林道 冠山線(かんむりやません)
林道 冠山峠線は、国道417号線を福井県と岐阜県を結ぶ林道です.
冠山峠の標高は約1040mくらいあります.
福井県側から国道 417 号線を南下して林道冠山線に入る.
林道の入り口には、数年前からトンネル工事を行なっており、開通すれば、険しい峠道を越えることなく、福井県池田町から岐阜県揖斐川町に抜けることができるようになる.
相変わらず険しい冠山線であるが、道路整備等の舗装がなされ、来るたびに路面はよくなっていると感じる.
2021/11/4時点で、福井県側は北側のせいか紅葉のシーズンは過ぎているようだった.
冠峠は、平日にもかかわらず、人出は多く、峠の駐車場はいっぱいであった.
冠山の様子は、岩肌に緑色の草木があって、以前よりも険しい感じが薄れたように感じました.
冠山峠を過ぎて、しばらくすると遠くに徳山湖が見えるところがあっていい雰囲気です.
岐阜県側の紅葉は南側のせいか見頃だった.(もう1週間早いとなお良かったかな)
険しい峠道を過ぎて、林道 塚線の共用道路を抜けて、岐阜県側の国道417号線に入り、徳山ダム湖沿いの幾つもの長いトンネルを過ぎて、
藤橋城・西美濃プラネタリウムに立ち寄った.
きれいに整備されていました.
今回は、素通りです.
広域基幹林道 鳥越線
鳥越峠からの眺めを見に、林道鳥越線に行ってみました.
入り口に工事中の案内があり、滋賀県側には降りれない旨の看板がありました.
上の写真は、鳥越峠付近から見た岐阜県側の山々です.
鳥越林道は、全線、狭めの舗装路で、所々舗装の剥がれているところはありますが、よく整備のされた林道ですね.
一般車両でも、入れます.
鳥越峠には、どこにでもある石碑があります.
林道鳥越線の総延長は、岐阜県側と滋賀県側を足して22kmあまりあって、平成9年度に完成したようです.
峠からの眺めは、比較的良く、滋賀県側からは琵琶湖の一部を望めます.
同じ名称の鳥越峠(とりごえとうげ)は日本に複数あります。
鳥越峠 (石川県) – 石川県白山市にある峠。国道360号が経由
鳥越峠 (長野県) – 長野県北安曇郡小谷村にある峠。長野県道114号川尻小谷糸魚川線が経由
鳥越峠 (愛媛県・県道25号) – 愛媛県八幡浜市から同県西予市にかけての峠。愛媛県道25号八幡浜宇和線が経由
鳥越峠 (愛媛県・県道226号) – 愛媛県西予市から同県喜多郡内子町にかけての峠。愛媛県道226号串中山線が経由している。
鳥越峠 (高知県) – 高知県香美市にある峠。高知県道22号龍河洞公園線が経由している。
鳥越峠 (佐賀県) – 佐賀県嬉野市にある峠。佐賀県道41号鹿島嬉野線が経由している。
鳥越峠 (大分県) – 大分県別府市にある峠。大分県道51号別府挾間線が経由している。
wikipediaより
ここの鳥越峠の名前が、wikipediaにはありませんでした. 何故でしょう ?
鳥越峠から滋賀県側に降りて行くと、連状台と書かれた見晴らしの良い場所がありました.
天候が良くて、気持ちよかったです.
連状台からの眺めですが、遠くに琵琶湖の湖面が太陽の光で反射して、少し眩しい感じがしました.
期待していたよりも、素朴で、いい景色に出会えました.
このまま、滋賀県側に降りて行くと、工事中となりましたが、作業員の人が、親切に「通ってもいいよ」と言われましたが、元々ピストンのつもりだったので、岐阜県側に引き返しました.
八草峠 ( はっそうとうげ )旧国道303号線
旧道への分岐(岐阜県側)には、全面通行止めの看板がありました.
行けるところまで行って、 U ターンするつもりでトライする.
基本的には舗装路のようです.
荒れて落ち葉で路面が隠れているところがたくさんあったので、注意してゆっくりと進みます.
道路が半分崩れているところもあったので、細心の注意が必要です.
この道路の峠に到着しました.
峠にあった、観光案内の看板です. ( なぜこんなところに?と不思議な感じがしました )
ここが、ほんらいの八草峠 ( はっそうとうげ ) のようですね.
国道303号線は、この峠を通っていたのが、トンネルができて廃道のようになったと予想できました.
帰ってから、調べてみると、上記のように記されていました. ( 予想通りでした )
峠の少し高いところに、石像があるので、Googleマップでは、地蔵と記されていました.
昔の人は、この峠を通って岐阜県と滋賀県を、行き来していたのですね.
綺麗に草が刈られている峠の高台の上には、立派なお地蔵さまの前には花がお供えされていました.
地蔵の左手に地図上では林道らしき形跡があるも、見た限りでは草で覆われて、走行は無理そうでした.
地蔵(八草峠)から先に進んでみると、倒木があってクルマでは通れそうにないなと思いながら、トンネルの反対側(滋賀県側)に降りたが、通行止めで、わざわざチェーンがされていました.
この道路から国道303号線に出るのは無理そうだったが、途中に三叉路があったことを思い出して、後戻りしました.
後から知ったのでうすが、日の裏林道 ( 峠にあった看板には書いてあったけど記憶にはない ) から脱出を試みよう.
日の裏林道からは、国道303号線に無事出られました. ( 途中で地図で確認すれば済むことなのかもしれませんが、行ってみてから、後から地図を見て答え合わせをした方が、自分は楽しいと感じます. )
日の裏林道は、舗装された普通の林道でした.
杉本隧道からキャンプ場
狭くて薄気味悪い「杉本隧道」を通り抜ければ、ウッディパル余呉のキャンプ場までスグです.
途中の通行止めの看板がありましたが、バイクならばと考えましたが、
隧道の中を覗くと、トンネルの向こう側の明かりが見えるぞ、意外と短いなと、もしかしたら通り抜けることが可能かも
バイクで、近づいて行くと、あれまぁ
何か作業をしているぞ.
黄色のタンク車のように見える.
トンネルの壁に何かを吹き付けているのかな、仕方がないので U ターン
国道303号線から長浜市木之本町川合で県道285号線で北上してウッディパル 余呉キャンプ場へ
11月の陽が落ちるのは、早いので4時までに到着したかったが、15分程度オーバーだった.
ウッディパル 余呉キャンプ場は、フリーサイト 600円+薪 500円でした. ( 2回目の利用です )
スキー場は、斜面にあるので、テントを立てる場所は、平らなところがいい. ( 所々に、動物のフンが落ちていたので、それを避けるように気をつけて )
午後5時にはあたりは暗くなってしまいました.
寒いので、焚き火をしながらラーメンとアルファー米(買い物に行く時間がなかったのだった)と日本酒という、変な組み合わせの夕食で、きれいな星空を眺めながら、心の洗濯です. ( 肉眼ではよく見えなかった暗い星も、持ってきた単眼鏡で見れば、無限の数の星 )
気温は10度くらいだろうか、インナーダウンを着ても、ちょっと肌寒いくらい.

新型コロナウイルスの流行の間は、宿泊を控えていたので、久々のキャンプでした.
久しぶりの焚き火をして、煤 ( スス ) だらけになった道具で、自分の手や手袋、ズボンが黒く汚れてしまいました.
キャンプ初心者になった気分にです. ( 新型コロナウイルスの影響がこんな形で現れようとは、 )