リアバンパーの塗装の剥がれの原因
バンパーの塗装の剥がれた理由は、
- バンパー交換の修理の履歴がある
- 古い車の塗装である
- マイナス10℃くらいで柔らかい雪に接触
樹脂製のバンパーに直接 塗料が塗られているようなので、塗料がうまく接着していないようでした.
明らかに、塗装ミスのような感じがあります. ( 塗装の剥がれた黒いバンパーの樹脂の表面には塗料の密着を上げるためか細かな傷がありましたが. )
バンパーの塗装が剥がれてきたのは、マイナス10℃以下の出来事で、全く気づいていなかったのです.
しばらくして、徐々に剥がれてきたのだと思います.
修理をしてから 10 年くらい経過しているので、今更苦情を言うつもりもないし、
バンパー全体を塗るのは面倒なので、剥がれてきたところを中心に、目立たないように自分で塗装をしてみます.
クルマを選ぶ時の車体色は、( 自分の経験から ) 自分で塗装をするのであれば、メタリックの入っていない白が最もおすすめです.
現代のクルマの色でただの白は、営業車くらいしか設定されていない…..失礼しました.
バンパー塗装の注意点

最近は、バンパーの素材によって 接着できなかったり、塗料が剥がれてくるみたいなので、下にミッチャクロンのようなスプレーで密着力を上げてから本塗装するのが良いだろうと思います.
今回は、Holts バンパープライマーを使用します.
( 自分の経験から ) 塗料関係のスプレー缶は、Holts の製品は仕上がりが良いと個人的に感じています.
塗装の剥がれた部分の研磨

塗装面を250番程度のサンドペーパーで割れて残った塗装を剥がしていきます.
塗装が割れていくようならば、さらにサンドペーパーで塗装を剥がしていきます.
塗装面とバンパーとの境が段差なく滑らかになるようにするのがコツだと思います.
見えづらい下の方は、いい加減な仕上がりですが.
マスキング

塗料が無駄に広がらないように、新聞紙でマスキングをしました.
塗装面との境はぼかす予定なので、新聞紙にマスキングテープをくっつけないようにします.
塗装を成功させるには、下地が大切なので、しっかりと脱脂をします. ( でも、ダメでしたが )
以前から毎回使っている、シリコーンオフのスプレー缶を使って丁寧に脱脂しましたが、

脱脂して、ミッチャクロンを薄く塗ったら、ムラムラになってので、一度研磨し直して、
また、脱脂して、
次は、バンパープライマーを塗って乾燥してから、うすーく白の塗装をしてしばらく様子を見ると、薄く塗った塗料が弾いてきます.
( 本来ならば、白のプラサフを塗るつもりだったが、残っていなかったので、工程を一つ飛ばして… )
やっちまったなー!
外気温が10℃くらいしかなかったせいかとも思ったが、脱脂がうまくいっていないようです.(それともバンパープライマーがしっかりと乾いていなかったのか)
最近は、洗車やワックスがけが めんどくさいのでシリコーンオイルでボディケアをしているせいだと思うが、脱脂を十分にしないと、脱脂しきれないようですね.
念入りに、3回も、シリコンオフをスプレーして綺麗に拭き取ります.
バンパー塗装

気温が低いので、バンパープライマーを 30 分間隔で薄めに数回塗って
十分に乾燥を確認してから、
本当の塗装も薄く色を乗せて 30分待って、塗料が弾く感じがなかったので、
薄く塗って 30 分待って、を4回繰り返したところで日暮れでした.
上の写真のように、まだ、薄くバンパーの黒い樹脂が透けて見えます.(上の写真)

翌日は、朝から天候が良く、気温は 10 ℃くらいでしたが、ボディーに日差しを当てて暖かくしました.
気温が低いので、少し厚めに塗ろうとすると、垂れそうな感じだったので、10 分間隔で 3 回に分けて薄めで塗ります.
最後は、艶を出すために、ほんの少しだけ、厚塗りしました. ( 塗料が垂れないように注意しましょう )
よく見ると、塗装の境目に違和感があるのですが、コンパウンド等で磨き込んでわからなくするか、ぼかし用の缶スプレーで隠すか.
塗料が完全に乾くには、一月以上かかるようです.
数週間経ってから、塗装面の研磨をしようと思います.