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スタッドレスタイヤ入替え

冬用タイヤ ブリジストンのブリザックREVO GZ 225/45-17 に履き替えました. 凍った道路のグリップは抜群です.
2012年の夏はたいへん暑かったので、次の冬は寒くなると考えていた。 これまで使っていたスタッドレスタイヤは新品の時から凍った路面は非常に弱かったので、新たなタイヤに交換をする予定である。 北陸に住んでいるので毎年雪道を体験するのだけれど、温暖化の影響かスタッドレスタイヤの活躍は少なくなってきている。 だけど、事故を未然に防ぐことができるのであれば少しくらい高くても性能の高いスタッドレスタイヤが良いと考えている。 今回は成り行き上ブリジストンのブリザックREVO GZ 225/45-17というタイヤを選択することになった。 タイヤサイズが一般とは違うため非常に高価な買い物であった。 ナンカンだと1/3以下で買えそうだ。 ブリザックREVO GZというタイヤはトレッドが狭いようで標準サイズのホイールでは突っ張りタイヤのような台形になってしまった。 しばらくは、おとなしい走りでタイヤの慣らし運転をする。 まあ、スタッドレスタイヤなので過激な走りは無理ではあるが。 スタッドレスタイヤに交換すると同時にオーリンズDFVのショックの硬さを前後とも10段戻しとした。 だが、タイヤが硬いように感じるので、もう少しショックを弱くしても良いかもしれない。 舗装道路を走り出してまず感じるのは、ハンドルを切る時直進から少し切る時に少しだけ重さを感じるが、切り足していくと軽くなる。 基本的にはハンドルは軽いのだが、リニアに軽いのではなく一旦重くなってから軽くなるような感覚がある。 また、タイヤのショルダーは硬い感じで今はいている夏用のTOYOのDRBよりも硬いのではないかと感じる。 その分、コーナーで横Gが高まってもダイレクトに曲がっていくように感じるのだけれども、荒れた路面では車体が小刻みに揺れてしまう。 それと、スタッドレスタイヤにしては転がり抵抗が少なく感じるので燃費にも優しいのではと考えている。 雪が降ったので実際に雪道を体験してみる。 まずは、圧雪路だが、普通のスタッドレスと大きくは違わないけれど安心して走ることができた。直進安定性は良く、ハンドルを切った時の反応も悪くない。 ただし、降雪量が少ないので大きな轍の道路は経験していない。 次に、凍った路面では、これまでのタイヤと比べると圧倒的に優れていると感じる。 制動距離が2倍くらい違うのではないかと感じられる。 普通に走行するのであれば、凍っていても何事もなかったように走れてしまう。 少しは滑る感じはあるが、充分に制御できるので安心感は抜群である。 凍った路面ではロックは厳禁と思っていたが、ブリザックはブレーキでロックさせても減速している感覚はあるので、運転が非常に楽である。 はっきり言って、恐るべしブリザック! 2月になって、積雪があるときに山のほうに写真を撮影しに行った時のインプレッションだけど、雪は新雪で積雪は10~20cmくらいだろうか。 タイヤの踏ん張りはよく、このタイヤは新雪でも充分な効きを感じさせてくれる。 また、トレッド面が狭いので、新雪でも走行抵抗は思ったよりも少なく感じるので、スピードに乗せるのも難しくない。 前のダンロップでは新雪でスピードを上げていくと車体が浮いてタイヤが空転する感覚が強かったように思う。 コンディションが異なるのではっきりとは言い切ることができないけれど。 ただ、このタイヤの苦手な路面は、シャーベット状の雪で、少し速いかなと思うスピードでコーナーに入ると、完全にアンダーステアとなることがある。 何回か試してみたけれどその傾向は再現できるので、注意が必要だ。圧雪や新雪のグリップが高いから緩んだシャーベット状の雪では相対的に滑る感覚が強いのかもしれない。 また、自分のインプレッサのセッティングによるものかもしれないので、悪しからず。 自分の場合の雪道でのアンダーの消し方は瞬間的にサイドブレーキを引いて(サイドブレーキのボタンを押したままに引いて戻す)テールを少し出すようにしている。 サイドブレーキが強すぎると、ハンドルで逆ハンドルを切らなければならなくなるので、ほどほどにすべきだけど。 だけど、大幅にスピードコントロールを間違えた場合には、サイドブレーキを引こうがハンドルを切ろうが効果はないと思ったほうがよい。 FRのアンダーステアのときは少しハンドルを切り足してからサイドブレーキを使い、カウンターをあてながらコーナーを曲がっていたが、インプレッサの場合は瞬間的なサイドブレーキでアンダーを消すことができるようだ。 インプレッサは4WDだけど、サイドブレーキを使う時はセンターデフがフリーになってフロントに影響せずにリアタイヤを瞬間的にロック気味にさせることができるので、雪道でもサイドブレーキを積極的に使った走りが可能だ。 だけど、注意が必要で、使い方を間違えると、コントロール不能になったり、クルマを壊したりする可能性があるので、おすすめはできないが。 夏前に交換したTOYO DRBのタイヤの溝を測定してみる。 新品で7mmあった溝が5ヶ月くらいで4〜6mmになった。 フロントが右5mmで左が4mmそしてリアの右が5mmで左が6mmとなり不思議な減り方になった。 この減り方を考察してみると、コーナーの進入で右コーナーが進入スピードが早く、左コーナーの脱出でアクセルを多く空けていると解釈できる。 次のタイヤ交換で前後でタイヤローテーションを行っているが、タイヤの摩耗を考えると良い組み合わせであることが判明(?)した。 雪道はインプレッサに乗ると苦痛ではなく、楽しみになる。 多少の緊張感はあるが、滑りをコントロールするのが面白い。 アクセルの強弱やハンドルの切り方でクルマの挙動は変化する。 ブレーキは冬用の靴では、微妙な感触がわからないのでABSがすぐに効いてしまう。かといって靴底の薄い冬の靴は見たことがないし・・・・・。 雪道ではABSが動作している時はグリップできていないのでハンドル操作でクルマの向きを変えることはできないと思っていたほうが良いだろう。 新雪を走行すると、晴れているときでもフロントから雪を跳ね上げてフロントガラスに吹雪状態になってしまうことがある。 前が見えなくなるので要注意! また、フロントの空気の取り入れ口が塞がってエンジンの水温計が上昇することにも注意しなければならない。 今回は狭い道の少し深い新雪走行の時に時速20~30km/h程度で3速で走行していたら水温計が94度まで上昇した。 エンジンの負荷をかけていない状態だったが、フロントグリルまで雪で覆われていたので空気がラジエーターに当らなかったようだ。 雪を取り除くと90度まで下がったのであった。
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