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マイクロロン(Microlon) CRF250Rally

マイクロロンをCRF250Rallyに入れてみました. エンジンの吹け上がりが良くなって燃費も多少向上しました. Good!

マイクロロンについて

マイクロロンはオイルに添加して摩擦低減する金属表面処理剤です。

注意事項は、オイル性能に摩擦低減する作用はないので、オイルに入れてからしばらくは金属表面を処理するための運転が必要なことです。

ドクターSUDAはマイクロロンの国内二輪総発売元です。(昔、雑誌で見た理論派のドクターSUDAさんですね。信用できますね!)

本来ならば、こちらから購入して、2輪用の使用方法を確認するのが良いと思います。
私はアマゾンで買ったので、並行輸入物と思われます。
適当に入れて、様子を見る予定です。

マイクロロンを入れてみました

CRF250Rallyのエンジンノイズや回転の感じ、ミッションのタッチなど、不満はあまりなかったのだが自分のクルマで使ったマイクロロンが100mLくらい余ったので、このバイクに使ってみることにした。(クルマでの使用はこちらから

自分の使用方法は、勝手に実験をしてみるだけなので、参考になさらないようにお願いします。

走行距離は4,810kmで慣らしが済んで、調子が上がってくるところだろうと感じる距離である。
少し前に、オイル交換をしております。

マイクロロンの量

マイクロロンの缶からプラスティック容器に100mL入れたところだ。
マイクロロンの液体が皮膚につくのを防ぐためにニトリルゴムの手袋をして作業をします。

マイクロロンを注入方法

バイクのエンジンを始動してアイドリングを充分行って暖機運転を10分間程度行いました。
クルマの場合はエンジンをアイドリングしながらオイルのレベルゲージ孔から注入できたけれど、バイクの場合はオイルの注入口から入れるので、一旦エンジンを停止してから、マイクロロンの液体を入れました。
エンジンオイルによく混ざるように、途中で一旦オイルキャップをしてアイドリングを数分間して、注入してと3回に分けて入れてみた。
どうせ、オイルに混ざるので、そこまで神経質になることもないだろうと思うが、気分の問題です。
徐々に、オイル内のマイクロロンの濃度を上げていくイメージです。

入れ終わったら、オイルのキャップをしっかりと閉めて、アイドリングをしながら、走行の準備をします。

マイクロロンを入れ終わってから、すぐに30kmを走行するように書いてあります。

さらに、注意して欲しいのがエンジンの負荷を上げないように走行するように書かれています。
それは、エンジン内部の汚れを落とすための成分が働くので、オイルの粘度が下がってしまうために、負荷をかけるとエンジンを痛めてしまう可能性があるからだと書かれていました。
ある程度時間が経過すると洗浄成分が蒸発してマイクロロンのコーティングが始まるそうです。
そのための30kmと考えるけれど、実際には不明です。
300km走行するまでは、高回転は封印してくださいと書かれています。
次のエンジンオイル交換は1,600km以降に行うように、だそうです。

30Kmの旅に出ました。

今回は、エンジンの回転数を5,000回転を上限に、アクセル操作も比較的ゆっくりに操作しました。
ラリーの5,000回転縛りは、クルマを十分に引き離すほどのパフォーマンスはありません。
そこで、交通量の少ない、山道を選択しましたが、写真のようにが、途中、道路に雪が積もってきました。
バイクでは転倒の危険性が高まりますので、Uターンです。
適当に、30km走行しました。
エンジンの印象は、まず、マイクロロンを入れてすぐは、シフトチェンジが硬く感じました。
エンジンが冷えている時でも、CRF250Rallyのシフトをスムーズに感じるので、オイルの粘度が下がった証拠だったのかもしれません。
ただ、エンジンが軽く回ったり、ノイズが少なくなった印象は少なく、オイルが劣化したかなといった印象でした。
クルマの時のような、スムーズなエンジンの回転は感じられませんでした。
反対に言えば、CRF250Rallyのエンジンは、元々スムーズに回転していたので、変化が少なかったと感じたのかもしれません。

マイクロロンの缶を振るのを忘れていた。

もう一度説明書を見直すと、「マイクロロンの缶をよく振って」を忘れていました。
洗浄液のみを入れたことになってしまったのかもしれません。
今度は残り少ないマイクロロンの缶をよく振って、30mL程度を注入して、またもや30kmの旅に出かけました。
今度はいい感じに、エンジンの回転が滑らかに感じます。
でも、ほんの少しです。
今回のミッションはここまでで、本当ならもっと距離を走った方が完璧にコーティングされると思います。
私の場合は、何事も試行錯誤が基本ですので、失敗は成功の元と考えております。
もう少し、走ってみてから、次の方法を考えてみます。

1,600km走行したら、インプレをしてみます。

次回のエンジンオイル交換は10,000kmの予定です。

このような、胡散臭いと感じている製品は、あまり信用していませんが、CRF250Rallyのエンジンが車体重量に対して、不甲斐無いので、マイクロロンの導入を決定しました。

2020/2/24
天候が良かったので、2時間程度走行してきました。
気温は9度で肌寒かったですが、太陽の光で、しのげる寒さでした。
エンジンの回転がスムーズに感じます。
アイドリングでは、元々静かなMD38なのであまり変化はわかりませんが、回転を上げて行った時のなめらかさが、これまでとは違いますね。
マイクロロンを入れてから、50kmくらいまでは6,000回転縛りをしましたが、100Km以降は7,000回転縛りとしました。
このくらいの回転域は、通常の走行で使う限界くらいの回転数なので、走行のストレスはほとんどなくなりました。
普段から、たまには、レッドゾーンギリギリまで回してやりますが、300kmくらい走行するまでは7,000回転縛りを続けようかなと考えています。
エンジンが滑らかに回るので、低回転域の走行にも変化はありました。
ノーマルでは5速で4,000回転以下では加速したくなかったのですが、パワーボックスの効果があるのだと思いますが、今の状態では、3,500回転からでもなんとか加速しても良いかなと感じています。
そして、スムーズに感じます。
フラシボー効果のせいかもしれませんが、7,000あたりの回転を続けてもストレスを感じずに走れます。
まあ、概ね良いのではないかと思っています。

マイクロロンを入れる量

説明書によれば、マイクロロン はエンジンオイルの量に対して8%を注入するので、バイクに使うのであれば8oz(236ml)の缶で充分だと思います。
エンジンオイルの量が3リッターで8%注入ならば240mlを使用することになります。
CRF250Rallyのオイル量は1.8Lくらいなので説明書通りのマイクロロン の量は144mlということになりますね。(オイル交換時1.4L、フィルターも交換時1.5L)

液量オンスとミリリットルの換算は

  • 1 oz = 29.574 ml
  • 16oz = 473.176 ml ( about max oil 5.9 L )
  • 8 oz = 236.588 ml ( about max oil 2.9 L)

2020年11月追記
走行距離が10,000kmを超えたのでオイル交換を行いました。
マイクロロンの効果は持続しているようで、エンジンは滑らかに回転しています。
シフトチェンジもスムーズにできるし、エンジンの回転の上昇も悪くありません。
エンジンオイルのおかげかもしれませんが、フリクションの少ない感じがあって、とても調子は良好です。

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