるようです。
❌圧縮エアーでゴミを吹き飛ばしたり、強い水流で洗ったりするのはNGだそうです。
手順
- フィルターをバイクから取り出す
- 柔らかいハケでゴミを優しくかき出す。
- 専用のK&Nフィルタークリーナーをフィルター全体に吹きかけ10分間放置
- 低圧の水で吸気方向とは反対方向に洗い流します。(くっ付いたゴミを反対側から押し出すイメージ)
- 水浸しになりますが、自然乾燥を行う。ドライヤーやエアコンプレッサーはダメです。自分は暖かい日に丸一日放置しました。
- 完全に乾燥したら、K&Nフィルターオイルを満遍なく塗って20分間放置する。赤いオイルが浸透すると全体が均一な赤になるようだ。付けすぎに注意!

前回、純正品のエアフィルターを交換した時は、結構汚れていましたが、今回は、汚れは少なかったです。
要因は、林道の走行をほとんどせずに、一般道のツーリングが99%だったからでしょう。
埃の少ない道路を走行するのであれば、エアエレメント・フィルタの交換・清掃は、2万キロ以上走行しても問題はなさそうです。
エンジンオイル交換フィルター洗浄
エンジンオイルは、前回と同じ エーゼットAZ MEC-018 10W-40)
フィルターは、洗浄して使用するタイプ。(PCレーシング PC112 FLOオイルフィルター)

エンジンオイル交換マニュアル CRF250Rally
カウル付きオフロードバイクCRF250Rallyの毎回、めんどくせぇと思っているエンジンオイル交換のマニュアルを記しました
北海道を長距離ツーリング旅をしてきた後の整備で、毎日200〜400km走行を2週間行った結果、6200km程度走った。
排出されたエンジンオイルは、いつもと変化なしでした。
オイルフィルターを洗浄して、ほんの小さなアルミの削りカスが1個トラップされていました。
最初のオイル交換時によくみられるような、削りカスなので、今回1個見つかっても問題になるような感じではない。
4万キロ走行手前ですが、新車の時はもちろん、昨年よりもエンジンの調子はよくなってきている。
北海道を旅してきて、ほとんど渋滞のない道路を一定速度で走行するので、エンジンの回転が軽くなってきたと感じるのだ。
そう考えると、北海道の自動車もエンジンの調子の良い車が多いのではないかと、思った。